
一円さん♪の愛読しているメールマガジンより…お福分けさせていただきます…m(__)m…
写真は…愛知県岡崎のそのみんさん♪の提供です…ありがとうございます…m(__)m…
vol.1278[ゆで卵が好きな理由]
ゆうです
おはようございます♪
いつも読んで頂きありがとうございます☆
今日も絶好調にワクワクさまです♪
行きます!
~~~
板東英二さん。
ゆで卵が大好きなのは有名ですが、それには理由があったのです。。。
~~~
「ひもじい思いさせて、すまなかったねえ。ごめんね」
それが母の口癖だった。
母は、満州から五歳の僕をおぶって、ひたすら日本を目指した。
ゆで卵が、好きなのには理由(わけ)がある。
僕、板東英二にとって卵は特別な食べ物。
満州からひきあげてくる五歳の僕を救ってくれたのは、卵と、母の愛だった。
なんとしても生きる。なんとしても日本に帰る。
母があの想像を超える寒さの中、僕をおぶって日本を目指さなかったら、
もちろん今、僕はここにいない。
満州で生まれ、五歳のとき敗戦を迎えた。
たった一夜で、全てが変わる。
いきなり襲われる。
突然、追われる。
そのころの記憶はほとんどないけれど、
何かが変わってしまったという非常事態は、肌で覚えている。
逃げた。
父は戦地にいたので、母は子供四人を連れ、逃げた。
いちばん末っ子の僕を背負って、山を越え、涙も凍る平原を進んだ。
夜、母は僕を木の上に縛り付けた。
地面は凍っていて、子供はあっという間に凍死してしまう。
だから母は木をよじのぼり、僕を過酷な現実という大地から守ってくれた。
結局、僕たちが博多にたどりついたのは、満州を出てから一年半後。
全員、栄養失調で立つことができず最後は、這うようにして日本の地に着いたらしい。
ほんの数回手に入った卵が、僕たちの命を救ってくれた。
うつろう不安をぶつけたとき、母は言った。
「どんなときも、お天道様は必ず観てるから」
僕、板東英二にとって母の存在は、特別だ。
満州から五歳の僕をおぶって、ひたすら日本を目指した。
無蓋列車。
囲いのない列車の荷台の上のたくさんの乗客。
振り落とされないように、子供を真ん中に置き、それを母親たちがとり囲む。
列車の揺れ、母のぬくもり。
自分が何から逃れ、何処へ行こうとしているのか。
思えば、七十を過ぎてもなお、忙しく働いていないと不安になる性分は、
あの五歳の体験に根ざしているのかもしれない。
この世は一瞬で変わる。
昨日まであったかいスープを飲んでいた自分が、今日は囲いのない列車に揺られ飢えている。
ただひとつ変わらないものがあるとするなら、
それは、
母の思い。
母は亡くなる寸前まで、「ちゃんと食べてる?」と僕を気遣った。
「ひもじい思いさせて、すまなかったねえ。ごめんね」
それが口癖だった。
一生懸命、働いてくれた。
愚痴ひとつこぼさずに、僕たちきょうだいを育て上げてくれた。
「大学、いかしてあげるからね」
そんなふうに言ってくれたけれど、僕はプロ野球の道にすすんだ。
僕がどんなに稼いでも、母の口癖は変わらない。
「ちゃんと、食べてる?」
僕、板東英二は思う。
この世は、なんて理不尽で不条理なのかと。
明日、今、この瞬間に何が起こるかわからない。
どんなに努力しても、それが報われるか保障はない。
満州で敗戦を迎えたこと、
野球という世界に身をおいたこと、
それらが僕に世界のしくみを教えた。
うつろう不安をぶつけたとき、母は言った。
「どんなときも、お天道様は必ず観てるから」
母は、僕が結婚しても家に来ようとしなかった。
理由はただひとつ。
英二にひもじい思いをさせたから。
そんなことはないのに、それが母の中のケジメだった。
甲子園、プロ野球。
勝負の世界で戦う僕に、母はお守りをくれた。
あるとき、そのお守りをあけると、中に、大豆の豆が三粒。
母ちゃん、どれだけ食べること気にしとるんや。
実家に帰れば、オコワとゆで卵。
母ちゃん、大丈夫、もうちゃんと食べてるから。
亡くなる三日前に、母に会った。
「英二、氷が食べたい」
口の中に、氷を入れてあげた。
うれしそうに、母は微笑んだ。
それが最期だった。
我慢して我慢して、最後に氷を美味しそうに食べて母は逝った。
母ちゃん、ありがとうね。
英二は、なんとか食べてるよ。
いまは、ゆで卵を好きなだけ食べてるよ。
母ちゃんへ
ほんとに、長い人生になりました。
もう少し頑張ったら、母ちゃんが死んだ、その日に追いつきそうです。
でも今は、自分でおいしいもんがちゃんと食べれます。
ありがとう、と言いたい時に母ちゃんいないけど、
でも、またお墓の前に行って、
ありがとうと言います。
ほんとに、僕にとっては、母ちゃんが本当に誇りとして、
そして英二の宝物として、
今でも大事にしとります。
ほんとに母ちゃん、ありがとう。
~~~
出典
東京FM
ゆうちょ銀行letter for links
より
・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・
感動です(ToT)
心に響きました。
親の愛は無償ですね。
ただ、ただ 子供のことを想う愛。
感謝します
ありがとうございます☆
~~~
超おすすめのイベント♪
【ありがとう∞(まるまる)】
・日 時
2012.9.17(祝:敬老の日)
13:00~18:00
・場 所
県民文化センターふくやま
・ゲスト
てんつくマン どやさん(山田一夫)おかん
続きはこちら
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おはようございます♪
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行きます!
