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【1秒の力を磨く】5201
佐藤綾子氏の心に響く言葉より…
『万葉集』に不思議な言葉があります。
〈しのぶれど色に出にけりわが恋は〉と上の句が始まる有名な歌です。
〈ものや思ふと人の問ふまで〉と続き、「この恋を隠しておこうと私は思っていたのだけれど、どうやら顔色に出てしまったらしい。何かあったのかと人に聞かれました」という有名な歌です。
隠しておこうとどんなに思っても、何か素敵だったことを思い出そうとして視線が上に向かって泳いだり、「昔、こういうことがあったなぁ」と思索にふける感じで下に向かって視線が泳いだり、「何だっけ」と左右にきょろきょろ目が泳ぐ。
これらはすべて、あなたの気持ちを表現してしまっています。
例えば、あなたがお饅頭が大好きだとします。
よその家に行って、たくさんのお饅頭が出てきました。
お行儀が悪いと思っても、ついそちらに目が泳ぐでしょう。
落語の『饅頭こわい』 などはいい例で、本当はお饅頭が大好きですが、「饅頭こわい、饅頭こわい」と言って怖がったふりをする。
あの落語には視覚の記述がありませんが、多分、彼はそう言いながら、目はお饅頭の上を行ったり来たり、お饅頭に視線が吸い寄せられたに違いないのです。
好きなものには目が泳ぐ。
これが人間の真実です。
以前、某大手自動車会社の外車の営業マンたちへの講演・研修を依頼されたとき、「『まだ外 車はちょっと私には分不相応で??????買う気もないのです』と言ったお客様が、意外にもあとで電話してきてBMWやベンツを買うことがあります。
そういえば、買わないと言いながらパンフレットを何度もチラ見していたのが印象的です。
言葉より視覚のほうが正確なのでしょうか」と問われたことがあります。
「この車は素敵だな」という興味、関心、好意が、言葉とはうらはらにパンフレットの上の写真に吸着されて視線が泳ぎだしていたわけです。
言葉で否定されても、視線に熱を感じたら、 少し時間をおいての再訪問が、顧客獲得につながるかもしれません。
どうぞ言葉にだまされず、目をよく見てください。
『1秒オーラ』集英社
https://amzn.to/3hG5EsX
本書の中にこんな文章があった。
『最近になって、アメリカの社会心理学者ティモシー・ウィルソンが面白い発表をしました。
たった1秒間で人は1100万要素の情報を五感からキャッチすることができる、そのうちの1000万要素以上を視覚だけから入手し、その中の40要素を脳で処理しているというのです。
「まさか1秒で?」と思うでしょうが、ウィルソンは実験を重ねて、その真実を私たちに明らかにしています。
パッとあなたを見た人が、たった1秒であなたについて目から1000万もの情報を得て、そのうち40要素を例えば「かわいい」「賢い」「偉そう」「きつそう」「弱そう」などと判断しているわけです。
空恐ろしいではありませんか。
でも、だったらその1秒の視覚をできる限りの努力をして大切にして、相手にいい印象を与えていきましょう。
それが恋愛でも、就職でも、 仕事の人間関係でも、すべての素晴らしいチャンスをつかむコツなのです。
「Take the Chance by the forelock (チャンスの神様は前髪でつかめ)」ということわざがあります。
チャンスの神様は前髪しかないから、目の前を走ったときにすぐつかめ、というわけです。
チャンスを逃さないために1秒で何を見せるかが、本書のテーマです。』
我々は、初めて会った相手に、「この人はよさそうな人だ」とか「優しそうな人」とか、「意地が悪そうだ」などと一瞬で判断する。
つまり、瞬間的に「好意」も発生するが、「嫌い」や「苦手」という意識も発生する。
好き嫌いが瞬時で決まってしまうのだ。
まさに、1秒の力だ。
佐藤氏は、子どもの頃、どんなに暗くて引っ込み思案(じあん)な性格であったとしても、その後の人生で、「明るく、ニコニコ」を心掛けるだけで、性格もまわりからの印象も変わるという。
そして、明るいオーラも出るようになる。
1秒の力を磨き…
どんなときも、明るいオーラを出せる人でありたい。
