AI (ええ愛・Atelier Ichien)

ここは、『AI(ええ愛)』のある人たちの自由な空間です。一つ一つの記事に『AI(ええ愛)』が込もっているものばかりです。

限界を感じてしまったら 人の心に灯をともす 857より

2011年12月30日 | うたしやきなお話
一円サンの愛読しているメールマガジンより…お福分けさせて…いただきます…m(__)m…
写真は…名古屋の筆侍ジャッカルサンの提供です…今年和歌山県へジャッカル。サンがボランティア活動へ行かれたときにいただいたお写真…看板が『↑』の標識…『底に着いて…落ち着いたら…上がるだけ…』をあらわしているようです…m(__)m…ありがとう…ございます…m(__)m…


【限界を感じてしまったら】№857


平山郁夫氏の心に響く言葉より…


画家になろうと思って東京美術学校(現・東京芸術大学)に入学した私ですが、3年生のとき、本当に心底、絵を描くことをあきらめて学校を辞めようと思いつめた時期がありました。

それは、どうにも自分が描く絵に自信が持てず、自分の才能に限界を感じてしまったのです。

思い余って、ある先生に相談をしに行きました。

谷信一先生という日本美術史を教えてくださる先生です。


谷先生は、

「あなたは、今より絵が下手になると思いますか」

と聞かれる。

私は、

「これ以上、下手になることはないでしょうが、どのように描けばいいのか、わからないのです」

とありのままに答えました。


私にとっては、先生が言われるように、絵の上手い下手が問題なのではなく、何をどのように描けばいいのか、自分がこれからずっと絵を描き続けていけるのか、が大問題だったからです。

そんな私の顔を見て、先生は穏やかに続けました。

「誰でも自分の絵がイヤになるときはあるものです。

あなたの場合はそれが人より早く来たと思って続けたらどうですか。

今より下手になることはないのだから、少し、のんびりとかまえてごらんなさい」


私は谷先生のこの言葉に救われました。

肩の荷が下りたような気がしたのです。

もし、ここでこの言葉に出会えなければ、絵筆を捨てていたかもしれません。


先生の言葉に救われた私ですが、では何をすればいいのか、と教えてもらったわけではありません。

そこで私は、とにかくデッサンをすることに精を出しました。

まず、「本当の基礎の力」をつけなければ話にならないと考えたのです。

『ぶれない』三笠書房



人の一生は誰でも、「山があれば谷がある」というように、いいときもあれば悪いときもある。

一本調子でいく人など一人もいない。


限界を感じた時や、スランプの時には、やたらと動かず、自分の基本の実力をコツコツと高めることが重要だ。

そんなとき、無理に新しいことに挑戦したり、投資するとかえって運に見放される。


精神的に「もう、最悪だ」と、落ち込んでしまったとき、「今よりひどい状況になることがあるだろうか」と自らに問いかけることは重要だ。

もし、それがどん底だとしたら、次は浮き上がるだけ。

それを、「落ち着く」と言う。

どん底まで落ちたら、底に着くからだ。


困ったときには、ジタバタせず、まず基本の実力を高める努力をしてみたい。





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2 コメント

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ああ… (イネ~イ~ネ♪)
2011-12-31 01:14:28
落ち着くところ~

落ち着き


そこから また 始まる



なるほど

一円サンが 話してくださったんですが 


おチンに 落ち着くとは


う~~~

なんだろう~

段階が 違う っていうのかなぁ~~~


度合いが 違う っていうのかぁ~~~~


場所が 違う っていうかぁ~~~




言葉に なんないなぁ~~~


どちらが どう~

って ことでは ないんですけど…



ねぇ~

一円サン~


一円サンに

バトンタッチ

って

棒を タッチ 

って 

棒立ち


そんな おチンに 落ち着く

話 



笑ってイられる って ことは

あり合体

幸せ ですよねぇ~~~




ありがとうございます


返信する
そうそう… (松本一円)
2011-12-31 08:15:49
そうゆうことですね…

イネサン…

『オチに落ち着く』

『オチンにおち突(つ)く』…笑(*^.^*)
なんて…笑って暮らせること…

ものすごい幸せ…

このお話の…

どん底(ぞこ)の底(そこ)に落ち着くというお話は…

なんにもないところに…

落ち着くということ…

自分自身の御霊(みたま)…

魂(たましい)状態が底(そこ)…

心があってよかった…

体があってよかった…

考えることができる頭があってよかった…
言葉を使えて…口でしゃべることができてよかった…
手が動く…足が動く…耳が聴こえる…

家族がいる…友人がいる…

食べものがある…仕事がある…

ってね…

なんにもない…

底(そこ)から…自分自身や…

物事を眺(なが)めると…なんてありがたい

いろいろな恵みをいただいていることがわかります…

そういうところから…

いろいろのありがたみを感じることができるようになると…

毎日…ありがたいことに溢れていることがわかって…

いつも嬉しい楽しい幸せですよね~…◎^∇^◎◎^∇^◎

なんて…

底(そこ)の話…

いいですね~~

なんだか…

いつも…アソコの話になってしまうんですけど…笑(*^.^*)

アソコと言ったら…

底(そこ)を思い出すといいかもしれないですね…

ソコ(底)が入っていますから…

いかに…『今…ここ…』でこうしていられることが…
嬉しい楽しい幸せが…

ほんとにありがたい…幸せなんだな~~ってわかりますからね…

なんともありがたいお話でした…m(__)m…

どうもありがとうございます…m(__)m…



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