【自分を喜ばせるためだけの願望は 叶いにくい】5260
歯学博士、井上裕之氏の心に響く言葉より…
《自分を喜ばせるためだけの願望は 叶いにくい》
「お金持ちのパートナーと結婚して、専業主婦になりたい」とか、「ブランドショップで、 値札を見ないで買い物できる経済力がほしい」とか、こういった願望を持っている人から、 なかなか願いが叶わないと相談をされることがあります。
願いが叶わない理由は明らかで、願っている本人の個人的な喜びを満たす程度の願望でしかないからでしょう。
相談者が専業主婦になること、ブランドアイテムをたくさん買うことが、誰の幸せに、どんなふうに繋がるのか。
もし、そこがきちんとイメージされていれば、願いの実現可能性は大いに高まるでしょう。
潜在意識について知れば知るほど、「潜在意識には、人類全体の幸せを叶えようとするエネルギーが、深く刷り込まれている」のを実感します。
潜在意識が求めるままに、善なる行動を重ねていくと、その結果として、願望が叶ったり、いまよりももっと幸せに生きられたりするのです。
人の遺伝子には、「自分のメリットだけ」を考える利己の心と、「自分のことより、他人のために」と考える利他の心があります。
両方とも、人間が生存するうえで必要があるから備わっている感情ですが、とはいえ、 いざというときに頼りになるのは、利他の心です。
利己の心で何かを判断しようとすると、自分だけの得や利益を追求するために、目先の損得勘定を働かせることになります。
だから、判断を誤ることも多いですし、誰かの共感や協力を得るのが困難です。
一方の利他の心での判断の際には、自分にとっての目先の損得ではなく、もっと大きな目的のために、広い視野と深い思考から、物事を捉えることになります。
だから、利他の心からの判断は精度が高く、その判断に賛同してくれる味方も、容易に得られます。
筑波大学名誉教授で遺伝子工学の世界的権威であった、故村上和雄先生は、「利他の心は遺伝子に刻まれた人間の本質」といいます。
家族、恋人、友人たちの力になりたいという利他的な心は、誰の潜在意識の中にも必ずあるということです。
ビジネスの成功にも、利他の心が必要なのは明らかです。
ケンタッキーフライドチキンの 創設者であるカーネル・サンダース氏は、六十五歳で年金生活を捨てて事業を興し、ケン タッキーを世界的企業に成長させました。
彼が常に考えていたのは、「どれだけ顧客を満足させるか」。
各地の支店を訪れ、抜き打ちでチキンの味をチェック。
勝手に安い素材を仕入れて、経費を浮かせている不届きな支店長がいないか、自ら確かめていたそうです。
結局のところ「お金は、顧客の満足度に応じて入ってくるもの」。
彼はその真理をわかっていたのでしょう。
それについては、私もまったく同感です。
アメリカの著名な心理学者、アブラハム・マズローは、人間の欲求には「生理的欲求」 「安全の欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現の欲求」の五つがあると示しました(「欲 求の五段階説」)。
これらはいずれも、自分のための欲求です。
しかし晩年のマズローは、 六つ目の欲求として「利他的欲求」を追加しました。
私たちの潜在意識に深く根ざす、「誰かの役に立ちたい」という本能に従うと、自分の幸福も着実に拡大していくようです。
『人間関係が整うとすべてうまくいく』KADOKAWA
https://amzn.to/3Iw6rHw
井上裕之氏は、「お金」「仕事」「健康」という指標は、「人間関係」がうまくいけば、自動的にすべてうまくいく、という。
お金や仕事をもたらすのは、他でもなく、周囲の人たちからだ。
また、健康の良し悪しも、人間関係と連動する。
病気の多くは、ストレスによって免疫力が下がることによって起こる。
そして、ストレスのほとんどは、人間関係によってもたらされるものだからだ。
「人の幸せ=自分の幸せ」になると、人間関係が整いだすという。
つまり、願望成就の考え方と同じだ。
自分の願望を、「人の幸せのため」という利他の心まで昇華させたとき、願望が成就しやすい。
「自分を喜ばせるためだけの願望は 叶いにくい」という言葉を胸に刻み…
人間関係を整えたい。
