さて、Dr.Yさんの動画が
万が一BANされたときに備えて、私、文字起こししてブログにアップさせていただきます。
この、動画⑥は大変重要だと思っております。
この動画をいつ自分のブログにアップしようか考えておりました。
そろそろかなと感じましたので、本日2020/7/30、アップいたします。
動画自体は2020/04/19 に配信してくださったものです。
先生の論文は「漢方の臨床」に掲載予定でしたが、
変更になり、「漢方と最新治療」vol.29 No.2 2020.5 p.131-136に掲載されています。
先生のYouTubeチャンネルのコミュニティに論文の画像を掲載してくださっています。
⑥新型コロナウイルス:荊芥連翹湯の臨床試験要望書「製薬会社への公開質問状」
以下、動画文字起こし****************************
こんにちは。Dr.Yです。日本での新型コロナウイルス感染者、1万人を突破してしまいました。私の病院では大手漢方薬のメーカーさんが入っておりまして、年に二回くらい立ち話をいたします。ここ半年くらいお会いしておりません。新型コロナウイルスが武漢で発生して以来、漢方の製薬会社とは一度もお会いしておりません。
1月の末に動画を配信し、いつか気付いてくれるだろうと思って、たずねてくれるのを心待ちにしていました。どこの病院で漢方薬がたくさん出ているのか?統計的にすぐに製薬会社はわかりますので、Dr.Yが誰かということはすぐわかったと思いますが、先生いつもうちの薬を使っていただいてありがとうございます。なにか研究にお役に立てることがあればご協力いたしますと、おっしゃってくれるのをお待ちしておりましたけれども一向に来ません。
今回、荊芥連翹湯の院内感染に対する予防効果ということで、論文を発表しました。それでひとつのエビデンスが証明できたものですから製薬会社のほうに電話をしました。これであなたたちも検証がしやすくなるから、どうぞ一緒に大規模臨床試験を実施しませんか?そして薬の効能書に、新型コロナウイルスというように書かれるように、みんなで協力してきませんかというお話をしましたところが、荊芥連翹湯の効果効能書に、新型コロナウイルスは記載してございません。今度説明にうかがいますという、びっくりする返答をいただきました。そのようないい加減な返事をされると、Dr.Yとしても非常に心外でございまして、このたび大手漢方薬メーカーに対して、公開の質問状をお送りすることにしました。
4月20日月曜日に千葉営業所の職員がこちらに来られるので、そのときに手渡す予定です。
これからその質問状をお読みします。Dr.Yの話を聞いているのが時間がないという方は、動画の説明欄に全文を記載しておきますのでどうぞご覧くださいませ。
公開質問状
株式会社 ツ○○ 代表取締役社長 ○○ ○○ 殿
2020年4月18日、ついに日本国内での新型コロナウイルス感染者数が1万人を超えました。現在我が国において、新型コロナウイルスの予防・治療として一番使用されている薬剤は「荊芥連翹湯」です。既に数万人の方々が予防投与として服用されています。症状から軽度の新型コロナウイルス感染を疑い病院を受診してもPCR検査を受けさせてもらえず、荊芥連翹湯を服用して数日で症状が改善したなどの報告もあります。
今回、「新型コロナウイルス院内感染に対しての荊芥連翹湯の予防効果」に関して科学的な検証を行い、既に「漢方の臨床」に論文として提出し受理されました。5月には皆様が閲覧できるようになると思います。今は医療従事者の間で院内感染予防薬として荊芥連翹湯は口コミで広がりつつあり、多くの医療機関に広まっています。 政府より緊急事態宣言が出され、戦後最大の危機的な状況に私たちは置かれています。そのような状況の中で、有効性が確認された治療薬は無く、感染者の隔離と行動制限のみで対応しています。効果が期待できる薬剤の治験が政府主導で開始されていますが、残念ながらその中に荊芥連翹湯の名前は挙っておりません。「漢方薬が新型コロナウイルスに効くはずがない」という思い込みを持っている人が多いのが現実です。エビデンスの無いことを言って叩かれることを恐れ、多くの漢方医と漢方製薬会社は、保身に走り沈黙を守り続けています。
私は2020年1月31日に動画を通して緊急事態宣言をし、日本の危機的状態を予期して荊芥連翹湯の普及を呼びかけました。そして、一般臨床医である私の所にCOVID-19感染者が来て荊芥連翹湯の有効性を実証する頃には、日本は大変な状況になっていることが予測されるので、それまでに皆さんで荊芥連翹湯の有効性を検証して頂きたいと呼びかけました。そしてその状態が今、現実と化しているのです。 中国では民間薬としてのみでなく、高度の医療機関に於いても、西洋医学と東洋医学の併用により病期短縮などの効果が報告されています。
日本国内でも、漢方薬に効果が期待できるので、検証すべきであるという意見が、3月末より散見されるようになりました。
