ジャーナリスト櫻井よしこの「あなたは祖国のために戦えますか?」
この質問に対して多くの若者がNOと答える事に日本の安全保障の問
題点を提起した旧ツィッターの発言が炎上しているようです。
失礼ながら終戦の年に生まれた78歳の独り者の女性にこんな質問を
言われても私には家族や友人が居りますので、このような質問をす
る人には不可解で嫌な印象を持つ事が普通だと思います。 そして
高齢の彼女には誰か相談の出来る方が近くに居ますか?と質問を返
すでしょう。この人は統一教会との関連も有るような人物ですので、
逆に右翼的な発言と共に変な目で世間から見られる事が本来の目的
なのではないかとさえ思えてくる。 言わば若者の右翼離れを助長
する反面教師のような存在であり、当然の様に敬遠され結果的に麗
澤大学の人気と右翼思想は地に落ちてしまう事が現実だと思う。
櫻井よしこは自分の周りの人や家族親族に同じ質問を投げかけ安全
保障の観点から自分なりに愛国心を問えば良いのであって旧ツイッ
ターで日本中に宣伝するような発言はしない方が良いと思う。
時折、祖国の為に戦う事は自分の家族や大事な人を守る事と同義だ
と詭弁を働く人がいますが、それは違います。家族や大切な人を家
に置いて、戦場に赴くことです。時の国家や政治家の為に自分の身
や命を懸けて戦う事です。残された家族は当然のように辛い思いを
します。現在のウクライナがそうであるように帰る家さえ失います。
物の道理などどうでも良い状態になって武力でのみが紛争解決の手
段となる事が戦争です。
安倍政権時代の日米同盟に基づく安保法制が制定されてからという
もの右翼や保守派の著名人は徐々にお役御免とばかりに世間から姿
を消していきます。その主張する内容も悪かったが残念なエセ思想
ばかりだったので、返って元々国内に居た真面な伝統的右翼や保守
派は議論の場から追いやられその思想に陽は当たらず、そのまま死
んでいった様な気がする。
因みに今の日本の安全保障は米国との利害を踏まえてのことなので、
独立国として自国の憲法を順守しての安保とは呼べない。憲法9条
が改憲される時を待つどころか日本国憲法の効力自体が失われた。
ネトウヨ達の最後も哀れなものだ。
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