
【土俵を割らない、人生を降りない】5051
竹内一郎氏の心に響く言葉より…
私たちの人生には、さまざまな転換期があります。
わかりやすいところでは進学、就職、 転職、結婚、子づくり......いろいろな局面があるでしょう。
そして、数多くの選択肢の中、 夢と現実を見極めながら、意思決定をしていきます。
大きな転換期ではなくても、日々、小さな意思決定をしています。
卑小(ひしょう)すぎるかもしれませんが、昼食に何を食べるか決めることも意思決定でしょう。
給料日前で手持ちのお金が少ないから、昼食代は抑えようか?
それなら、1000円のとんかつ定食より700円のラーメンにしようか?
結局、昼食に何を食べるかは、自分が納得できることを基準に選ぶだけでしょう。
どのような選択をしても、やっぱりあちらにすればよかったかな、と後から思ったりするものです。
これも卑小で恐縮ですが、私は毎週末、競馬で小さな意思決定をしています。
ほとんどの読みは外れているのですが、それでも、20~30回に1回は当たり、たまには伏兵馬を一点で読み切ることもあります。
会心の予想が当たった時のグッとくる手応えは、何事にも替えがたい特別なものがあります。
そんな経験があるから、馬券での自分の予想、決断は正しくないとは思えず、なかなか競馬をやめられないのです。
とはいっても、ヒットメーカーと呼ばれるテレビのプロデューサーや編集者も、ヒットさせている企画は、20本に1本ぐらいではないでしょうか(ヒットの規模にもよりますが)。
「人の“読み”はめったに当たらない」というのが、人生を生きるうえでの大前提です。
絶対的に自信のある“読み”を外すことも多いのです。
だから、「読み、を外しても外しても、土俵を割らない、人生を降りない」という基本が、 自分のフォームに組み込まれていることが肝要です。
早熟の、特に秀でた能力を持って生まれていない人には、とりわけその心構えが必要です。
そんなわけで、小博奕は「人間は読みを外す動物である」ことを、痛みを感じながら学習するのに好適です。
言い訳めいた話になってしまいましたが、人生においても長いスパンで考えた場合、そのときどきでいいことや悪いこともあります。
何もかもうまくいくこともなければ、どこまでも悪くいくこともないのです。
そのときどきで、自分自身で納得できる意思決定をしていけばいいと私は思います。
ただし、十分に納得できないまま、焦って意思決定をしてしまうと、後から思い悩むことになります。
『優柔不断は“得”である』扶桑社新書
https://amzn.to/3zw82J7
竹内一郎氏は、「優柔不断」についてこう述べています。
『曖昧でもいい、優柔不断と言われてもいい。
「これが絶対」と決めつけることは結果的に損なのだと、私は自分の人生を振り返って思うのです。
大事な意思決定の局面ほど、焦って拙速な決断をしない。
絶体絶命と思っても、可能な限り答えを先延ばししたほうがいい、と。
置かれた立場に合わせて、少しずつ意思決定していき、損益分岐点のグラフを変えていけばよいのです。
人には調子の波があるものです。
いい時もあれば、悪い時もある。
「いい時」には「いい時の凌(しの)ぎ方』があって、「悪い時」には「悪い時の凌ぎ方」があるはずです。
諸行は無常…。
万物は常に変化しています。
変化に対応できる力を残しておくことが、意思決定をする時の、“いい感じのリスクヘッジ”になるものです』
たとえば、会話の中で「絶対」という言葉を使う人がいます。
しかし、「絶対」と言った途端、そこで思考は停止してしまいます。
「絶対にそれはできない」「絶対に無理」といわれたら、それ以上考えることを止めろ、ということになってしまうからです。
むしろ、「絶対」と声高に言わず、「もしかしたら、できるかもしれない」などと、「ぼんやり」と言うことです。
世の中は、情熱や夢を熱く語り、パッション全開で、大きな目標に向かって突っ走る人がいます。
しかし、その人が仮に一時、成功したとしても、人生の最後の時まで、そのスタンスでいくことはできないのが世の常です。
大成功した有名な経済人であっても、晩節を汚したした人は少なくありません。
なぜなら、人生は一本調子には行かず、必ず好不調の波があるからです。
むしろ長い目でみると、低いテンションで淡々とやっていく人の方が、大化けはないかもしれませんが、小さな成功は長く続くものです。
どんな小さな挑戦であっても、そのうちの8割、9割は失敗するのが世の常です。
だからこそ大事なのが、「失敗するのが当たり前」というスタンスです。
それが、落ち込まないための、心を病まないための、大切な心構えです。
「土俵を割らない、人生を降りない」という言葉を胸に刻みたいと思います。
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竹内一郎氏の心に響く言葉より…
私たちの人生には、さまざまな転換期があります。
わかりやすいところでは進学、就職、 転職、結婚、子づくり......いろいろな局面があるでしょう。
そして、数多くの選択肢の中、 夢と現実を見極めながら、意思決定をしていきます。
大きな転換期ではなくても、日々、小さな意思決定をしています。
卑小(ひしょう)すぎるかもしれませんが、昼食に何を食べるか決めることも意思決定でしょう。
給料日前で手持ちのお金が少ないから、昼食代は抑えようか?
