ありがとうという言葉 ななちゃんの心の宇宙 第２１０７号より

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ななちゃんの心の宇宙　『 第　２１０７　号 』　不定期　刊行

　 ～　ななちゃんの心の中に湧き上がってきた言葉のプレゼント　～　

(マガジンID:172104)　　2012年　10月 20日 発行
　　　
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　　　【ななちゃんの心の宇宙】
　

　　☆　ありがとうという言葉　☆


　　ありがとうという言葉は・・・
　　ぼくの大切な大切な言葉です。

　　平成１０年に・・・
　　最愛の息子を・・・
　　小児がんで亡くしました。

　　信じられない現実に・・・
　　狂いたいほどに・・・
　　心が嘆き叫びました。

　　そんな自暴自棄の自分の心に・・・
　　光の天使になった宗一郎が・・・

　　ぼくの人生を・・・
　　前向きに生きることのために・・・

　　改めて・・・
　　素敵な言葉を伝えてくれました。

　　実は・・・
　　宗一郎が亡くなる前に・・・
　　伝えてくれた言葉そのものなんです。

　　同じ言葉で・・・
　　絶望と悲しみの闇の中にいる・・・
　　そんなぼくの心に光を灯してくれました。

　　心に聞こえてくる・・・
　　宗一郎の言葉は・・・

　　「おとうさん、おかあさん、人と人は信じ合って、助け合って、分かり合って生きるんだよ」
　　「そしてね、その心を大切にしてみんな分かち合って生きてね！！！」

　　「おかあさん、ごめんね。ぼくはお母さんの子どもとして生まれて本当に幸せでした」
　　「おとうさんとおかあさんが素敵だから、その二人の子として生まれてきたんだよ」

　　「おかあさん、本当にごめんね。おかあさん知ってる？」
　　「この世界で一番いけないことは、自分を責めることなんだよ」

　　「ぼくがこうなったのは、おかあさんのせいじゃないからね」
　　「おかあさん、お願いだからもう自分を責めないでね」

　　「おとうさん、おかあさん」
　　「これから辛いことや悲しいことや苦しいことが起きるかもしれない」
　　「だけど、今おとうさんやおかあさんが体験している苦しみ以上のことは起きないよ」

　　「ぼくは、生まれる前に神様と約束したんだよ」
　　「ぼくの親になる人たちを最大の悲しみを通して、成長させるんだって」

　　「おとうさん、おかあさん」
　　「とっても辛い体験をさせてしまってごめんね」

　　「だけど、おとうさん、おかあさん、ありがとうね」
　　「苦しく悲しい涙をいっぱい流させたけれど」
　　「もう大丈夫だよね」

　　「ぼくの人生の最期の言葉」
　　「その言葉をおとうさん、おかあさん一緒に聞いてくれて本当にありがとう」

　　「その時のぼくはもう意識はなかったけれど」
　　「どうしてもおとうさんとおかあさんに伝えたい言葉があったんです」

　　「あ・り・が・と・う」

　　「ぼくは本当に幸せだったよ」
　　「ぼくは本当に楽しかったよ」
　　「ぼくは本当に嬉しかったよ」

　　「おとうさん、おかあさん」
　　「ぼくを生んでくれて、ぼくを育ててくれて」
　　「本当にありがとう！！！」

　　心の中に響く・・・
　　宗一郎の言葉が・・・

　　今のぼくの生きる力になっています。

　　人と人は・・・
　　信じ合って、助け合って、分かり合って・・・
　　そして分かち合って生きるんだよ！！！

　　自分を責めることが・・・
　　この世界で一番してはいけないことなんだよ。

　　辛い時や悲しい時ほど・・・
　　精一杯の力で笑うんだよ。

　　そして・・・
　　この世界を救う言葉は・・・

　　ありがとう。

　　ぼくは・・・
　　ありがとうの感謝の言葉と心を・・・
　　これからもつたない言葉で・・・
　　伝えてゆけたらいいな！！！

　　宗一郎・・・
　　本当に・・・

　　ありがとう！！！


　　ルンルン・・・

　　ありがとうございます。




「ななちゃんの心の宇宙」
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