
嬉しい楽しい幸せな役に立つ興味深い話○略して『うたしやきの話』の収集家・松本一円さん♪の愛読しているメールマガジンよりお福分けさせていただきます…(^人^)
写真は…ゆらゆら~のゆらぽん^^さん♪からいただいたプレゼントです☆(^人^)☆
ありがたい『今日』、
ありがたい『今ここ』、
今日は丁寧に、
神(かみ)仏(ほとけ)精霊(せいれい)守護霊(しゅごれい)御先祖(ごせんぞ)さん、親子(おやこ)兄弟、友人、知人、自分自身(あなた)にありがとう☆
私(あなた)を生かしてくださるすべての存在にありがとう☆(^人^)☆
ありがとう☆ありがとう☆(^人^)☆
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【本当の祈り】№1739
修養団・元伊勢道場長、中山靖雄氏の心に響く言葉より…
母は82歳で脳梗塞になって倒れて以来、家で寝たきりの生活を送っていました。
しかし、私が講演に出かける時は必ず、「今日はどこに行くんだ?」と聞くのです。
「どこどこへ行く」と答えると「気をつけて行って来いよ」とこう言う。
私は「わかった。ありがとう」と答える。
しかし、そのあとには「何時から何時まで話すのか?」と聞くのです。
すると、つい自分の親だから言ってしまうのです。
「そんなの聞いてどうするん?」とか、「人のこと心配せんと、自分のこと心配しなさい」とか、どうも冷たい物言いになってしまう。
さらに、「寝たきりだから、みんなに好かれる老人にならなあかんよ」なんて言ってしまうのです。
それでも、何度も聞くものですから、私が「何時から何時までだよ」と講演時間を答えると、「みんなに喜んでもらえるように、しっかりがんばってこいよ」と言って、ベッドの上から見送るのでした。
そして、私は家を出てから後悔の思いでいっぱいになるのです。
もっと優しい言葉をかけてやれば良かったなぁって。
わかってはいても、つい、優しくできなかったりするのですね。
その母も90歳で亡くなりました。
お葬式を済ませたあとに、家内がふと、
「お父さん、心配してくださる方が一人減ってさみしいね」
と言うのです。私は改めて母の言葉を思い出して、
「おふくろが毎回行き先を聞いてきたのはわかるけれども、なんで時間まで聞いたんだろうね」
と家内に言ったんです。すると家内は、
「絶対お父さんに言わんで、ってお母さんは言っていたけど、時効だからもう話してもいいかな」
と、こんな話をしてくれました。
私の講演が始まる頃になると、母が家内を呼び、
「講演が始まる時間だから、悪いけどベッド半分起こして」
と言って、ベッドの前の神棚に向かってじーっと手を合わせて、拝むのです。
寝たきりですから、きちんとは座れないので、腰に枕と毛布を当ててなんとか座るようにして、じーっと手を合わせている。
「講演が終わる時間になったらまた来てね」と母が言うので、1時間半くらい経ってから家内が行くと、まだ母が同じような状態でじーっと祈っているのだそうです。
この話を聞いた時、私は、頭をガーンって殴られたような気がしました。
毎回講演に行って、今日もこんないい方々と、素晴らしい出会いをいただいて、自分ががんばっているという思いがどこかにあったのです。
私は母が祈ってくれていることを知らずに、そんな母の言葉を少し疎(うと)ましく思っていたのです。
『すべては今のためにあったこと』海竜社
肉親や兄弟、夫婦、と関係が近くなればなるほど、ほんとうは感謝しているのに何だか照れくさくて、憎まれ口をきいてしまったり、冷たい物言いになってしまったりする。
特に、両親から受けた愛情は、両親が亡くなってからわかることが多い。
「親孝行したいときには親はなし」、という言葉にもある通りだ。
自分への祈りは、自分のエゴと欲望を充足させるための祈り。
他者の幸福を願う祈りこそが、本当の祈り。
親しい関係にある人に、今、面と向かって感謝できなくとも、幸せを願うひそかな祈りなら誰でもできる。
誰かのために、祈る人でありたい。
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修養団・元伊勢道場長、中山靖雄氏の心に響く言葉より…
母は82歳で脳梗塞になって倒れて以来、家で寝たきりの生活を送っていました。
しかし、私が講演に出かける時は必ず、「今日はどこに行くんだ?」と聞くのです。
「どこどこへ行く」と答えると「気をつけて行って来いよ」とこう言う。
私は「わかった。ありがとう」と答える。
しかし、そのあとには「何時から何時まで話すのか?」と聞くのです。
すると、つい自分の親だから言ってしまうのです。
「そんなの聞いてどうするん?」とか、「人のこと心配せんと、自分のこと心配しなさい」とか、どうも冷たい物言いになってしまう。
さらに、「寝たきりだから、みんなに好かれる老人にならなあかんよ」なんて言ってしまうのです。
それでも、何度も聞くものですから、私が「何時から何時までだよ」と講演時間を答えると、「みんなに喜んでもらえるように、しっかりがんばってこいよ」と言って、ベッドの上から見送るのでした。
そして、私は家を出てから後悔の思いでいっぱいになるのです。
もっと優しい言葉をかけてやれば良かったなぁって。
わかってはいても、つい、優しくできなかったりするのですね。
その母も90歳で亡くなりました。
お葬式を済ませたあとに、家内がふと、
「お父さん、心配してくださる方が一人減ってさみしいね」
と言うのです。私は改めて母の言葉を思い出して、
「おふくろが毎回行き先を聞いてきたのはわかるけれども、なんで時間まで聞いたんだろうね」
と家内に言ったんです。すると家内は、
「絶対お父さんに言わんで、ってお母さんは言っていたけど、時効だからもう話してもいいかな」
と、こんな話をしてくれました。
私の講演が始まる頃になると、母が家内を呼び、
「講演が始まる時間だから、悪いけどベッド半分起こして」
と言って、ベッドの前の神棚に向かってじーっと手を合わせて、拝むのです。
寝たきりですから、きちんとは座れないので、腰に枕と毛布を当ててなんとか座るようにして、じーっと手を合わせている。
「講演が終わる時間になったらまた来てね」と母が言うので、1時間半くらい経ってから家内が行くと、まだ母が同じような状態でじーっと祈っているのだそうです。
この話を聞いた時、私は、頭をガーンって殴られたような気がしました。
毎回講演に行って、今日もこんないい方々と、素晴らしい出会いをいただいて、自分ががんばっているという思いがどこかにあったのです。
私は母が祈ってくれていることを知らずに、そんな母の言葉を少し疎(うと)ましく思っていたのです。
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特に、両親から受けた愛情は、両親が亡くなってからわかることが多い。
「親孝行したいときには親はなし」、という言葉にもある通りだ。
自分への祈りは、自分のエゴと欲望を充足させるための祈り。
他者の幸福を願う祈りこそが、本当の祈り。
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