それなら、1000円のとんかつ定食より700円のラーメンにしようか?
結局、昼食に何を食べるかは、自分が納得できることを基準に選ぶだけでしょう。
どのような選択をしても、やっぱりあちらにすればよかったかな、と後から思ったりするものです。
これも卑小で恐縮ですが、私は毎週末、競馬で小さな意思決定をしています。
ほとんどの読みは外れているのですが、それでも、20~30回に1回は当たり、たまには伏兵馬を一点で読み切ることもあります。
会心の予想が当たった時のグッとくる手応えは、何事にも替えがたい特別なものがあります。
そんな経験があるから、馬券での自分の予想、決断は正しくないとは思えず、なかなか競馬をやめられないのです。
とはいっても、ヒットメーカーと呼ばれるテレビのプロデューサーや編集者も、ヒットさせている企画は、20本に1本ぐらいではないでしょうか(ヒットの規模にもよりますが)。
「人の“読み”はめったに当たらない」というのが、人生を生きるうえでの大前提です。
絶対的に自信のある“読み”を外すことも多いのです。
だから、「読み、を外しても外しても、土俵を割らない、人生を降りない」という基本が、 自分のフォームに組み込まれていることが肝要です。
早熟の、特に秀でた能力を持って生まれていない人には、とりわけその心構えが必要です。
そんなわけで、小博奕は「人間は読みを外す動物である」ことを、痛みを感じながら学習するのに好適です。
言い訳めいた話になってしまいましたが、人生においても長いスパンで考えた場合、そのときどきでいいことや悪いこともあります。
何もかもうまくいくこともなければ、どこまでも悪くいくこともないのです。
そのときどきで、自分自身で納得できる意思決定をしていけばいいと私は思います。
ただし、十分に納得できないまま、焦って意思決定をしてしまうと、後から思い悩むことになります。
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竹内一郎氏は、「優柔不断」についてこう述べています。
『曖昧でもいい、優柔不断と言われてもいい。
「これが絶対」と決めつけることは結果的に損なのだと、私は自分の人生を振り返って思うのです。
大事な意思決定の局面ほど、焦って拙速な決断をしない。
絶体絶命と思っても、可能な限り答えを先延ばししたほうがいい、と。
置かれた立場に合わせて、少しずつ意思決定していき、損益分岐点のグラフを変えていけばよいのです。
人には調子の波があるものです。
いい時もあれば、悪い時もある。
「いい時」には「いい時の凌(しの)ぎ方』があって、「悪い時」には「悪い時の凌ぎ方」があるはずです。
諸行は無常…。
万物は常に変化しています。
変化に対応できる力を残しておくことが、意思決定をする時の、“いい感じのリスクヘッジ”になるものです』
たとえば、会話の中で「絶対」という言葉を使う人がいます。
しかし、「絶対」と言った途端、そこで思考は停止してしまいます。
「絶対にそれはできない」「絶対に無理」といわれたら、それ以上考えることを止めろ、ということになってしまうからです。
むしろ、「絶対」と声高に言わず、「もしかしたら、できるかもしれない」などと、「ぼんやり」と言うことです。
世の中は、情熱や夢を熱く語り、パッション全開で、大きな目標に向かって突っ走る人がいます。
しかし、その人が仮に一時、成功したとしても、人生の最後の時まで、そのスタンスでいくことはできないのが世の常です。
大成功した有名な経済人であっても、晩節を汚したした人は少なくありません。
なぜなら、人生は一本調子には行かず、必ず好不調の波があるからです。
むしろ長い目でみると、低いテンションで淡々とやっていく人の方が、大化けはないかもしれませんが、小さな成功は長く続くものです。
どんな小さな挑戦であっても、そのうちの8割、9割は失敗するのが世の常です。
だからこそ大事なのが、「失敗するのが当たり前」というスタンスです。
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