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本質的な魅力を高める努力を 人の心に灯をともす 675より

2011年07月01日 | うたしやきなお話
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【本質的な魅力を高める努力を】№675


一倉定氏の心に響く言葉より…


事業経営とは「市場活動」である。

多くの人は、経営とは“内部管理”のことと思っている。

事業というものは、そこから収益をあげなければならないのだ。

内部管理からは収益は生まれない。

収益をあげることができるのは、市場しかないことを考えていただきたいのである。


ある大企業から「役員むけに販売促進に関する話をしてもらいたい」という依頼を受けた。

私の出だしの言葉は、「あなた方の会社の商品を、お客様が買ってくださらなければ、あなた方の会社はつぶれてしまう」というものであった。

話終わって、役員の方々のご感想をお伺いしたところ、大部分の方が、「出だしの私の言葉は“晴天の霹靂(へきれき)”だった」とのことであった。


天動説のために、どんなことが起こるのだろうか。

天動説の考え方は、「世の中は我社を中心にして回っている」というのである。

だから、我社は動く必要がない。

世の中の動きや、お客様の要求の変化、さらにはライバル会社の状況などにはまったく関心がない。


アサヒビールを再建した樋口社長は、

「私の考えていることは、売上高を多くすることではない。

占有率を高めることでもない。

利益を増大させることでもない。

『どうやったらお客様の満足を得られるか』ということだけです」

『経営の思いがけないコツ』日本経営合理化協会出版局



静岡県の藤枝を中心に県内に何店かの居酒屋を経営する、「岡むら浪漫」という大繁盛の会社がある。

この店の特徴は、場所がわかりにくいところにあり、看板もなく、メニューに価格が書いてない、等々、一般の居酒屋の常識を超えているところだ。

普通は飲食店に限らず、小売の店舗でも、必死で、わかりやすい良い立地を探し、看板も目立つように立て、如何に安いかとアピールするために価格を明示し、広告にもそれを載せる。

ところが、この会社は全て逆をいっている。


お金をかけチラシを配り、安売りすれば一時はお客様は来店してくれるかもしれない。

しかしたいていは、せっかく高いお金をかけてお客様を呼び寄せたのに、サービスや商品に満足せず、二度と来店してくれない客様を量産しているのが現状だ。


販売促進や割引、目立つ看板、いい立地には、麻薬のような魔力がある。

店の本質的な魅力とは関わりなく、お客様が一度は来店してしまうからだ。


悪い立地で、看板なし、メニュー価格なし、と自らの退路を断ってしまったとき、どれだけのお客様が来てくれるかを一度考えてみる必要がある。

いかに、日頃の営業が、本質的な魅力を高めることではなく、小手先の集客の技術に走っていたかを。


事業経営の本質は、「お客様の満足にあり」。

この言葉を胸に刻み、自らの魅力を高める努力をしていきたい。




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