かつてはダイヤモンドを欲しがる女性は俗物だと考えていたが今はそうではない。その冷たい輝きは宇宙の創生から数十億年の間に偶然と言ってよいほどの確率で生成されるものだということをサイモン・シンの著作で知った。
そう思って眺めると(もちろん写真でだが)女性のみならず人々を魅了してきた魅力の一端を垣間見ることができる。
コロナで外出ができないと多少フラストレーションがたまる。こんなときにダイヤモンドの圧倒的な輝きに浸るのも悪くない。写真はフォトショップで遊んでみた結果だ。
金もその圧倒的な輝きでは負けてはいない。ダイヤモンドと金とのコラボ。
サイモン・シンによるとダイヤモンドは宇宙の星が何度も生成しては爆発しその気の遠くなる繰り返しの中でようやく生まれるという。単に地球上で希少というだけではなく宇宙的に見て出来上がるのが何十億年もかかる偶然の産物のように希少で稀有な存在だ。
そのようにして生まれたものが人の心を魅了するというのはごく自然な感じがする。