
「商品を通して幸せを届ける」というお話です。
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多くのお客さんから、私たちに「まかせた」と思っていただくには、単に商品の機能や価格の安さだけを訴求しても足りません。
私がMCをしていた時に、常に信条にしていたこと、それは「商品を通して幸せを届ける」ことでした。
記録映像で家族の幸福を残すこと、毎晩気持ちよく眠りにつけること、そうした利用シーンや新たな利用法を提案し続けました。
「これを、こうして使えば、こんなにハッピーですよ、皆さん」。
実際にその体験を共有してくださった方々がリピーターとなり、会社を支えてくれました。
「田が、ジャパネットが薦めるテレビ、掃除機、エアコンだったら間違いない」
「あれこれ時間と足を使って新商品を調べるのは面倒だ。それよりジャパネットで注文するほうが確実」
こうした一つひとつの「まかせた」が、今につながるジャパネットブランドの信頼につながってきたのだと思います。
私や会社が伝えてきたのは、単なる商品の機能と値段ではなく、その商品が秘めた潜在能力やそれによってもたらされる幸福です。
あるいは、そうした商品を心の底から世に送り出し社会貢献したいという、開発者や販売側の心意気、人間ストーリーと言えるかもしれません。
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まかせる力
田明 / 新将命 著
SB新書
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これは、スペックを伝えるのか?ベネフィットを伝えるのか?の違いが大きいと思います。
スペックは、特徴にすぎません。
例えばデジタル一眼レフカメラだったら、画素数がいくつだとか、連写スピードがどうだとか、F値が何たらといった具合です。
ベネフィットは、そのものから得られるメリットや満足感のことです。
デジタル一眼レフカメラだったら、「キレイな思い出をキレイに残す」とか、「これを持っているだけでヒーローになれる」とか、「プロが羨むカメラ」といった具合に、それを持っていることによって得られるメリットや満足感を伝えるということです。
こんなお話があります。
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アンドレ・ブルトンがニューヨークに住んでいたとき、いつも通る街角に黒メガネをかけた物乞いがいました。
首に下げた札には、【私は目が見えません】と書いてありました。
彼の前には施し用のアルミのお椀が置いてあるのですが、通行人はみんな素通りして行きますから、お椀にコインはいつもほんのわずかしか入っていませんでした。
ある日、ブルトンは物乞いにその札の言葉を変えてみたらどうか、と話しかけました。
物乞いは「旦那のご随意に」。
ブルトンは新しい言葉を書きました。
その日からというもの、通行人たちから物乞いに慰めの言葉がかかるようになり、お椀にコインの雨が降りそそぐようになりました。
物乞いには優しい声やコインの音が聞こえます。
数日してブルトンが通りがかりに声をかけると、物乞いは待っていたように訪ねました。
「旦那はなんと書いてくださったのですか」。
下げ札にはこう書いてあったのです。
【春はまもなくやってきます。でも、私はそれを見ることができません】
___
目の見えない物乞いの看板は、最初「スペック(特徴)」を書いていました。
しかし、書き直したものには「ベネフィット(それを得ることによって得られるもの)」が書かれてあり、しかもそれを皆は出来るかもしれないが、自分には出来ないと訴えたのでした。
それは心が動くはずです。
スペックは自分事ですが、ベネフィットは相手事になります。
だからジャパネットさんはこんな感じなのです。
「遠くにいるお子さんの顔もくっきりと!運動会の途中で電池切れする心配もありません。初心者に優しい手ぶれ補正機能も付いているから、あとで見たときに悲しい思いをすることもありません。さらに今ならあれもこれも付いて○○円!」
とにかくそれを使っている人のことを考え、その人たちが心配するであろうことを情景で伝え、それを改善していることを伝え、幸せを届けようとしているのです。
自分目線で自分のことを売り込むより、相手目線で相手の幸せを考える方が、伝わりますね♪
__________
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
__________
ブログにも記事をアップしてあります。
「魂が震える話」ブログ
http://ameblo.jp/and-kei/
このメルマガは、
転送、掲載、自由です。
朝礼や飲み会の席、友人や家族との会話で、どんどんご活用いただけたらと思います。
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この話は、メルマガ「魂が震える話」で紹介されていました。
kara-reg+tamafuru@rush1000.com
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※お名前を入力する場合は、姓と名はスペースで区切ってください。
