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しれぇ~と汚染水の海洋へ放出しようとする菅義偉内閣。

2020-10-18 12:54:59 | 政治

3.11震災から節目の10年より約6ヶ月早く福島第一原発の汚染水をALPSで処理した後に海へ流す

事を菅政府は決めた。 福一のタンクに貯蔵された汚染水問題は置き去りにされて国民が忘れた頃

を待っていたのか菅義偉内閣になって躊躇うことなく海への放出を決めた。その間に野党の求める

臨時国会は開かれず、真っ当な議論も無く自民党政権与党だけで海への放出を判断した事は後々に

なって議論をつくさなかったとして野党の方が有利になるだろう。 国会を軽んずる姿勢は自民党

にとっても決して良くないのですが、官房長官時代の菅義偉のメディアとの接し方と同じく答弁も

折り合わなければ、独断に陥るのは当然の事だ。菅義偉内閣は犬も喰わない。

また海への放出の主な理由として福一施設内に数多く設けた貯蔵タンク全てが満タンに近くなり、

施設内に処理水を貯めて置く事に限界が近くなっていることが挙げられていますが、 個人的には

環境への配慮とか海への放出の前に貯蔵タンク内の水を放射性物質を取り除いた“処理水”として

比較的に安全性のあるモノとして扱って良いのか?と基本的な所で立ち止まります。 日本の未来

にとっても重要な事案なので是非とも国会で議論して欲しいのですが、今の圧倒的で独断的な政権

では国会の軽視も罷り通ってしまうようです。 今の野党の在り方は面前に蓮舫等を連れてきて拒

否反応を起させ自民党を突っ撥ねて胸を合わせないのが常套手段となっている。 メディアからも

離れ、野党からも距離を取られては逆に自民党が忌避されているようでもある。 態と自民党に嫌

われて関係性を作らないようにしている部分は連立政権をなす公明党が良く理解している。





福一の施設内に設置された無数の貯蔵タンクの中には原子炉から排出された水が貯められており、

それらは“汚染水”と呼ばれていたはずだ。 メルトダウンで壊れた原子炉内部の温度を下げる為

の“冷却水”が放射性物質を含む核燃料棒と接触して“汚染水”になる事は理解できるが地下水が

建物の中に入り込み放射性物質と混合されて汚染水になる仕組みが私にはまだ理解出来ない。 

地下水がどのようなルートで原発建物内に入り込んでいるのかさえも解らない。 原発施設の周り

の地中に凍土壁を作り施設内への地下水の流入を防いだはずなのだが、原子炉建物内の地下水の流

入は止められていない。 それどころか汚染水の海洋への漏洩は確認されている。凍土壁が全く役

に立っていないと思うのだが隠蔽されているのか調べても良く解らない。

“施設内に流入した地下水”“原子炉の冷却水”“汚染水”“処理水” 呼び方は色々ですが、全

ては原子炉施設を通り放射能物質に接触している事は確かなようです。 旧民主党の菅直人内閣を

強く否定していた割には7年以上の政権維持で復興とは名ばかりで何も原発事故が進展しない恐ろ

しい期間を過ごしてしまった。 アベノミクスも東京五輪2020も何だったのだろう。


東北秋田出身の菅義偉総理大臣誕生に東北では地方創生や復興に期待の声もあるようですが、私は

寧ろ3.11震災からの復興が10年を区切りにして終わりに向かうと思う。 東北地方の経済は今より

悪化すると思われコロナ禍による経済破綻と区別が付かないように全体が地盤沈下すると予想する。

処理水(汚染水)の海への放出により東北地方の破綻が確固たるものになる。 回避する事の出来な

い不都合な真実は瀬戸内海と同様に三陸沖も魚の獲れない海になってしまうのだろうか。














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