「何も考えずに直しなさい」というお話です。
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平成二〇年に亡くなられた、曹洞宗大本山永平寺の貫首であり、曹洞宗の官長でもあった宮崎奕保老師が、あるときテレビに出てこんなお話をされていました。
「手洗いから出るときに、自分のスリッパを揃えるのはあたりまえ。
他の人が使ったスリッパが斜めになっていたら、何とも思わず直しなさい。
他人のスリッパが曲がっているのを、そのままにしておけるのは、あなたの心が曲がっているからです」
要するに、他人のものであっても、乱れているものを見たら、何も考えずに直しなさい、ということです。
見たら直す、ただそれだけです。
実際に掃除をするときには、きれいにしようとか、汚れているからとか、自分のものだとか、他人のものだとかは考えずに、ただひたすら目の前のものの掃除をするのです。
何事においても、そのとき自分がやっていることと、ただ一つになる。
すると、結果的に「心配り」が生まれるのです。
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お坊さんにならう こころが調う 朝・昼・夜の習慣
平井正修 著
ディスカヴァー
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鍵山秀三郎氏の「すぐに結果を求めない生き方」(PHP研究所)という本に、こんなお話があります。
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思想家であり合気道を修める武道家でもある内田樹先生は、「仕事」には「私の仕事」と「あなたの仕事」のほかに「誰の仕事でもない仕事」というものがあり、「誰の仕事でもない仕事は私の仕事である」という考え方をする人のことを「働くモチベーションがある人」と呼ぶとおっしゃっています。
(中略)
どんな職場でも、誰の仕事でもない仕事が必ずあります。
このような仕事がきちんと処理されている職場は、必ずよくなります。
ところが、「これは私の仕事じゃない」といって放置しているところは、そこから会社が腐っていくのです。
誰の仕事でもないことをする。
世の中をよくするとは、誰の目の前にもある小さなことを積み重ねていくことから始まるのではないでしょうか。
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ゴミを拾う人は、間違いなく「ゴミを捨てない人」になります。
他人が使ったスリッパまで揃える人は、間違いなく自分の履物は揃えます。
職場の仲間のマグカップが汚れていたら、さりげなくキレイにしてあげるとか、
スーパーで商品が斜めになっていたら、そっと直していくとか、
誰かが落ち込んでいたら、声を掛けてあげるとか、
そうやって心配りができる人になっていくのではないでしょうか。
損得ばかりを気にして仕事をしている人が大成するとは思えません。
目の前に困っている人がいて、それを知らないふりをして通り過ぎるような人が集まっている職場は、残念ながら良い職場とは言えません。
与え合う、協力し合う、助け合う、励まし合う、そういった職場や人間関係が好ましいものです。
それもこれも自分次第!
今、そういう環境じゃなくても、自分が最初に与える人になっていけたら良いですね♪
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
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ブログにも記事をアップしてあります。
「魂が震える話」ブログ
http://ameblo.jp/and-kei/
このメルマガは、
転送、掲載、自由です。
朝礼や飲み会の席、友人や家族との会話で、どんどんご活用いただけたらと思います。
こちらから登録出来ます。
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ブログやメルマガ、フェイスブック等のネタとして使用する際は、以下のような文を入れて頂ければ、断りは要りません。
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この話は、メルマガ「魂が震える話」で紹介されていました。
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よろしくお願い致します。
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発行責任者 「魂が震える話」けい
お問い合わせ kei@tamafuru.com
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「手洗いから出るときに、自分のスリッパを揃えるのはあたりまえ。
他の人が使ったスリッパが斜めになっていたら、何とも思わず直しなさい。
他人のスリッパが曲がっているのを、そのままにしておけるのは、あなたの心が曲がっているからです」
要するに、他人のものであっても、乱れているものを見たら、何も考えずに直しなさい、ということです。
見たら直す、ただそれだけです。
実際に掃除をするときには、きれいにしようとか、汚れているからとか、自分のものだとか、他人のものだとかは考えずに、ただひたすら目の前のものの掃除をするのです。
何事においても、そのとき自分がやっていることと、ただ一つになる。
すると、結果的に「心配り」が生まれるのです。
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鍵山秀三郎氏の「すぐに結果を求めない生き方」(PHP研究所)という本に、こんなお話があります。
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思想家であり合気道を修める武道家でもある内田樹先生は、「仕事」には「私の仕事」と「あなたの仕事」のほかに「誰の仕事でもない仕事」というものがあり、「誰の仕事でもない仕事は私の仕事である」という考え方をする人のことを「働くモチベーションがある人」と呼ぶとおっしゃっています。
(中略)
どんな職場でも、誰の仕事でもない仕事が必ずあります。
このような仕事がきちんと処理されている職場は、必ずよくなります。
ところが、「これは私の仕事じゃない」といって放置しているところは、そこから会社が腐っていくのです。
誰の仕事でもないことをする。
世の中をよくするとは、誰の目の前にもある小さなことを積み重ねていくことから始まるのではないでしょうか。
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ゴミを拾う人は、間違いなく「ゴミを捨てない人」になります。
他人が使ったスリッパまで揃える人は、間違いなく自分の履物は揃えます。
職場の仲間のマグカップが汚れていたら、さりげなくキレイにしてあげるとか、
スーパーで商品が斜めになっていたら、そっと直していくとか、
誰かが落ち込んでいたら、声を掛けてあげるとか、
そうやって心配りができる人になっていくのではないでしょうか。
損得ばかりを気にして仕事をしている人が大成するとは思えません。
目の前に困っている人がいて、それを知らないふりをして通り過ぎるような人が集まっている職場は、残念ながら良い職場とは言えません。
与え合う、協力し合う、助け合う、励まし合う、そういった職場や人間関係が好ましいものです。
それもこれも自分次第!
今、そういう環境じゃなくても、自分が最初に与える人になっていけたら良いですね♪
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心より感謝します。
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