えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

日本人よパリに来て!

2016-03-02 09:35:44 | 歌う

             → 日本人よパリに来て!←  

 ✿ フランスパンを買うとき思うパリという華が地球になかったならば  松井多絵子

 昨年11、12月にパリ市を訪れた日本人観光客は前年比で22%減った。今日の☀朝刊によると来日しているパリのイダルゴ市長は、都庁で舛添知事と会談し、昨年11月の同時テロ事件後に低迷している日本人観光客の増加に向け都の協力を要請した。舛添知事は「パリと東京の互いの観光振興をさらに進めたい。それもテロとの戦いの一環になると思う」と応えた。

 わたしは昨年末から、ポルトガル、トルコ、ベトナム、クロアチア、ベラルーシなどを訪れている。ただし、東京にある民族料理のレストランだ。クラブツーリズムの 「世界の食卓めぐり」 に5回も参加している。コワイのはテロだけではない。スキー旅行バス転落事故のため、樹氷めぐり、五箇山のライトアップの旅を見合わせ、私は日帰りの旅に変更した。

 地下鉄などの駅に集合し、美術館、博物館、神社、寺などを巡り最後はレストランでの昼食、準コース料理。日本人の味覚に合う食材で食器も店のインテリアも異国的である。この
 「世界食卓めぐり」に参加しているのは海外旅行を中止した中高年の女性が多い。トルコやチュニジアなどには怖くて行けない。その上パリまで恐怖の都になってしまった。とりあえず、都内で各国のグルメを楽しむ、9割は女性、欧州の旅の思い出話が弾む。

 2月末のベラルーシ家庭料理店 「ミンスクの台所」では22名のツアー客が約2時間ゆっくり昼食。「ヨーロッパはまだ行く気になれない」女たち。高齢にならないうちにに海外の旅をしたい。彼女たちはみなベラルーシに行ったことがない。私も知らない国の家庭料理を楽しんだ。(ツアー料金6980円) 3月は九州へ、でも桜島が、私の予定は右往左往している。

                              3月2日  松井多絵子