3月下旬、 五輪開催まで残す所4ヵ月を切った段階でIOCは東京五輪を予定通り開催するか検討に入り
これまで開催は予定通りとしていた安倍総理はIOCが出した結果次第では開催の延期も容認した。
言わずと知れた新型コロナウィルス感染から始まったパンデミックを考慮にいれてアスリートの安全を
第一に考えて、柔軟に対応するしかないでしょうな。 最近はマラソンが札幌にコース変更になるな
ど、 既に国立競技場のデザイン選考からエンブレムまで、何から何まで変更してきた東京五輪は、最
終的には “延期” か “中止” になる確率が高いばかりでなく、“一端は延期から中止” の選択肢も
現実味がある。 更にはテレビのコメンテーターが地方に分散して開催する案も話していたが、これに
は好感を持った。 しかし国単位での開催が基本のW杯と違い、一地域単位での開催が基本の五輪では、
開催地の分散は今後の五輪運営に大きく影響する。 なにせ開会式と閉会式には世界中のアスリートが
集まるセレモニーな訳だから、競技としては成り立ってもスポーツの祭典としてはどうかと思うが、
開会式だけは全員が参加する条件を付けて国単位で開催するのも可能かもしれない。
新国立競技場のデザイン選考の最終コンペではザハ案が選ばれるも、予算が膨大過ぎるという理由で変
更を余儀なくされて通称A案とされるデザインに至る。 エンブレムのデザインは佐野案が盗作に近いと
いうことで再募集からデザインの変更になった。 マラソンコースの変更はIOCが決めた。 最後は開催
地を変更ということになれば、見事な三段オチで収まりが良いことは確かだ。
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