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脱原発と反原発。

2018-01-06 22:55:14 | 政治
さて今年2018年は戌年です。そんな訳で犬も喰わない下らない話を。

3.11震災からあと数か月で7年の月日が流れたことになる。日本はこれまで原子力発電を

二酸化炭素を出さない安全クリーンで経済的な発電だと宣伝して来たが、今ではこうした考えは

過去のモノとなり、原発に対する不信感の拡がりは止まる事を知らない。そして日本だけでは

無く世界の多くの国でも3.11震災の被害を知ることで原発アレルギーが発症するようになった。

先進諸国で医療や安全性に対して多くの行動が可能なはずの日本であっても3.11原発事故の後遺

症が大きく響き、国家の存亡を左右しかねない状況を知れば知るほど原発事業には躊躇してしまう。


日本は米国から幾分譲歩されていて、これまでの原発発電によるMOX燃料の買い入れる立場から環境に

優しいスマートグリットへの移行が検討されていた、それが旧民主党時代のFIT事業による太陽光パネル

発電の推進だったのですが不評でした。しかもこのスマートグリット建前は環境への配慮を詠っていますが

やっている事はFIT事業の否定と原発を現状での必要悪として稼働を認めてしまっていて事実上の自民党の

無責任な原発推進を容認する矛盾する形となっている。ましてや3.11震災後のMOX燃料の値上がりをして

いる中で脱原発派が唱えるレートベース方式による発電事業の合理性を求める主張など聞く価値も無い。

つまり日本の“脱原発派”は実質的な原発推進派の隠れ蓑だ。遠い将来に原発の責任を転嫁する為のモノ。

此れが非常に良くない。国益に大きく反する。日本国内でこのような行為が出来る所は限られている。



自民党の原発推進派にとっては余程“反原発派”が嫌いだったのか原発推進派のした事と言えば、相手の

足を引っ張るように反原発派の内部に悪質分子を含ませイメージの悪化を狙い空中分解させる事と、分裂

させる為“反原発”と“脱原発”で思想の二分化を無理に推し進めることでした。自民党も地に落ちたようだ。

原発推進派は“脱原発”の看板を悪用したことになる。

実際にドイツでの“脱原発派のスローガン”は原発発電の稼働ルールや施設の耐久年数及び最終処分場が確立

されているので原発を減らしていく足取りが整っている。しかし今の日本には稼働ルールもなければ最終処分場も

無くましてやレートベース方式による原発の優位性など存在しない以上、原発は一基も作れいない状況の中で原発が

推進されているのは非常に危険である。日本ではドイツのような脱原発ではなく反原発から始めなくてはいけない。

新たな原発を作らない所からはじめるべきだ。

原発推進派が転んで土が着いても「脱原発派」の名前を使っているからゲインだと喜んでいるようではすでに常識の

範疇に無い、アスペのような心境なのだろうな。






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