
「悪口を言えば言うほど信頼をなくす」というお話です。
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「人の悪口を言うのは、やめましょう」と子どものころから言われているのに、なかなかやめられない人は少なくありません。
人の悪口を言ってその人をおとしめると、そのぶん自分が偉くなった気がします。
しかし、それは錯覚です。
階段のそれぞれの段に人がいて、誰かを下の段に移動させたからと言って、自分が順送りに一段上がるわけではありません。
自分も他の人から悪口を言われているのに、他人の悪口を言って得意になっていれば「オメデタイ奴だ」と陰で笑われます。
悪口を言う人の中には、「みんなは知らないだろうけど、あいつはこんな奴だ」と自分の情報収集能力や分析力を自慢する人もいます。
そんなことを自慢げに話せば、相手は「私の悪口も他の誰かに言っているに違いない」と思うでしょう。
結果として自慢にもなっていませんし、信頼も失うことになります。
このように、悪口を言っても何もいいことはありません。
いいことがあるとすれば、かつての私のように陰で笑われて信頼を失ってはじめて、悪口を言わなくなることくらいでしょう。
悪口はやめましょうね。
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えんま様の格言
名取芳彦 著
永岡書店
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2006年から2014年までの8年間、プロ野球のセ・リーグにおいて優勝したのは巨人と中日だけでした。
巨人・原監督と中日・落合監督です。
実は、この両監督には共通点があるそうです。
以下をどうぞ。
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プロ野球といえば、ここ10年のセ・リーグの優勝監督を見てみると、巨人・原監督と中日・落合監督が見事にチャンピオンフラッグを分け合い、独占してきた。
実力伯仲の厳しいプロの世界において、この戦績というのはもの凄いことだ。
もはや両氏は名監督として歴史に名を刻んだと言ってもいいだろう。
実は、この両監督には共通点がある。
それは、
「選手の批判や悪口を口外しない」ということである。
下位チームの監督たちは、試合に負けたあとのマスコミのインタビューにおいて、選手を名指しでボロクソに批判している。
「あのピンチでセカンドのAが悪送球エラーさえしなければ勝っていたのに。あのプレーはアマチュア以下だ。プロとして恥ずかしい」
「最終回にピッチャーのBがフォアボールを連発したあげくに一発ホームランとは。普段からどんな練習してるんや。アホか。あれじゃ一軍で使い物にならん」
「逆転のチャンスが3度もあったのに、全部Cが潰してくれた。三振、三振、ダブルプレーとは。あんなど真ん中のボール、俺でも打てるよ」
翌日の新聞を見ると、このような監督のコメントが毎日のようにニュースとして掲載されている。
しかし、原監督と落合監督は違う。
「監督である自分が悪かった。選手は悪くない。責任は自分にある」という意味のコメントをしていることが多い。
監督のコメントが選手の耳に入ったとき、どちらの言葉が選手に自己反省を促し、奮起させるだろうか。
どちらの言葉が選手のやる気を奪うのだろうか。
(「死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる」早川勝 著 / かんき出版)
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チームは雰囲気で変わりますね。
その雰囲気をつくるのが監督の役目の一つでしょう。
最近は、悪口を言うことが正しいかのような風潮があります。
特に、顔の見えないネットの社会で多いように思います。
まるで、そこに相手の心が存在しているのを忘れてしまっているのではないかと思えるほど残酷なことを平気で書く人もいます。
ただ、陰で笑われて信頼を失っていることに気付いていないから言えたり書けたりするのでしょう。
言われた側は、そういう意見もあるんだなと前向きに捉え、次に生かしていけたら良いですし、心が折れそうなときは「スルー」です。
これは僕の経験ですが、本当に傷つくようなことを言われたとき、実は一番その後に成長できたのです。
奮起したというか、させていただいたというか。
自分は悪口を言わない!でも、もし言われてしまったら、その言葉もバネにして成長していきたいものですね。
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
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ブログにも記事をアップしてあります。
「魂が震える話」ブログ
http://ameblo.jp/and-kei/
このメルマガは、
転送、掲載、自由です。
朝礼や飲み会の席、友人や家族との会話で、どんどんご活用いただけたらと思います。
