2月26日北海道の鈴木直道知事は国に先駆けて地方自治の立場から新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐ為
に道内の全公立小中学校について2月27日から3月4日まで臨時休校にするように要請をして注目を浴びた。
更には3月5日に三重県の鈴木敬三知事は不要不急の海外渡航をしないように県民に呼びかけた。 2月20日に
済生会有田病院ではクルーズ船の医療活動から戻って来た30代男性看護師から新型コロナの院内感染が確認
されてから爆発的な新型コロナウイルス感染が危惧されていた和歌山県では、 国の方針とは違い症状が軽く
ても検査を行い、 濃厚接触者を中心に検査を続けた結果爆発的な感染拡大を防いでいる。 早期発見と集中
的に検査を徹底した事が功を奏した。 最初に和歌山県での院内感染を聞いた時に最悪のケースでは医療現場
の崩壊が頭を過ぎり、もぅダメかもと悲観してしまったが、よくぞ持ち耐えてくれたと思う。 今の所、新型
コロナウィルスの爆発的な国内感染を鎮圧した理由で和歌山県は陰のMVPです。 中央の政権はあまり役に立た
ず、現場を良く知る地方自治体からのコロナ鎮圧が成功するようです。 そもそも感染の仕方がケースバイケー
スですから対処法を一つにまとめようとする方が無理。
さて新型コロナウィルス感染はピンチをチャンスに変えて成功例を出した幾つかの地方自治体が注目を浴びる
中で大阪府の吉村洋文知事も次に続けとばかりに、20日からの三連休は兵庫県への不要不急の往来を自粛する
ように協力を求めた。
「アレ売名かな?」と直感で感じた。 この期に及んで吉村大阪府知事の内容のズレた唐突な発言は、軽率な
印象を与えた。 他の自治体の長の活躍を意識した “ええカッコしぃ~” は地方自治の本質を見誤った浅
はかで意味不明な提案だと違和感を持った。 “往来の自粛” は国からの提案だそうで、 発言の後に吉村知
事がツィッターに挙げた資料と照合すると 吉村大阪府知事のミスであった事が解る。
・吉村洋文大阪府知事の発言内容
「大阪ー兵庫間の往来については、この三連休の間の不要不急の往来を控えて・・・」
・吉村洋文大阪府知事がツィッターに挙げた資料の内容
「大阪府・兵庫県内外の不急不要な往来の自粛」(約2週間)
余計な事をしたのぉ~。 これは明らかな吉村府知事の言い間違いミスだ。 国からの資料と知事が言ってる事
はまるで違う別の意味になる。“ええカッコしぃ~” が災いしたのかもしれない。 国からの提案は大阪と兵庫
の人は感染が拡がっているので外出を控えてという事。 大阪も兵庫も地域的クラスターになってしまった事をも
う少し切実に自覚するべき。 最悪の場合、大阪も兵庫も新型コロナの汚染が拡大すれば隔離される可能性がある。
コロナ疲れだろうか緊張感の無い雑な話題が増えてきた。
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