【選ばないで、やろう】2619
中谷彰宏氏の心に響く言葉より…
「自分は何が好きかわからない」と言う人がいます。
何が好きかわからないなら、選ばないでやればいいのです。
運のない人は、さんざん選んでいます。
「これはここがダメ」「これはあそこがダメ」と、不具合の部分を見つけたりケチをつけて出会えなくなっているのです。
仕事でも「好きな仕事をやりなさい」というムードが世の中に漂っています。
「好きな仕事をやりたい」ではありません。
「なんでもいいから働きたい」というのが、仕事をしたいということです。
「なんでもいいから」とやっているうちにその仕事が面白くなり、自分なりの工夫を加えて、「最初は頼まれたからやっていたけど、面白いな。この仕事合うわ」という気持ちになるのが、天職を見つけるということです。
そういう人に仕事の依頼が殺到します。
仕事をえり好みする時点で、その人は、本当は出会えたはずのものと出会えなくなっているのです。
前の期待値が上がりすぎていると、面白くないことがあります。
これは、合コンでも、ビデオでも仕事でも同じです。
前の期待値がそもそもゼロなら、「ついでに借りたモノのわりには面白いね」ということが起こります。
面白いか面白くないかは、期待値との相対的な落差によるものです。
仕事は、
1.面白いと思ったのにめんどくさいことになった。
2.めんどくさいと思ったのに途中から面白くなった。
の2通りしかありません。
運のない人は、面白い仕事を探しているので、結局は下がるだけです。
面白いだろうと思った仕事が結果的に面白くなっても、盛り上がりはあまりありません。
一方で、面白くないだろうと思った仕事が面白くなくても、それほど不満を感じません。
どんな仕事も断らずに選ばないでやっていくことが、運のある人になる最大のポイントです。
たとえば、「今度ごはんを食べに行こう」と誘われても、「どこへですか」「そこはどんなところですか」と確認をしないことです。
行くなら「行く」、行かないなら「行かない」と即答します。
事前に内容を聞けば聞くほど、その人の運はなくなるのです。
『運のある人、運のない人』ぱる出版
「選ばない」で生きるとは、「お任せ」で生きるということ。
自分の意志とは関係なく、PTAとか、何かの組織の「役」を頼まれたりしたとき、文句や泣き言をいわず、「ハイ」と受けること。
お任せで生きるとは、あまりそこに大きな期待をいだかない、つまり期待値が低い、ということ。
期待値が高すぎると、時間の経過とともに、期待は小さくしぼんでくる。
祭りや熱狂には、必ず終わりがくるからだ。
何事も、最初は期待値を下げ、損得を抜きにして、淡々とスタートする。
そして、「一所懸命に頼まれたこと」、「ご縁で紹介されたこと」、「どうしてもやるはめになってしまったこと」等々を嫌な顔をせず、喜んで受ける。
どうせ受けなければならないことは、文句や不満を言わず、ニッコリ笑って受けた方がカッコイイ。
選ばない人には、後から楽しみがやってくる。
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「自分は何が好きかわからない」と言う人がいます。
何が好きかわからないなら、選ばないでやればいいのです。
運のない人は、さんざん選んでいます。
「これはここがダメ」「これはあそこがダメ」と、不具合の部分を見つけたりケチをつけて出会えなくなっているのです。
仕事でも「好きな仕事をやりなさい」というムードが世の中に漂っています。
「好きな仕事をやりたい」ではありません。
「なんでもいいから働きたい」というのが、仕事をしたいということです。
「なんでもいいから」とやっているうちにその仕事が面白くなり、自分なりの工夫を加えて、「最初は頼まれたからやっていたけど、面白いな。この仕事合うわ」という気持ちになるのが、天職を見つけるということです。
そういう人に仕事の依頼が殺到します。
仕事をえり好みする時点で、その人は、本当は出会えたはずのものと出会えなくなっているのです。
前の期待値が上がりすぎていると、面白くないことがあります。
これは、合コンでも、ビデオでも仕事でも同じです。
前の期待値がそもそもゼロなら、「ついでに借りたモノのわりには面白いね」ということが起こります。
面白いか面白くないかは、期待値との相対的な落差によるものです。
仕事は、
1.面白いと思ったのにめんどくさいことになった。
2.めんどくさいと思ったのに途中から面白くなった。
の2通りしかありません。
運のない人は、面白い仕事を探しているので、結局は下がるだけです。
面白いだろうと思った仕事が結果的に面白くなっても、盛り上がりはあまりありません。
一方で、面白くないだろうと思った仕事が面白くなくても、それほど不満を感じません。
どんな仕事も断らずに選ばないでやっていくことが、運のある人になる最大のポイントです。
たとえば、「今度ごはんを食べに行こう」と誘われても、「どこへですか」「そこはどんなところですか」と確認をしないことです。
行くなら「行く」、行かないなら「行かない」と即答します。
事前に内容を聞けば聞くほど、その人の運はなくなるのです。
『運のある人、運のない人』ぱる出版
「選ばない」で生きるとは、「お任せ」で生きるということ。
自分の意志とは関係なく、PTAとか、何かの組織の「役」を頼まれたりしたとき、文句や泣き言をいわず、「ハイ」と受けること。
お任せで生きるとは、あまりそこに大きな期待をいだかない、つまり期待値が低い、ということ。
期待値が高すぎると、時間の経過とともに、期待は小さくしぼんでくる。
祭りや熱狂には、必ず終わりがくるからだ。
何事も、最初は期待値を下げ、損得を抜きにして、淡々とスタートする。
そして、「一所懸命に頼まれたこと」、「ご縁で紹介されたこと」、「どうしてもやるはめになってしまったこと」等々を嫌な顔をせず、喜んで受ける。
どうせ受けなければならないことは、文句や不満を言わず、ニッコリ笑って受けた方がカッコイイ。
選ばない人には、後から楽しみがやってくる。
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