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島根県に2021年東京五輪唯一のフライング判定が出る。

2021-02-24 00:52:03 | 政治

大阪府知事の吉村洋文の発言は何時も本質が無く、物事の的を得ていない時が多い。 だから饒舌に上手く話して

いるつもりでも、言葉の端々から内心がボロボロとコボレ落ちて場を汚すだけでゴシップにしかならない。

かつてのポピドンヨードがコロナに効くなどが良い例だと思う。


島根県の丸山知事が聖火リレーの中止検討を表明した後に島根選出の国会議員の竹下亘衆議から「(島根の丸山)知

事の発言は不用意だ。注意しようと思っている。」と発言した。 これに異議を唱えた吉村知事は島根の丸山知事

の意見に賛同して竹下亘衆議の意見には「違う。」とハッキリ否定をした。 竹下衆議の対応はパワーハラスメント

のように映ったのだろう。しかしそれでは単純過ぎないだろうか。



私個人の意見としては五輪の聖火は多くの人の想いをリレーで繋ぎ開会式場の新国立競技場に届けられるもので、島

根県だけで聖火リレーの賛否が決められるものでは無いと思う。 例え2021年の東京五輪が中止か延期になって結局

は聖火リレーが無くなったとしても島根県知事の発言は少し時期早々で、モチベーションが下がり五輪への足並みが

揃わなくなる。 ましてや森喜朗元組織委員会会長の女性軽視発言の影響でボランティアの辞退が500人に上り、五輪

聖火リレー選手を辞退するタレントも出てきている中で突如として島根県の丸山知事の聖火リレー中止の検討は悪い

意味で全国的に注目を集めてしまった。



また吉村知事はコロナ禍で地域経済が疲弊している事や東京や全国から人が来ない事を加えて聖火リレーの中止が止む

無しの厳しい状況もあるとする意見だった。 しかし敢て言わせてもらえれば、聖火リレーは東京から有名人が来てコ

ロナに苦しんでいる地域の人々を元気付ける格好のイベントではないだろうか。 苦しい中でも聖火リレーに地域経済

の活性化を期待をしても良いと思う。 地方はどこも苦しいとは言え、聖火リレーをすることがそんなに地域経済の負

担になってしまうのだろうか。 もう少し地方自治体の長として方法はあったと思う。 そして今後一番の争点となり

そうな部分としていよいよ待望のコロナワクチンの提供が医療関係者から優先的に始まり、今後の接種の予定を見てみ

ると、どうやら夏の五輪開催時期には間に合わない計算が解ってしまう。 そう無理なんだよ。 島根県知事の本音は

解らないまでも、2021年夏季東京五輪は無理だなと国民は諦め始めていて、五輪から徐々に心が離れている。 だから

フライング気味に東京五輪が中止になると想定したうえで、聖火リレーも中止にしたいのかもしれない。 経済が苦し

いのも解るが結局はそれは建前で、中止になる東京五輪に付き合わされたくないのかもしれない。

島根県知事の聖火リレー中止検討の発言は2021年東京五輪で唯一のフライング判定が出ると思われる。












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