2020年3月19日/日本感染症学会HP【特別寄稿】COVID-19感染症に対する漢方治療の考え方(金沢大学附属病院漢方医学科:小川恵子)
2020年4月18日発行/日本医事新報【緊急寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割(渡辺賢治ほか)
貴社のMRが来院した際に共同研究を持ち掛けようと思い心待ちにしておりましたが、来院しないのでHP確認しましたら、新型コロナウイルス対策で自宅待機をしているとのことでした。
半年ぶりに貴社のMRと電話で話をしましたところ、「荊芥連翹湯は新型コロナウイルス感染症に対しては適応外ですので、後日文献を持って説明に伺います」という耳を疑うような返答でした。
1世紀以上も前のスペイン風邪の時には、漢方医が自らの命を顧みず多くの人々を救うために奔走しました。漢方薬を扱う商人も伴に必死で協力してくれました。それに引き換え現在の漢方製薬会社は、漢方に抗ウイルス効果が期待できることを知りながら、見て見ぬ振りをしてだんまりを決め込んでいます。
多くの医療従事者は自らの感染のリスクを顧みず献身的に医療を実施し、自らが感染しないか?そして愛する家族にうつさないか?不安な毎日を送っています。救急隊員も、警察官も、介護者もそんな不安を抱えて仕事をしています。新型コロナウイルスに感染し自宅待機を指示された患者さんの家族の気持ちを思うと、私は胸が張り裂けるほど苦しくなります。私たち医療従事者には自宅待機は許されないのです。日本を守るために必死で戦っているのです。その姿を見て見ない振りをして自宅待機している漢方製薬会社に対して、私はやるせない気持ちで一杯です。
今は緊急事態です、戦後最大の国難です。多くの人が亡くなり、多くの人が職を失っています。可能性のあることは、皆で力を合わせて勇気を出してやってみる。そういう事態にもかかわらず、漢方の製薬会社の人たちは、給料も保証され、火の粉の飛んでこない安全な所でじっと身を潜めている。あなたたちは東洋医学の神髄である博愛の精神を学ばずに、先人たちが創り上げた漢方薬の宣伝をしているのですか?苦しんでいる人たちに寄り添う気持ちなど微塵もないのでしょうか?私は自分の立場も捨てて、多くの人たちの幸せを願って命がけで活動しています。どうしてあなたたちは、私と同じ気持ちに立って、今の日本を良くするために立ち上がらないのですか? エビデンスが確立していないことを公然と口にすることは誰でもはばかられます。でも漢方薬は様々な感染症から人類を救ってきたという、歴史的な事実があります。そして西洋薬のような未知の重大な副作用を心配する必要もないのです。ですから、漢方薬の臨床試験は他の西洋薬の製薬会社のよりも遥かに簡単なはずです。
荊芥連翹湯をお勧めして3月上旬には貴社から私のYouTube動画へのアクセスを数百件確認しております。私の所にいつ来てくださるのか心待ちにしておりましたが、梨のつぶてでした。科学的エビデンスが得られていない時に行動するのはリスクが高いというお考えは納得できますのでそのまま様子を見ておりました。貴社の創設者が現在ご存命であれば2月の上旬には私の元に走ってきて、「何かお役に立てることはありませんでしょうか?」そう仰ってくださると思います。
私の病院のスタッフはほぼ全員、荊芥連翹湯を予防的に服用しています。無症状であった患者さんが入院し、入院直後に新型コロナウイルス肺炎と診断されることは稀ではありません。予期せぬ発症でスタッフに濃厚接触者がいても、今のところ院内感染はゼロです。ここまでエビデンスを準備して貴社に大規模臨床試験の実施をお願いし、荊芥連翹湯が新型コロナウイルス感染症の予防薬・治療薬として認可されるよう、ご尽力いただきたくお願いしているのです。
緊急事態です、日本の多くの国民が苦しみ不安の中で生活しています。貴社が勇気を持って立ち上がるのか?それとも、今までのように知らんぷりを通すのか?社会が貴社の姿勢を見守っています。是非とも、荊芥連翹湯の新型コロナウイルス感染症に対する予防効果・治療効果に関して、早急に大規模臨床試験を開始して頂きますようお願いします。
多くの人々の要望に応えて大規模臨床試験を実施し、荊芥連翹湯の適応症に「新型コロナウイルス感染症の予防・治療」を加えるように尽力していただけるのか?
それとも、このまま知らんぷりをし続けるのか? 貴社の今後の姿勢についてお伺いし、公開質問状とさせていただきます。
貴社の経営理念である 「自然と健康を科学する」 貴社の企業使命である 「漢方医学と西洋医学の融合により、世界で類のない最高の医療提供に貢献します」 これに恥じないようなお返事をお待ちしております。
2020年4月18日 Dr.Y
*動画5:02字幕訂正:「本日5月28日」⇨「本日5月18日」
このような文面を4月20日にお渡しする予定です。また結果に関しては、後日ご紹介したいと思っております。
Dr.Yでした。