
「相手の顔をつぶさない」というお話です。
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ある企業の共同創立者の話です。
その企業は2人の人物が創立したのですが、この2人の間で1つの約束事があったそうです。
それは、こんな約束でした。
「もし、2人の意見がA案とB案で対立して、そのうちA案のほうを採用してうまくいかなかったとき。
B案のほうを推していた側は、『ほらね、B案がイイって言ったでしょ』とは絶対に言わないようにする」
つまり、失敗したときに、「ほらね」って言って蒸し返して、失敗した案を推した側の顔をつぶさないということ。
合意したなら、選んだ案は2人の案なのだという取り決め。
2人で長い間うまくやってこられたのは、この約束があったからだというんです。
これ、そのまま、会議の場でチェアマンが忘れてはいけないことです。
つまり、会議で、A案とB案という2つの意見が対立して、A案が通ったとき。
Bの意見を推していた人の顔をつぶさないということがとても重要なんです。
顔をつぶしてしまうと、つぶされたほうが意地になってしまったり、両者にしこりを残してしまったりということになりかねません。
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さりげなく人を動かす スゴイ!話し方
山崎拓巳 著
かんき出版
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これは、あるあるなお話ですね!
「ほらね!」って言ってしまったり、言わなくても思うことってよくあります。
本当に良くできた上司や社長というのは、「ほらね」と思っても言わない、それをやったらどうなるかは何となく分かるけど言わない、それでいて相手を導いていくことが出来るのでしょう。
また、職場だけでなく家族や仲間でも同じことが言えます。
たとえば旅行で「沖縄に行こう」と決めて、「台風が来るかもしれないから北海道にしない?」という意見を出していたとしても、沖縄に決まったのならば台風が来ようが前日雨だろうが楽しまなくてはなりません。
「だから北海道にしようって言ったじゃない」と言ったら、しらけるし嫌われます。
一度採用を決めたのなら、どんなことがあっても守り抜くのが上司や社長の務めであり、後から「だからやめた方がいいって・・・」はいけません。
どうしても、相手を疑ってしまって自分を正当化しようとしてしまう・・・。
「信じ切る」ことを学べなければいけないのかもしれません。
この「信じ切る」ということに気付かせてくれるお話をご紹介して終わります。
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戦前の話
明日工作をするからナイフを持ってくるようクラスに呼び掛けたら、翌朝、ある児童が自分のナイフがないと言い出しました。
先生は「ひょっとしたら、あの子が盗ったのかもしれない」と思った児童がいたので、「運動場で遊んでおいで」と、クラス全員を外へ出し、盗ったと思われる子の机を見たら、やはりナイフが入っていました。
先生はすぐに裏口から近くの文房具屋へ走り、同じナイフを買ってきて、盗られた子の机にあった本に挟んで入れておきました。
子供達が教室に帰ってきた時、「もう一度ナイフ探してごらん」と言うと、「先生、ありました」と生徒は言います。
「しっかり探さなければダメだぞ」と言いながら、百分の一秒くらいの時間で盗った子をみたら、その子はじっと先生を見ていました。
それから何年か経って、時は終戦間近だったそうですが、先生の元に一通の手紙が届きました。
そこには、
「あの時、みんなの前で先生に叱られていたら、自分はろくな人間になっていなかったと思う。
これからも自分のように恵まれない子どもに、どうぞ愛の光を当ててください」
と書いてあったそうです。
続けて、
「自分は明日、沖縄へ向けて出撃します。出撃しても先生のことは一生忘れません」と・・・
つまりその手紙は、その子の遺書だったのです。
(月刊「致知」2009年1月号より)
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【魂の緊急告知】
この動画は衝撃的ですよ!
↓ ↓ ↓
http://rush1000.com/cs/tamafuru/33/3048
福島先生のお話は、僕も10回以上聞かせて頂いているのですが、全然レベルが違いました・・・(汗)
10年で3倍以上の店舗数、7店舗 → 25店舗!
10年経っても何もしなければ売上も店舗数も変わらないし成長もしない、むしろ衰退していくでしょう。
時間が成長させてくれるわけではないのです。
自ら覚悟を決めて学び続けた人しか、結果を出し続けることはできません。
まだ聞いたことがない人はもちろんのこと、すでに聞いたことがある人も是非学び続けてください。
↓ ↓ ↓
http://rush1000.com/cs/tamafuru/34/3048
2017年10月30日(月)「福島正伸先生 究極の6時間勉強会」in沼津
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
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ブログにも記事をアップしてあります。
「魂が震える話」ブログ
http://rush1000.com/cs/tamafuru/35/3048
このメルマガは、
転送、掲載、自由です。
朝礼や飲み会の席、友人や家族との会話で、どんどんご活用いただけたらと思います。
こちらから登録出来ます。
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http://rush1000.com/form_if.cgi?id=tamafuru&u=a4243f144db0dd26
ブログやメルマガ、フェイスブック等のネタとして使用する際は、以下のような文を入れて頂ければ、断りは要りません。
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この話は、メルマガ「魂が震える話」で紹介されていました。
メルマガは下記のアドレスから登録できます。
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よろしくお願い致します。
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発行責任者 「魂が震える話」けい
お問い合わせ kei@tamafuru.com
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先生は「ひょっとしたら、あの子が盗ったのかもしれない」と思った児童がいたので、「運動場で遊んでおいで」と、クラス全員を外へ出し、盗ったと思われる子の机を見たら、やはりナイフが入っていました。
先生はすぐに裏口から近くの文房具屋へ走り、同じナイフを買ってきて、盗られた子の机にあった本に挟んで入れておきました。
子供達が教室に帰ってきた時、「もう一度ナイフ探してごらん」と言うと、「先生、ありました」と生徒は言います。
「しっかり探さなければダメだぞ」と言いながら、百分の一秒くらいの時間で盗った子をみたら、その子はじっと先生を見ていました。
それから何年か経って、時は終戦間近だったそうですが、先生の元に一通の手紙が届きました。
そこには、
「あの時、みんなの前で先生に叱られていたら、自分はろくな人間になっていなかったと思う。
これからも自分のように恵まれない子どもに、どうぞ愛の光を当ててください」
と書いてあったそうです。
続けて、
「自分は明日、沖縄へ向けて出撃します。出撃しても先生のことは一生忘れません」と・・・
つまりその手紙は、その子の遺書だったのです。
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