※宛先は変更せずにそのまま送信してください。
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よろしくお願い致します。
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発行責任者 「魂が震える話」けい
お問い合わせ kei@tamafuru.com
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多くのお客さんから、私たちに「まかせた」と思っていただくには、単に商品の機能や価格の安さだけを訴求しても足りません。
私がMCをしていた時に、常に信条にしていたこと、それは「商品を通して幸せを届ける」ことでした。
記録映像で家族の幸福を残すこと、毎晩気持ちよく眠りにつけること、そうした利用シーンや新たな利用法を提案し続けました。
「これを、こうして使えば、こんなにハッピーですよ、皆さん」。
実際にその体験を共有してくださった方々がリピーターとなり、会社を支えてくれました。
「田が、ジャパネットが薦めるテレビ、掃除機、エアコンだったら間違いない」
「あれこれ時間と足を使って新商品を調べるのは面倒だ。それよりジャパネットで注文するほうが確実」
こうした一つひとつの「まかせた」が、今につながるジャパネットブランドの信頼につながってきたのだと思います。
私や会社が伝えてきたのは、単なる商品の機能と値段ではなく、その商品が秘めた潜在能力やそれによってもたらされる幸福です。
あるいは、そうした商品を心の底から世に送り出し社会貢献したいという、開発者や販売側の心意気、人間ストーリーと言えるかもしれません。
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まかせる力
田明 / 新将命 著
SB新書
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これは、スペックを伝えるのか?ベネフィットを伝えるのか?の違いが大きいと思います。
スペックは、特徴にすぎません。
例えばデジタル一眼レフカメラだったら、画素数がいくつだとか、連写スピードがどうだとか、F値が何たらといった具合です。
ベネフィットは、そのものから得られるメリットや満足感のことです。
デジタル一眼レフカメラだったら、「キレイな思い出をキレイに残す」とか、「これを持っているだけでヒーローになれる」とか、「プロが羨むカメラ」といった具合に、それを持っていることによって得られるメリットや満足感を伝えるということです。
こんなお話があります。
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アンドレ・ブルトンがニューヨークに住んでいたとき、いつも通る街角に黒メガネをかけた物乞いがいました。
首に下げた札には、【私は目が見えません】と書いてありました。
彼の前には施し用のアルミのお椀が置いてあるのですが、通行人はみんな素通りして行きますから、お椀にコインはいつもほんのわずかしか入っていませんでした。
ある日、ブルトンは物乞いにその札の言葉を変えてみたらどうか、と話しかけました。
物乞いは「旦那のご随意に」。
ブルトンは新しい言葉を書きました。
その日からというもの、通行人たちから物乞いに慰めの言葉がかかるようになり、お椀にコインの雨が降りそそぐようになりました。
物乞いには優しい声やコインの音が聞こえます。
数日してブルトンが通りがかりに声をかけると、物乞いは待っていたように訪ねました。
「旦那はなんと書いてくださったのですか」。
下げ札にはこう書いてあったのです。
【春はまもなくやってきます。でも、私はそれを見ることができません】
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目の見えない物乞いの看板は、最初「スペック(特徴)」を書いていました。
しかし、書き直したものには「ベネフィット(それを得ることによって得られるもの)」が書かれてあり、しかもそれを皆は出来るかもしれないが、自分には出来ないと訴えたのでした。
それは心が動くはずです。
スペックは自分事ですが、ベネフィットは相手事になります。
だからジャパネットさんはこんな感じなのです。
「遠くにいるお子さんの顔もくっきりと!運動会の途中で電池切れする心配もありません。初心者に優しい手ぶれ補正機能も付いているから、あとで見たときに悲しい思いをすることもありません。さらに今ならあれもこれも付いて○○円!」
とにかくそれを使っている人のことを考え、その人たちが心配するであろうことを情景で伝え、それを改善していることを伝え、幸せを届けようとしているのです。
自分目線で自分のことを売り込むより、相手目線で相手の幸せを考える方が、伝わりますね♪
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
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