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板東英二さん。
ゆで卵が大好きなのは有名ですが、それには理由があったのです。。。
~~~
「ひもじい思いさせて、すまなかったねえ。ごめんね」
それが母の口癖だった。
母は、満州から五歳の僕をおぶって、ひたすら日本を目指した。
ゆで卵が、好きなのには理由(わけ)がある。
僕、板東英二にとって卵は特別な食べ物。
満州からひきあげてくる五歳の僕を救ってくれたのは、卵と、母の愛だった。
なんとしても生きる。なんとしても日本に帰る。
母があの想像を超える寒さの中、僕をおぶって日本を目指さなかったら、
もちろん今、僕はここにいない。
満州で生まれ、五歳のとき敗戦を迎えた。
たった一夜で、全てが変わる。
いきなり襲われる。
突然、追われる。
そのころの記憶はほとんどないけれど、
何かが変わってしまったという非常事態は、肌で覚えている。
逃げた。
父は戦地にいたので、母は子供四人を連れ、逃げた。
いちばん末っ子の僕を背負って、山を越え、涙も凍る平原を進んだ。
夜、母は僕を木の上に縛り付けた。
地面は凍っていて、子供はあっという間に凍死してしまう。
だから母は木をよじのぼり、僕を過酷な現実という大地から守ってくれた。
結局、僕たちが博多にたどりついたのは、満州を出てから一年半後。
全員、栄養失調で立つことができず最後は、這うようにして日本の地に着いたらしい。
ほんの数回手に入った卵が、僕たちの命を救ってくれた。
うつろう不安をぶつけたとき、母は言った。
「どんなときも、お天道様は必ず観てるから」
僕、板東英二にとって母の存在は、特別だ。
満州から五歳の僕をおぶって、ひたすら日本を目指した。
無蓋列車。
囲いのない列車の荷台の上のたくさんの乗客。
振り落とされないように、子供を真ん中に置き、それを母親たちがとり囲む。
列車の揺れ、母のぬくもり。
自分が何から逃れ、何処へ行こうとしているのか。
思えば、七十を過ぎてもなお、忙しく働いていないと不安になる性分は、
あの五歳の体験に根ざしているのかもしれない。
この世は一瞬で変わる。
昨日まであったかいスープを飲んでいた自分が、今日は囲いのない列車に揺られ飢えている。
ただひとつ変わらないものがあるとするなら、
それは、
母の思い。
母は亡くなる寸前まで、「ちゃんと食べてる?」と僕を気遣った。
「ひもじい思いさせて、すまなかったねえ。ごめんね」
それが口癖だった。
一生懸命、働いてくれた。
愚痴ひとつこぼさずに、僕たちきょうだいを育て上げてくれた。
「大学、いかしてあげるからね」
そんなふうに言ってくれたけれど、僕はプロ野球の道にすすんだ。
僕がどんなに稼いでも、母の口癖は変わらない。
「ちゃんと、食べてる?」
僕、板東英二は思う。
この世は、なんて理不尽で不条理なのかと。
明日、今、この瞬間に何が起こるかわからない。
どんなに努力しても、それが報われるか保障はない。
満州で敗戦を迎えたこと、
野球という世界に身をおいたこと、
それらが僕に世界のしくみを教えた。
うつろう不安をぶつけたとき、母は言った。
「どんなときも、お天道様は必ず観てるから」
母は、僕が結婚しても家に来ようとしなかった。
理由はただひとつ。
英二にひもじい思いをさせたから。
そんなことはないのに、それが母の中のケジメだった。
甲子園、プロ野球。
勝負の世界で戦う僕に、母はお守りをくれた。
あるとき、そのお守りをあけると、中に、大豆の豆が三粒。
母ちゃん、どれだけ食べること気にしとるんや。
実家に帰れば、オコワとゆで卵。
母ちゃん、大丈夫、もうちゃんと食べてるから。
亡くなる三日前に、母に会った。
「英二、氷が食べたい」
口の中に、氷を入れてあげた。
うれしそうに、母は微笑んだ。
それが最期だった。
我慢して我慢して、最後に氷を美味しそうに食べて母は逝った。
母ちゃん、ありがとうね。
英二は、なんとか食べてるよ。
いまは、ゆで卵を好きなだけ食べてるよ。
母ちゃんへ
ほんとに、長い人生になりました。
もう少し頑張ったら、母ちゃんが死んだ、その日に追いつきそうです。
でも今は、自分でおいしいもんがちゃんと食べれます。
ありがとう、と言いたい時に母ちゃんいないけど、
でも、またお墓の前に行って、
ありがとうと言います。
ほんとに、僕にとっては、母ちゃんが本当に誇りとして、
そして英二の宝物として、
今でも大事にしとります。
ほんとに母ちゃん、ありがとう。
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出典
東京FM
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より
・・・━━━☆・
今日の1歩
・・・━━━☆・
感動です(ToT)
心に響きました。
親の愛は無償ですね。
ただ、ただ 子供のことを想う愛。
感謝します
ありがとうございます☆
~~~
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・日 時
2012.9.17(祝:敬老の日)
13:00~18:00
・場 所
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