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悪化ではなく、ビックビジネスになりつつある中国と米国の関係。

2020-10-25 00:14:40 | 政治

米国大統領選挙の投票まであと二週間を切った段階で民主党の切り札の前米国大統領のオバマ

氏が激戦区のノースカロライナで登場してバイデン候補の対抗馬となる共和党のトランプ候補

を口撃しました。 何やらオバマ氏の云う事にはトランプ大統領は中国に銀行口座を持ってお

り、反中国だけではなく、ビジネスにも乗り出す準備があるらしいです。 税金だって米国よ

りも中国に多く納める可能性があるようです。 表向きには対中戦略に躍起だっているようで

すが、流石のビジネスマンです。 こうした臨機応変な強かさも持ち合わせています。 

トランプ大統領が中国に銀行口座を持っている事で一番ドキッとしたのは日本かもしれません。

このまま華為技術の5Gを巡る米中の争いが続けば漁夫の利で日本の利益も期待できましたが、

トランプ大統領が方向転換をして中国とのビジネスを持ち出した場合には、かつての中国への

インフラ投資AIIB不参加を表明した日米関係が反故にされる所まで考慮に入れなくては見

通しが立たなくなる。 麻生太郎の主張する中国のカバナンスが信用出来ないどころか緩やか

に弱体化していく日本を尻目に5Gは世界的なビックビジネスに成ろうとしている。  




いよいよ警戒感を強める必要がある。菅義偉が総理大臣になってからはこれまでの安倍政権と

は違い米国は何時でも日本の後ろ盾をしてくれる訳では無い。 現実的にも尖閣諸島に中国公

船が来ても同盟国であるはずの米国は以前のように追い払う軍事外交努力をしてはくれない。

米中関係が一転してビジネスが成功した場合にはご褒美として尖閣諸島が中国のものになって

しまうのではないだろうかと心配すると共に日本は中国に飲み込まれる前に既に米国に飲み込

まれた国であることを十分に承知して置かなければ外交は見えて来ない。 安倍晋三が総理の

座から離れ露呈した日本の危弱性は少しずつ国民にも浸透しつつあるようです。 

ハッキリ言って菅義偉には総理大臣は無理! 一ヶ月で十分に解ったはず。内閣官房長官時代

の会見で連発した「批判には当たらない」で答弁が済むわけがないであろう。 これで一国の

主になれるはずなどなかろう。 




 




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