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歯学博士、井上裕之氏の心に響く言葉より…
《自分を喜ばせるためだけの願望は 叶いにくい》
「お金持ちのパートナーと結婚して、専業主婦になりたい」とか、「ブランドショップで、 値札を見ないで買い物できる経済力がほしい」とか、こういった願望を持っている人から、 なかなか願いが叶わないと相談をされることがあります。
願いが叶わない理由は明らかで、願っている本人の個人的な喜びを満たす程度の願望でしかないからでしょう。
相談者が専業主婦になること、ブランドアイテムをたくさん買うことが、誰の幸せに、どんなふうに繋がるのか。
もし、そこがきちんとイメージされていれば、願いの実現可能性は大いに高まるでしょう。
潜在意識について知れば知るほど、「潜在意識には、人類全体の幸せを叶えようとするエネルギーが、深く刷り込まれている」のを実感します。
潜在意識が求めるままに、善なる行動を重ねていくと、その結果として、願望が叶ったり、いまよりももっと幸せに生きられたりするのです。
人の遺伝子には、「自分のメリットだけ」を考える利己の心と、「自分のことより、他人のために」と考える利他の心があります。
両方とも、人間が生存するうえで必要があるから備わっている感情ですが、とはいえ、 いざというときに頼りになるのは、利他の心です。
利己の心で何かを判断しようとすると、自分だけの得や利益を追求するために、目先の損得勘定を働かせることになります。
だから、判断を誤ることも多いですし、誰かの共感や協力を得るのが困難です。
一方の利他の心での判断の際には、自分にとっての目先の損得ではなく、もっと大きな目的のために、広い視野と深い思考から、物事を捉えることになります。
だから、利他の心からの判断は精度が高く、その判断に賛同してくれる味方も、容易に得られます。
筑波大学名誉教授で遺伝子工学の世界的権威であった、故村上和雄先生は、「利他の心は遺伝子に刻まれた人間の本質」といいます。
家族、恋人、友人たちの力になりたいという利他的な心は、誰の潜在意識の中にも必ずあるということです。
ビジネスの成功にも、利他の心が必要なのは明らかです。
ケンタッキーフライドチキンの 創設者であるカーネル・サンダース氏は、六十五歳で年金生活を捨てて事業を興し、ケン タッキーを世界的企業に成長させました。
彼が常に考えていたのは、「どれだけ顧客を満足させるか」。
各地の支店を訪れ、抜き打ちでチキンの味をチェック。
勝手に安い素材を仕入れて、経費を浮かせている不届きな支店長がいないか、自ら確かめていたそうです。
結局のところ「お金は、顧客の満足度に応じて入ってくるもの」。
彼はその真理をわかっていたのでしょう。
それについては、私もまったく同感です。
アメリカの著名な心理学者、アブラハム・マズローは、人間の欲求には「生理的欲求」 「安全の欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現の欲求」の五つがあると示しました(「欲 求の五段階説」)。
これらはいずれも、自分のための欲求です。
しかし晩年のマズローは、 六つ目の欲求として「利他的欲求」を追加しました。
私たちの潜在意識に深く根ざす、「誰かの役に立ちたい」という本能に従うと、自分の幸福も着実に拡大していくようです。
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井上裕之氏は、「お金」「仕事」「健康」という指標は、「人間関係」がうまくいけば、自動的にすべてうまくいく、という。
お金や仕事をもたらすのは、他でもなく、周囲の人たちからだ。
また、健康の良し悪しも、人間関係と連動する。
病気の多くは、ストレスによって免疫力が下がることによって起こる。
そして、ストレスのほとんどは、人間関係によってもたらされるものだからだ。
「人の幸せ=自分の幸せ」になると、人間関係が整いだすという。
つまり、願望成就の考え方と同じだ。
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