立候補者数56人、投票率60.62%の東京都知事選2024は現職の
小池百合子が291万票以上を獲得して見事3選目を果たしました。
七夕の7月7日に星の数ほどの候補者が乱立する選挙戦は初めから
終わりまで、選挙戦の主役となるべき現職の小池百合子の存在感
が現れないまま当選が確実となり、選挙結果が出た後も小池氏に
注目が集まる事は無かった。
候補者の面々に新しい東京都の変化を期待はするが本題の都政自
体には興味を持っていないようでした。 兎にも角にもこれまで
に無い新しい顔の人に政治をさせたいのは良く解った。
小池都知事の公約とかこれまでの総括とかはコロナ禍や東京五輪
を考えれば悪い答えが出て来るのは決まっているので小池都知事
は敢てリングに上がらず相手にもせず争点もなく最初から結果が
解り切ったような選挙でした。 四球で出塁したようなものだ。
おそらくこれからも東京都の政治は小池都知事と共に衰退の道を
進んで行くのだろうが、東京都以外の首都圏の地域からはそれで
良いと考えているのだろう。 東京ってなんとなくそんな場所に
なってしまったんだな。