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【人生最大の目的】5783
渡部昇一氏の心に響く言葉より…
スマイルズは
「人は誰でも、優れた人格を得ることを人生最大の目的とすべきである。
正しい手段でそれを得ようと努力すれば、ますます生きる力がみなぎり、人生観も揺るぎないものとなるだろう」
と言っている。
人格者となるため、人生に高い目標を持つことは、それだけで自分自身の誇りとなるはずだ。
スマイルズは「真の人格者」としての条件を挙げている。
それは、
1.最高の模範的性格を持つ人間である
2.服装や生活様式や態度ではなく、道徳的価値によって決まる
3.自尊心に厚く、何よりも自らの品性に重きを置く
4.自分を尊ぶのと同じ理由で他の人々をも敬う
5.名誉を重んじる心が強く、卑劣な行動を取らないようにいつも気を配っている
などといったものだ。
品格を保つために最も必要なものは何か。
私は、誇り、プライドだと思う。
品格というものは、「プライドある人間の行為」を指します。
「品格ある人」イコール「プライドある人間の外に表れた形」である、と定義すると、プライドを持つことが、すなわち品格のある人間を形づくる核になると言えるでしょう。
『渡部昇一一日一言』致知出版社
https://q.bmd.jp/91/119/2527/393
舩井幸雄氏は2014年1月に81歳で永眠した。
『すべては「必要、必然、最善」/ビジネス社』の中の巻末にこのような一文があった。
『アメリカは明らかに病んでいます。
私はアメリカの「実験」は、このままでは失敗に終わると思うのです。
いずれにせよ自由も平等も、西欧文明が生み出した価値観でした。
自由と平等自体は素晴らしいのですが、彼らの失敗は結局「支配・被支配」の観念から抜け出せなかったことです。
西欧思想が限界に来たことを悟ってはいても、彼らはいぜん、そのクビキから逃れられないでいるのです。
西洋思想がダメなら東洋思想ということになりますが、いま、これからの人類をリードしていく思想を生み出せる東洋の国はどこなのか?
中国や韓国には、これは無理です。
経済的には発展してきましたが、露骨なくらい自分のことしか考えていません。
経済発展に人間的成長がまるで追いついていないのです。
中国もダメ、韓国では話にならないとなると、残るは日本しかないということになります。
これまで日本は欧米に追いつけ、追い越せでやってきて、本当の意味でのリーダーシップを発揮した歴史がない、だから心配だとはよく言われることです。
しかし、私は何も心配していません。
日本人は、できるのです。
人類の未来をリードしていく哲学、コンセプトを、世界に発信できると確信しています。
あなたは、そんな素晴らしい国の住民なのですから、大いに自信を持って生きてください。では、またお会いしましょう』
10年前に書かれた本であるにもかかわらず、現在の世界の状況を恐ろしくピタリと言い当てている。
その元にあるのは、「品格」のなさだ。
人格者になろうというプライドもなくなっている。
徳を身につけ、名誉を重んじ、卑劣な行動をとらないという、リーダーとしての哲学も忘れている。
「人生最大の目的」を自らの胸に問い・・・
プライドを持ち、「品格ある人」をめざしたい。
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