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佐藤綾子氏の心に響く言葉より…
『万葉集』に不思議な言葉があります。
〈しのぶれど色に出にけりわが恋は〉と上の句が始まる有名な歌です。
〈ものや思ふと人の問ふまで〉と続き、「この恋を隠しておこうと私は思っていたのだけれど、どうやら顔色に出てしまったらしい。何かあったのかと人に聞かれました」という有名な歌です。
隠しておこうとどんなに思っても、何か素敵だったことを思い出そうとして視線が上に向かって泳いだり、「昔、こういうことがあったなぁ」と思索にふける感じで下に向かって視線が泳いだり、「何だっけ」と左右にきょろきょろ目が泳ぐ。
これらはすべて、あなたの気持ちを表現してしまっています。
例えば、あなたがお饅頭が大好きだとします。
よその家に行って、たくさんのお饅頭が出てきました。
お行儀が悪いと思っても、ついそちらに目が泳ぐでしょう。
落語の『饅頭こわい』 などはいい例で、本当はお饅頭が大好きですが、「饅頭こわい、饅頭こわい」と言って怖がったふりをする。
あの落語には視覚の記述がありませんが、多分、彼はそう言いながら、目はお饅頭の上を行ったり来たり、お饅頭に視線が吸い寄せられたに違いないのです。
好きなものには目が泳ぐ。
これが人間の真実です。
以前、某大手自動車会社の外車の営業マンたちへの講演・研修を依頼されたとき、「『まだ外 車はちょっと私には分不相応で??????買う気もないのです』と言ったお客様が、意外にもあとで電話してきてBMWやベンツを買うことがあります。
そういえば、買わないと言いながらパンフレットを何度もチラ見していたのが印象的です。
言葉より視覚のほうが正確なのでしょうか」と問われたことがあります。
「この車は素敵だな」という興味、関心、好意が、言葉とはうらはらにパンフレットの上の写真に吸着されて視線が泳ぎだしていたわけです。
言葉で否定されても、視線に熱を感じたら、 少し時間をおいての再訪問が、顧客獲得につながるかもしれません。
どうぞ言葉にだまされず、目をよく見てください。
『1秒オーラ』集英社
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本書の中にこんな文章があった。
『最近になって、アメリカの社会心理学者ティモシー・ウィルソンが面白い発表をしました。
たった1秒間で人は1100万要素の情報を五感からキャッチすることができる、そのうちの1000万要素以上を視覚だけから入手し、その中の40要素を脳で処理しているというのです。
「まさか1秒で?」と思うでしょうが、ウィルソンは実験を重ねて、その真実を私たちに明らかにしています。
パッとあなたを見た人が、たった1秒であなたについて目から1000万もの情報を得て、そのうち40要素を例えば「かわいい」「賢い」「偉そう」「きつそう」「弱そう」などと判断しているわけです。
空恐ろしいではありませんか。
でも、だったらその1秒の視覚をできる限りの努力をして大切にして、相手にいい印象を与えていきましょう。
それが恋愛でも、就職でも、 仕事の人間関係でも、すべての素晴らしいチャンスをつかむコツなのです。
「Take the Chance by the forelock (チャンスの神様は前髪でつかめ)」ということわざがあります。
チャンスの神様は前髪しかないから、目の前を走ったときにすぐつかめ、というわけです。
チャンスを逃さないために1秒で何を見せるかが、本書のテーマです。』
我々は、初めて会った相手に、「この人はよさそうな人だ」とか「優しそうな人」とか、「意地が悪そうだ」などと一瞬で判断する。
つまり、瞬間的に「好意」も発生するが、「嫌い」や「苦手」という意識も発生する。
好き嫌いが瞬時で決まってしまうのだ。
まさに、1秒の力だ。
佐藤氏は、子どもの頃、どんなに暗くて引っ込み思案(じあん)な性格であったとしても、その後の人生で、「明るく、ニコニコ」を心掛けるだけで、性格もまわりからの印象も変わるという。
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