ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

「続けてみます」 著者:ファン・ジョンウン 訳:オ・ヨンア

2022-03-13 16:28:50 | 
怖くない?とソラが聞きます。子どもを産んで、親として影響を与えてその子が何かになって成長していくのを、残りの人生かけて見守らなくちゃならないってこと・・・・
心配し続けなくちゃならない何かを作ってしまったってこと・・・怖くない?と言います。

ソラから尋ねられているのは、姉のナナ。姉妹は幼い頃に父を工場の事故でなくし母親と半地下の家で暮らしてきた。母は人生に何の意味も見いだせず、否定的な言葉しか口にしない。二人はそんな負の世界で母に寄り添いながら生きている。同じ半地下に住む少年ナギとの共同生活の中で、置かれた環境に絶望し時に反発しあいながらも、希望を探して生きていこうと成長していく3人の若者の姿が描かれている。
コメント

生殺与奪。

2022-03-13 15:25:33 | 家族
公私ともに多忙の次女に代わって一日おきにホップ君を動物病院に連れて行く。
正直しんどい時もあるけれど、しっかり健康管理をしなければ、また苦しい目に合わせてしまう。
そこはニンゲンの責任なので頑張るほかない。



ホップ君の退院と入れ替わりに入院した茶トラ猫君は、まだ入院中だった。
その子の腎不全は重症で、血管が細いためなかなか輸液が入らないそうだ。


私の仕事は高齢者の暮らしに伴走する仕事なので、病によっては苦しい治療で延命を図るより、QOLを大切にしたほうがよいのではと考えることがしばしばある。
今回のホップ君のような膀胱結石や腎臓障害がどれだけ苦しいか、透析患者も多く受け持っているからよくわかる。
動物も人間も苦しみは同じだ。


今日、動物病院の先生から、簡単に安楽死を申し出る飼い主が多いと聞いた。
動物が苦しむ様は見ているのも辛いし、介護の負担やお金のことなどやむを得ない理由もある。
でも、その犬や猫は、可愛らしく元気な時に沢山の思い出を作ってくれた家族なのだ。


でも、家族でありながら、結局動物は私たちと対等ではない。
彼らの命を握っているのは、人間だ。
その恐ろしい事実を忘れないで向き合おう。


コメント

今週の名言

2022-03-07 08:57:57 | ことば


先を見すぎてはいけない。運命の糸は一度に一本しかつかめないのだ。
—ウィンストン・チャーチル―
コメント (2)

いつも新鮮に。

2022-03-06 22:32:44 | 暮らし
最近買って良かったと思うもの。
ニトりの保存容器。
二つに分けて保存することが出来るし、水洗いして下の穴から水がぬける。
清潔で保存状態も良くなるので、とても助かっている。


コメント

動物と暮らすということ。

2022-03-06 18:02:54 | 家族
次女宅のホップ君。
オシッコの出が悪いうえに血も混ざっていて、慌てて受診したところ緊急入院になった。
膀胱にカテーテルを挿入して、点滴を入れながら尿を流す方法で幾分落ちついたので、1週間の入院後は一日置きの点滴に通うことに。
尿にガラスのフレークみたいな小さな石が沢山あってそれが詰まりの原因。
石はまだだいぶ残っていて、血尿もあるけれどいったん退院して様子をみることになった。
今後は専用のフードだけを食べさせるようにと、先生。


退院後は一日おきに点滴に通い、フードも教えられたものしか与えていないけれど、なんだかまた入院直前に戻っているような悪い予感。
先生に尋ねると、ホップ君はエイズももっているため完治は難しいとのこと。
入れ替わりに、よく似た猫が入院していた。
なるべく点滴に連れてきてと言っていたけれど、飼い主さんも忙しくそのままになっていたため、結局症状が悪化して入退院をくり返すことになってしまったと、先生。
しっかり健康観察をして世話出来るのは、せいぜい3匹ですよ、という先生の言葉、やはり納得できるな。
保険のない動物が病気をすれば費用も相当かかる。それが何匹もになったら、果たして支払っていけるのか。
仕事で日中不在にするので、十分健康観察をしてあげられる時間もない。
コロナ禍で一時期ペットブームだったけれど、結局飼いきれず捨てられてしまう動物たちが後を絶たない話もよく聞く。
多頭崩壊の犬や猫たちの日頃の健康管理はどうなっていただろう。
戦火に追われ、避難せざるを得ないウクライナの人々に飼われていた動物たちは?



動物と暮らすということは、命を預かるということ。
動物はいつも元気で人間を癒してくれる存在というわけではない。
受け入れた以上、お金や自分の時間を分かち合わなければいけないということ。
その責任を負う覚悟が必要なのだと、あらためて自分に言い聞かせる。


コメント