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この話は、メルマガ「魂が震える話」で紹介されていました。
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よろしくお願い致します。
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発行責任者 「魂が震える話」けい
お問い合わせ kei@tamafuru.com
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人の悪口を言ってその人をおとしめると、そのぶん自分が偉くなった気がします。
しかし、それは錯覚です。
階段のそれぞれの段に人がいて、誰かを下の段に移動させたからと言って、自分が順送りに一段上がるわけではありません。
自分も他の人から悪口を言われているのに、他人の悪口を言って得意になっていれば「オメデタイ奴だ」と陰で笑われます。
悪口を言う人の中には、「みんなは知らないだろうけど、あいつはこんな奴だ」と自分の情報収集能力や分析力を自慢する人もいます。
そんなことを自慢げに話せば、相手は「私の悪口も他の誰かに言っているに違いない」と思うでしょう。
結果として自慢にもなっていませんし、信頼も失うことになります。
このように、悪口を言っても何もいいことはありません。
いいことがあるとすれば、かつての私のように陰で笑われて信頼を失ってはじめて、悪口を言わなくなることくらいでしょう。
悪口はやめましょうね。
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名取芳彦 著
永岡書店
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2006年から2014年までの8年間、プロ野球のセ・リーグにおいて優勝したのは巨人と中日だけでした。
巨人・原監督と中日・落合監督です。
実は、この両監督には共通点があるそうです。
以下をどうぞ。
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プロ野球といえば、ここ10年のセ・リーグの優勝監督を見てみると、巨人・原監督と中日・落合監督が見事にチャンピオンフラッグを分け合い、独占してきた。
実力伯仲の厳しいプロの世界において、この戦績というのはもの凄いことだ。
もはや両氏は名監督として歴史に名を刻んだと言ってもいいだろう。
実は、この両監督には共通点がある。
それは、
「選手の批判や悪口を口外しない」ということである。
下位チームの監督たちは、試合に負けたあとのマスコミのインタビューにおいて、選手を名指しでボロクソに批判している。
「あのピンチでセカンドのAが悪送球エラーさえしなければ勝っていたのに。あのプレーはアマチュア以下だ。プロとして恥ずかしい」
「最終回にピッチャーのBがフォアボールを連発したあげくに一発ホームランとは。普段からどんな練習してるんや。アホか。あれじゃ一軍で使い物にならん」
「逆転のチャンスが3度もあったのに、全部Cが潰してくれた。三振、三振、ダブルプレーとは。あんなど真ん中のボール、俺でも打てるよ」
翌日の新聞を見ると、このような監督のコメントが毎日のようにニュースとして掲載されている。
しかし、原監督と落合監督は違う。
「監督である自分が悪かった。選手は悪くない。責任は自分にある」という意味のコメントをしていることが多い。
監督のコメントが選手の耳に入ったとき、どちらの言葉が選手に自己反省を促し、奮起させるだろうか。
どちらの言葉が選手のやる気を奪うのだろうか。
(「死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる」早川勝 著 / かんき出版)
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チームは雰囲気で変わりますね。
その雰囲気をつくるのが監督の役目の一つでしょう。
最近は、悪口を言うことが正しいかのような風潮があります。
特に、顔の見えないネットの社会で多いように思います。
まるで、そこに相手の心が存在しているのを忘れてしまっているのではないかと思えるほど残酷なことを平気で書く人もいます。
ただ、陰で笑われて信頼を失っていることに気付いていないから言えたり書けたりするのでしょう。
言われた側は、そういう意見もあるんだなと前向きに捉え、次に生かしていけたら良いですし、心が折れそうなときは「スルー」です。
これは僕の経験ですが、本当に傷つくようなことを言われたとき、実は一番その後に成長できたのです。
奮起したというか、させていただいたというか。
自分は悪口を言わない!でも、もし言われてしまったら、その言葉もバネにして成長していきたいものですね。
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