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2019年の7月に予定されている参議院選挙の前にどこからともなく出て来た国民年金2000万円不足の問題。
どうやら情報の出元は厚生労働省らしいのですが、そこから金融庁に回り公表された年金2000万円不足の内容
には「やはり」と言った感想を抱く人が多かった。これはあくまでも現段階の話でこれから団塊の世代が後期
高齢者になり今よりも更に大きく年金依存になれば、必然的に不足分も更に大きくなると予想される。
傷の浅い早期の段階で国民に知らしめていた方が対策として良いとの判断だったのかもしれない。しかし麻生
財務大臣は正式な報告として受け取らなかった、この対応は年金問題に対して責任を放棄し面前逃避をしたも
同然だった。それと同時に安倍政権の終わりと自身の残りの政治生命も意識したのかもしれない。
こうした窮地に追い込まれると安倍政権のやり方としては野党との相対性理論を利用して誤魔化す事を常として
来たが、今回もやはり野党を引き合いに出して問題をすり替えエスケープコートにする手段のようである。
野党も野党でこうした与党安倍政権の自民党と比較されて卑下される事を許してきた。どんぐりの背比べばかりで
責任転嫁ばかりしていては成長が無いのは良く解っている。 野党が仕事をしないとは与党が野党へ問題や疑惑を
一方的に放り投げる戦術が功を奏したように見えて実は答えの出ない自民党が手をこまねいて何も出来ていない事
を野党は充分に理解しているようだ。仕事せずに何もリアクションをしない野党を前にアウフヘーベンで昇華出来
ない与党の国会対策が無駄な丁々発止で終わるのを待てばそれだけで良い。ロシア民話で悪魔の誘惑に耳を貸さない
イワンが最後は成功したように政権を持とうともしない愚直な野党が成功を収める時が着々と近づいている様に思う。
つまりは憲法改定を阻止すべく共産党が2019年の参議院選挙で議席を増やすことになるかもしれない。
今回の国民年金が破たんに近いことを理由に与党安倍政権を強く叩かない野党。どちらかと言えば不味い対応をした
麻生太郎を叩く方に民意は動いているだけで十分な感じがする。野党は年金問題を参議選挙の争点とした場合に将来
的な年金の破綻は不可避である現状を知っているからこそ問題を争点にせず、触らぬ神に祟り無しの状態を保っている。
どちらかと言えば、全く答えの出ない年金問題で野党と参院選を戦いたい自民党が餌に喰らい付かないのでイライラを
募らせている。年金問題を争点にしたら選挙戦で有利だと言わんばかりのやり用。挙句の果てには不足分が3000万円に
膨れ上がって再度金融庁から発表された。4000万円不足と出たら流石に野党でも年金問題を参議院選挙の争点にせざる
負えないかもしれないが、ここまで麻生太郎を安倍政権の財務担当大臣に縄で括り付けていた甲斐があったようだ。あ
のふてぶてしい態度が安倍政権にあるだけで野党が参議選挙で国民年金を争点にするよりもアドバンテージになる。
2019年の7月に予定されている参議院選挙の前にどこからともなく出て来た国民年金2000万円不足の問題。
どうやら情報の出元は厚生労働省らしいのですが、そこから金融庁に回り公表された年金2000万円不足の内容
には「やはり」と言った感想を抱く人が多かった。これはあくまでも現段階の話でこれから団塊の世代が後期
高齢者になり今よりも更に大きく年金依存になれば、必然的に不足分も更に大きくなると予想される。
傷の浅い早期の段階で国民に知らしめていた方が対策として良いとの判断だったのかもしれない。しかし麻生
財務大臣は正式な報告として受け取らなかった、この対応は年金問題に対して責任を放棄し面前逃避をしたも
同然だった。それと同時に安倍政権の終わりと自身の残りの政治生命も意識したのかもしれない。
こうした窮地に追い込まれると安倍政権のやり方としては野党との相対性理論を利用して誤魔化す事を常として
来たが、今回もやはり野党を引き合いに出して問題をすり替えエスケープコートにする手段のようである。
野党も野党でこうした与党安倍政権の自民党と比較されて卑下される事を許してきた。どんぐりの背比べばかりで
責任転嫁ばかりしていては成長が無いのは良く解っている。 野党が仕事をしないとは与党が野党へ問題や疑惑を
一方的に放り投げる戦術が功を奏したように見えて実は答えの出ない自民党が手をこまねいて何も出来ていない事
を野党は充分に理解しているようだ。仕事せずに何もリアクションをしない野党を前にアウフヘーベンで昇華出来
ない与党の国会対策が無駄な丁々発止で終わるのを待てばそれだけで良い。ロシア民話で悪魔の誘惑に耳を貸さない
イワンが最後は成功したように政権を持とうともしない愚直な野党が成功を収める時が着々と近づいている様に思う。
つまりは憲法改定を阻止すべく共産党が2019年の参議院選挙で議席を増やすことになるかもしれない。
今回の国民年金が破たんに近いことを理由に与党安倍政権を強く叩かない野党。どちらかと言えば不味い対応をした
麻生太郎を叩く方に民意は動いているだけで十分な感じがする。野党は年金問題を参議選挙の争点とした場合に将来
的な年金の破綻は不可避である現状を知っているからこそ問題を争点にせず、触らぬ神に祟り無しの状態を保っている。
どちらかと言えば、全く答えの出ない年金問題で野党と参院選を戦いたい自民党が餌に喰らい付かないのでイライラを
募らせている。年金問題を争点にしたら選挙戦で有利だと言わんばかりのやり用。挙句の果てには不足分が3000万円に
膨れ上がって再度金融庁から発表された。4000万円不足と出たら流石に野党でも年金問題を参議院選挙の争点にせざる
負えないかもしれないが、ここまで麻生太郎を安倍政権の財務担当大臣に縄で括り付けていた甲斐があったようだ。あ
のふてぶてしい態度が安倍政権にあるだけで野党が参議選挙で国民年金を争点にするよりもアドバンテージになる。