AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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vol.3450 西郷隆盛さんの器 魂が震える話より 写真はMさんからいただいたプレゼントです╰(*´︶`*)...

2017年09月17日 | 
「西郷隆盛さんの器」のお話です。


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明治維新後の1872年頃の出来事でした。


司法省で働く島本仲道という土佐藩出身の男がいました。


面識はありませんでしたが、西郷に対して思うところがあったようで、西郷に直接罵倒の言葉を投げかけます。


それも人々が見ている前で。


「西郷・・・西郷といって、世間では、あんたのことを人間以上の人間のように言っているが、私にはまったく意味がわからない。


同志の者がみな牢獄に入れられて辛酸を嘗めているのに、あんただけは一人で道を闊歩し、『維新の元勲』だとか言われて、肩で風を切って歩いている。


なんという人情のない人であるか。


私の目から見れば、虫けら同然じゃ!」


聞いていた周囲の人々は凍りついたそうです。


西郷が何を言い出すか?どんな罰を申しつけるのか?いくら西郷でもこの言われようになんと答えるのか?みんなハラハラしていました。


しかし西郷は、黙ったまま、一言も返しません。


恐ろしいことに島本は、そんな西郷をさらに挑発します。


「どうだ、あんた。一言も弁解できまい」


それでも、西郷は黙ったままでした。


島本は、手ごたえが感じられず結局そのまま去っていきます。


翌日になって、西郷の崇拝者たちが、西郷の家に押しかけてきます。


「島本は生かしてはおかない」「ああいうヤツを司法省に置いておくわけにはいかない」と、やいのやいの。


そこで西郷は、ハッと島本の顔と名前が一致したようで、次のように言いました。


「はぁ・・・、あの人が司法省の島本さんでしたか。偉い人じゃ・・・。島本さんのような人が司法省におられるのなら、私も安心です」


気勢をあげていた人々も、黙ってしまいました。


その後、西郷さんがこのように言っていたと島本にも伝わります。


島本は「これは・・・、だいぶ人間のケタが違っている」と、西郷の器の大きさに恐れ入ったそうです。


むしろ、彼も西郷のファンになってしまったのです。


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西郷どん式 リーダーの流儀

吉田幸弘 著

扶桑社


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西郷さんについて、内村鑑三氏の著書「代表的日本人」にこんなお話があります。


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西郷ほど無欲な人はいない。


月収が数百円あった時でも、生活に必要なものは15円あれば足りるとし、残りは全て困っている友人へ渡していた。


西郷の暮らしぶりはつつましく質素だったが、考えていたことは聖人や哲人と変わらなかった。


西郷はこう言っている。


「誠実さが陣取っているのは秘められた胸の内。そこがしっかりしている人は、どこへ行っても強い」


不誠実と、そこから膨れ上がった利己心こそ、人生でしくじる主な原因だ。


西郷は言う。


「人は克己心によって成功し、利己心によってしくじる。


八分方(はちぶがた)うまくやってきたのに、後の二分でしくじる人が多いのはなぜか。


うまくいくと利己心が大きくなる。


そうなると用心を怠り、楽をしたがり、結果的にしくじるのだ」


だから私たちは、人生のあらゆる局面に、命がけで対処しなければならないのである。


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西郷さんの器の大きさ、そして生き方は、経営者やリーダーとして学ぶところが沢山ありますね♪


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