AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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vol.3462 しつけの三原則 魂が震える話より 写真はMさんからいただいたプレゼントです╰(*´︶`*)╯♡...

2017年09月29日 | 
「しつけの三原則」というお話です。


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「しつけの三原則」


一、朝、必ず親に挨拶する子にすること。


一、親に呼ばれたら必ず、「ハイ」とハッキリ返事のできる子にすること。


一、ハキモノを脱いだら、必ずそろえ、席を立ったら必ずイスを入れる子にすること。


「躾のコツ」


躾の仕方のこつはと申しますと、それにはまず母親自身が、ご主人に対して朝のあいさつをはっきりするようにし、またご主人から呼ばれたら必ず「ハイ」とはっきりした返事をするように努力するのです。


そうしますと、子どももいつしかそれをまねてやりだしますから、そうしたら必ずほめてやるのです。


これがまた大事な秘訣です。


そしてこれを一か月も続けますと、家中がすっかり変わってくるから不思議です。


「ホメる」


接する子どもの長所や美点を発見することの名人になること。


叱ることよりホメることに重点をおき、九つホメて一つ叱るぐらいでもなおホメ方が足りないということを心に銘記すべきだと思います。


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森信三 運命を創る100の金言

藤尾秀昭 監修

致知出版社


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ニュージーランドの子育て支援施設に伝わる詩(詩人、伊藤比呂美さんによる日本語訳)というものがあります。


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今日、わたしはお皿を洗わなかった

ベッドはぐちゃぐちゃ

浸けといたおむつは だんだんくさくなってきた

きのうこぼした食べかすが 床の上からわたしを見ている

窓ガラスはよごれすぎてアートみたい

雨が降るまでこのままだとおもう


人に見られたら なんていわれるか

ひどいねえとか、だらしないとか

今日一日、何をしてたの? とか


わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた

わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた

わたしは、この子とかくれんぼした。

わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った

わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった

わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた


ほんとにいったい一日何をしていたのかな

たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと

でもこう考えれば、いいんじゃない?


今日一日、わたしは

澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために

すごく大切なことをしていたんだって


そしてもし、そっちのほうがほんとなら、

わたしはちゃーんとやったわけだ


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躾も、家事も、子育ても、共働きだったら仕事もあって、本当に目まぐるしく忙しい日々だと想像できます。


以前、「読書のすすめ」清水店長に教わった【ひび割れ壺】というお話があります。


http://dokusume.com/modules/store/


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インドのある水汲み人足は2つの壺を持っていました。


天秤棒の両端にそれぞれの壺を下げ、彼は水を運びます。


片方の壺には、ひびが入っていました。


完璧な壺が小川からご主人様の家まで一滴の水もこぼさないのに対し、ひび割れ壺はいっぱいまで水を汲んでもらっても家に着く頃には半分になってしまいます。


完璧な壺は、いつも自分を誇りに思っていました。


なぜなら、彼は本来の目的を常に達成することができたからです。


ひび割れ壺は、いつも自分を恥じていました。


なぜなら、彼はいつも半分しか達成することができなかったからです。


二年が過ぎ、すっかり惨めになっていたひび割れ壺は、ある日川のほとりで水汲み人足に話しかけました。


「私は自分が恥ずかしい。そして、あなたにすまないと思っている」


「なぜそんな風に思うの?何を恥じているの?」水汲み人足は言いました。


「この二年間、私はあなたのご主人様の家まで水を半分しか運べなかった。


水が漏れてしまうから、あなたがどんなに努力をしてもその努力が報われることがない。


私はそれが辛いんだ」壺は言いました。


水汲み人足は、ひび割れ壺を気の毒に思い、そして言いました。


「これからご主人様の家に帰る途中、道ばたに咲いているきれいな花を見てごらん」


てんびん棒にぶら下げられて丘を登って行く時、ひび割れ壺は、お日様に照らされ美しく咲き誇る道ばたの花に気づきました。


花は本当に美しく、壺はちょっと元気になった気がしましたが、ご主人様の家に着く頃にはまた水を半分漏らしてしまった自分を恥じて、水汲み人足に謝りました。


すると彼は言ったのです。


「道ばたの花に気づいたかい?花が、君の通る側にしか咲いていないのに気づいたかい?


僕は君からこぼれ落ちる水に気づいて、君が通る側に花の種をまいたんだ。


そして君は毎日、僕たちが小川から帰る時に水をまいてくれた。


この二年間、僕はご主人様の食卓に花を欠かしたことがない。


君があるがままの君じゃなかったら、ご主人様はこの美しい花で家を飾ることはできなかったんだよ」


(作者不明 菅原裕子訳)

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私たちはみんな、ユニークなひび割れを持っています。


子どもたちにもひび割れはあります。


お父さん、お母さんにもひび割れはあります。


子どものひび割れを見つけたとき、私たち親がしてあげられること。


それは、ひび割れを責めることではありません。


ひび割れをふさぐことでもありません。


ひび割れから水がこぼれ落ちるその場所に、そっと花の種をまいてあげることではないでしょうか。


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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

心より感謝します。

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