昨日のK新聞の新刊紹介コーナーコラムの中で、管理人も以前から答えが見出せぬ問題の
哲学書が紹介されていました。「万人のための哲学入門」草思社1430円。
「生きるとは?」「死ぬとは?」・・答えを導き出せないままでいる。
「あなたも私も死にます」という事実。みんな死の軽験がないので悩んでいる。
お坊さんは見たことも、行ったこともないお浄土へ行きますと言う。そんなことわからん。
いずれは死ぬらしいがどうすればいいか?時々考えてみたり、忘れたり、忘れる。
自殺はあかん。死ぬなと言われる。心や体が疲れてる人に、まずは生きてくださいと言う。
管理人も70歳を超え心筋梗塞も経験すると、死を念頭に置きながら生き続けてる。
新聞に載る他人の死を横目に見ながら、次は自分かなと思ってしまう。
私の死を確認するのは必ず他者である。生まれるにしても死ぬにしても
理不尽な仕組みである。
空海さんも生まれ生まれ生まれて 生のはじめに暗く
死に死に死に死の終わりに暗しとおっしゃっている。(秘蔵法鑰)
私はどこから生まれどこへ死んでいくのか
生まれるとは何か、死とは何かといういい大事を、人はなおざりにして何も考えずに
人生を送っている 1200年前からおっしゃている。
一度書店へ行ってこの本を見てみよう、いや、いつでも読めるように
買ってもいいか・・・
かなり新聞掲載を転載させていただきましたが、文責は管理人です。
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