思い返せば、今から４年前の2016年の東京都知事選で政治には全く興味も関連性も無いと思われていたタ
レントの石田純一氏は条件さえ整えばと前置きありで都知事選出馬に意欲を見せていたが結局は推薦が得
られずに出馬を断念をした。 野党統一候補にはジャーナリストの鳥越俊太郎が選ばれるのだが、 自
民党を造反に近い形で離れ無所属となり立候補した小池百合子に敗れてしまう。 自民党も増田寛也候補
を推すも小池百合子には歯が立たなかった。 内ゲバあり、タレント候補ありの中々面白い選挙戦だった。
残念ながら出馬さえも適わなかったタレントの石田純一ですが、 当時私は彼をある意味で長年に渡り芸
能界で生きて来た天才と評価した。 芸能界ではAKB48総選挙などの選挙ネタや政治ネタが芸の肥やしにな
り、知名度を上げる事を知っていたのか石田純一の後腐れの無い軽いフットワークでの都知事選立候補劇は
なかなかの面白さがあった。 若者からの知名度も格段に上り、平成の世に石田純一ありを知らしめた。
あれから4年後の2020年、石田純一は世間がコロナ感染症による自粛ムードの中でも呑気にゴルフを楽しみ、
その後食事を共にした女性からはコロナ感染症をうつされた事が沖縄滞在中に発覚した。 TVで話題になる
のは４年前に都知事選で選挙で勝った小池百合子のコロナ禍に対する敏腕振りではなく、 行動を検索され
酸素吸入器を装着してベッドで療養する石田純一だった。 やっぱりこの人はある意味で天才だな。 そし
て退院おめでとうございます。今後はコロナで苦しんだ分伸び白があると思うので頑張ってください。
