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AI (ええ愛・Atelier Ichien)

ここは、『AI(ええ愛)』のある人たちの自由な空間です。一つ一つの記事に『AI(ええ愛)』が込もっているものばかりです。

vol.3444 アレクサンダー大王が行ったある行動 魂が震える話より 写真はMさんからいただいたプレ...

2017年09月11日 | 
ヨーロッパ大陸からアジアの一部を支配した「アレクサンダー大王が行ったある行動」のお話です。


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王が軍隊と共にインド遠征から帰ろうとして、ある砂漠を渡っていたときのことだった。


持参していた水が尽きる。


砂漠で水を失った者に待っているのは死である。


このとき兵士の一人が、どこからか水を見つけ、兜に汲み、それを王に渡す。


兵士の誰ひとり、水を飲んだ者はいなかった。


王だけは助けたいと思い、水を差し出したのだった。


しかし王は、それを受け取らない。


みなと苦しみを共にする、といい、手渡された水を砂漠に流す。


目に見える水は消えた。


しかしそこからは、信頼という名の、魂を貫流し、涸れることにない不可視な水が湧出した。


王と兵士たちは、この「水」を頼りに、多くの試練をくぐり抜け生還することができたのである。


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言葉の羅針盤

若松英輔 著

亜紀書房


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リーダーの生き方を考えさせられます。


もう一つ、ガツンと響いたお話がありますので、ご紹介いたしますね♪



「六韜(りくとう)」という中国の代表的な兵法書に記されているお話で、軍師である「太公」と、王である「武王」の問答です。


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「全軍の兵士を奮起させるにはどうしたらよいだろうか」


武王の問いに、太公はこたえた。


「将が勝利をもたらす条件は三つあります」


「というのは?」


「将が、礼を心得ること、骨おしみしないこと、欲望をおさえることであります。


礼を心得た将とは、冬は暖かい皮衣など着ずに兵士と寒さを共にし、夏は扇を使わずに兵士と暑さを共にし、雨が降れば兵士と共に濡れるような人物です。


このように自らを規制しなければ、部下の置かれている境遇を知ることができません。


骨おしみない将とは、けわしい地形や泥道を行軍するとき、車からおりて歩くような人物です。


骨おしみするようでは、部下の苦労を知ることができません。


欲望をおさえる将とは、全軍の宿舎が決まったあとで宿舎に入り、全員の食事が用意されたのちに食事し、火が使えぬため部下が火の通ったものを食べられないときは、自分も口にしない。


こういう人物のことです。


将が欲望をおさえなければ、部下の腹具合を知ることができません。


将たる者が部下の士卒と、暑さ寒さを共にし、苦労を共にし、腹をへらすも満腹するも一緒ということになってこそ、全軍が、進撃の合図をきけば喜び勇み、退却の合図をきけば憤激するのです。


城が高く堀が深く、矢や石が雨のように降ってこようとも先を争ってよじ登り、斬り合いになれば先を争ってかかってゆくのです。


士は何も好きで死ぬのではありません。


喜んで負傷するのではありません。


将たる者が、部下の状態をつぶさに知り、その労苦を十分に体得しているからこそ、そうさせることができるのです」


(中国の思想[Ⅹ]「孫子・呉子」村山 孚訳 徳間書店)


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我先にと自分の損得ばかりを考えていてはいけませんね♪


リーダーとは、肩書ではなく「生き方」そのものだと感じています。


【魂の緊急告知】


究極のリーダー像がこの勉強会にはあります。


もし自分がこれを知らなかったらと思うと・・・


このチャンスを逃さないでくださいね♪


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2017年10月30日(月)「福島正伸先生 究極の6時間勉強会」in沼津

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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

心より感謝します。

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