コロナ禍が起きてから約1年半の時が流れたと言って良いでしょう。 2019年11月頃に中国の武漢から
始まった世界的な感染症のパンデミックは一年延期をした東京五輪の開催を来月に控えた日本でも猛威を
振るい未だに病理の根絶する方向にはありません。 そこで2021年6月3日までの日本国内の新型コロナウ
ィルス感染症による人々の“感染率”と“死亡率”を感染拡大を起している4地域北海道、東京都、大阪府、
沖縄県をピックアップして算出してみました。 つまりは自主的な研究になります。少しでも何かコロナ
禍の為に役に立てばと思えばこそです。
≪新型コロナウィルス感染者の死亡率≫ ※コロナ感染者のみを対象とした統計。
感染者数 死亡者数 死亡率
全国 755239人 13385人 約1.77%
北海道 38830人 1156人 約2.97% ワースト1位
東京都 162421人 2091人 約1.28%
大阪府 100357人 2382人 約2.37%
沖縄県 17808人 153人 約0.85%
北海道で死亡率が脅威の2.9%以上の数字が出ました。 コロナに感染すると約3%近くの人が死に
至ってしまう結果が予想される恐ろしい病理になります。 次に大阪府の2.3%です。 各メディア
で医療崩壊が叫ばれる大阪府だけあってコロナ感染者に対する十分な医療体制が整っていないのでし
ょうか、一時は注目された大阪独自の感染拡大防止策が全く役立たない心配になるレベルです。
東京都は1.28%台で全国平均の1.77%よりも死亡率が大分低く抑えられています。 首都圏の医療
体制の充実が反映されているのか、もしくはPCR検査に何らかの工作が人為的に働いて陽性者(感染者)
を実際よりも多く見積もっているので死亡率についてはその分低くなってしまうのでしょうか勘繰りた
くなります。
10万人当たりの感染者数では全国1位を記録したこともある観光地沖縄県ですが、死亡率は0.85%と全
国的に観ても死亡率に関しては特に低く北海道の3分の1、全国平均の1.77%の半分以下の死亡率です。
こちらの方も東京都のPCR検査と同様に陽性反応が水増しされているようで、何らかの疑念が持たれます。
感染者の中心が飲み歩く若者だからでは済まない、地域別の統計結果の不自然な差異が今後は見ている
人にどのような印象を与えるかは定かではありません。 新型コロナウィルス感染症の脅威は本物でも
PCR検査の結果内容に関しては悪質な情報操作があるのかもしれません。
次にテレビやニュースなどではあまり見かけない、地域別の人口比によるコロナの死亡率です。
日本国民が1億2548万人です。 統計局による人口を基に4つの地域を調べてみました。
≪人口比によるコロナ感染症の死亡率≫ ※各地域の人口比によるコロナ感染者の死亡率。
人口比のコロナ感染率 人口比のコロナの死亡率
全国 0.60% 0.010%
北海道 0.74% 0.022%
東京都 1.16% 0.014%
大阪府 1.13% 0.027% ワースト1位
沖縄県 1.22% 0.010%
感染者もそうでは無い健康な人も全部含めた人口比によるコロナ感染症で死亡する人は全国で
0.010%になり人口約1万人に1人の計算になります。 北海道ではその倍に当たる人口比で
0.022%の人がコロナで亡くなります。 しかし北海道のコロナ感染者が死に至る確率は全国
ワースト1位でしたが、人口比で計算すると大阪府の方が死亡率がワースト1位になりました。
東京都の人口比による死亡率は全国平均0.010%よりも若干高い0.014%でした。
感染者の死亡率が全国平均の1.77%より低い1.28%でしたが、人口比での死亡率は平均よりも高い
チグハグな結果が出ています。 東京都も沖縄県と同様に繁華街で飲み歩く若い人が感染するケース
が多いからでしょうか、 それならばコロナ感染者の死亡率の低さは感染者の若さで説明が着くが人
口比によるコロナ感染死亡率の高さは説明がつきません。 そもそも東京都は高齢化で若年層は少な
いはずです。 兎にも角にも一言では説明の着かない東京都の感染状況と死亡の因果関係です。
人口比感染率が全国平均0.60%の約2倍に当たる1.22%の沖縄県の人口比死亡率は全国平均とほゞ同
等の0.010%でした。 これは非常に興味深い数字になりました。 コロナ感染者の死亡率は全国平
均よりも大幅に低い沖縄県の人口比から割り出されるコロナ死亡率は全国平均と同等でした。
つまりは結論から言えば、PCR検査による陽性者数を人為的に2倍にしたらば、このような死亡率と
感染率の関連性は証明できてしまうのです。 (※個人的な見解です。)
人口比によるコロナの感染率を算出してみると意外な事が解った。 感染拡大しているイメージの
強い北海道の感染率は全国平均よりも少し高い程度で決して感染拡大を起してはいない事。
しかし人口比でもコロナ感染者だけの統計でも条件に由らずコロナの死亡率が全国平均の2倍以上も
あり、ネックになっている。
東京都の感染率は全国平均の2倍弱ですが、死亡率に関しては1.4倍程に抑えられてました。大阪府
は人口比によるコロナ死亡率が4つの地域の中で最も悪い全国ワースト1位で、感染率もそこそこ高い
率を出してました。 つまりはコロナ感染症に罹り易く死に至るケースも多い。実は最悪の結果が出て
いるのは独自の防止策を実施した吉村大阪府のような印象が強まりました。
沖縄県の人口比によるコロナ死亡率は0.010%で全国平均と同等ですが、 コロナ感染者のみの死亡率は
0.85%で全国平均の半分になる。また人口比による感染率は全国平均の2倍になる。 つまりは沖縄県の
コロナ感染症のデータはPCR検査の陽性者の数値を2倍にしたと理解したらば、公表されている感染と死亡
の因果関係が人口比でも感染者だけのデータでも理路整然と成り立つことが解る。
※参照
・NHKの特設サイト 新型コロナウイルス
・統計局ホームページ