AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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vol.3554 幸せの本質とは 魂が震える話より 写真はMさんからいただいたプレゼントです╰(*´︶`*)╯♡...

2017年12月30日 | 
「幸せの本質とは」というお話です。


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海に魚が泳いでいました。


この魚は、生まれてから一度も海の外に出たことがないため、「海を見てみたい」と願い、念じました。


その魚が泳いでいる岸辺に、人が座り、釣り糸を垂らしました。


魚は、「このエサに食いついてみれば、きっと『海』が見られる」と、パクッと食いつきます。


それに応じて、釣り人は糸を引き、魚は生まれてはじめて外に出ました。


そして、外からたしかに「海」というものを見ることができました。


しかし、苦しい。


「もう十分に『海』の広さ、大きさがわかりました。これ以上『海』を見る必要はないので、海に戻してください」と魚は釣り人に頼みます。


釣り人はその願いを聞き入れ、魚を海に戻してあげました。


この「寓話」の中の「魚」が「私」です。


「海」は「幸せ」です。


私たちは、「海という名の『幸せ』の中に泳ぐ魚」であるらしいのです。


願いや望みや思いがかなうことではなく、生きていること自体が、何もないことが、何も起きず平穏無事であることが、「幸せ」の本質のようです。


「海を見てみたい」と念じた魚の前に釣り糸を垂らしたのが「神様」だとすると、釣り上げられて海を出て、はじめて海を見たものの、呼吸ができなくて苦しいという状態が、もしかしたら「病気」や「事故」なのかもしれません。


平和・平穏を脅かす「災難(病気や事故)」は、平和・平穏である日常生活(当たり前の毎日)がどれほど喜ぶべきもの(幸せの本質)であるかを教えてくれる、素晴らしい贈り物であったとも考えられるのです。


「幸せの本質」を認識できず、その「幸せの海」の中にいながら、「幸せを見たい」、「海を見てみたい」と叫んでいると、神様はその願いをかなえてはくれるようなのですが、「釣り上げられた魚」は、苦しくて、つらいらしいのです。


何かを思い通りにすることや、願いや望みをかなえることが「幸せ」ではないと思います。


平和で、平穏で、穏やかに、静かに、淡々と流れていく「日常」こそ、「幸せ」の本質であるようです。


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ありがとうの魔法

小林 正観 著

ダイヤモンド社


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中国の唐の時代に、百丈懐海(ひゃくじょうえかい)という高僧がいました。


ある日、弟子に聞かれます。


「この世の中で1番すばらしいことは何でしょうか」


それに対し、こう答えたそうです。


「“独坐大雄峰(どくざだいゆうほう)”今ここにこうして座っていられることが、最も尊くすばらしい」


今ここにこうして座っていられるというのは、代々のご先祖たちが、数々の戦争も、天災も、病も、見事くぐり抜けてきたおかげです。


生きている時点で奇跡であり、幸運じゃないかということです。


アンドレ・モーロアというフランスの小説家は、こんな言葉を残しています。


「自分が天国へチケットを持って入ったら、何をするだろうか。


やっぱり自分は妻に会いたい、子どもに会いたい、友達に会いたい。


話をしたい、原稿が書きたい。


そう考えてみると、全部、現在自分がやっていることじゃないか。


今やっていることが天国であり、今が天国だ」


天国や未来に幸せがある訳ではありません。


今、幸せであり、今が天国だったのです。


幸せの本質は、淡々と流れゆく日常にある。


幸せの海を泳いでいる魚だったのですね♪

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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

心より感謝します。

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