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【ギブを重ねることで「意味のある」存在になる】4071
尾原和啓(おばらかずひろ)氏の心に響く言葉より…
令和に入って僕たちは昭和の間違いを認められるようになりました。
日本企業のトップであるトヨタや、経団連会長は「終身雇用を続けるのは難しい」と、組織が個人を一生守ってくれないということを吐露しました。
これからは「個人」で生き残っていかなくてはならない。
そんな空気とともに、
「自分に力をつけなければならない」
「人脈を増やさなければならない」
「有名に、何者かにならなければならない」
と焦って躍起になっている人もいるように思います。
でも、多くの場合、なかなかうまくいかない。
「何者かになれば自信がつく」「仕事での心配もなくなる」と思って頑張っても、結果が出なくて、疲れてしまっている人もいるのではないでしょうか。
では、人生が100年時代になり、AIが仕事の半分を置き換えるといわれる中、どうしたら生き残れる「何者か」になれるのでしょうか?
新型コロナウィルスが流行し、オンラインファーストの社会への変化も加速する今、どうすれば、この激動の時代に組織に依存せず、1人でも、つながりながら自由に働くことができるでしょうか?
山口周さんの「ニュータイプの時代」(ダイヤモンド社)に出てくるこの言葉は、まさに変化の時代における個人のあり方を言い表しています。
4K、8Kのテレビを思い出してもらうとわかりやすいですが、4K、8Kといった機能で勝負しようとしても、ユーザーにとってはその差がわかりにくく、過当競争に陥りやすいといえます。
何より機能は、情報化社会の中では、簡単にコピーできてしまうので、たとえ先陣を切っていてもあっという間に追いつかれ、安売り競争になってしまいます。
これは人も同じです。
ネットで誰もが高速学習ができる今、「役に立つ」だけのスキルは、競争過多になります。
たとえば、米国のコールセンターは、フィリピンやインドなど、時給が半分から3分の1でも英語が話せ、優秀な大学を卒業した熱心な人たちによって代替されてしまいました。
これは10年以内にリアルタイム自動翻訳で日本でも起こることです。
そしてこの先20年でAIがあなたの「役に立つ」を無効化していくでしょう。
そんな中で大事なことは「他の誰かではなく、あなたに仕事を頼みたい」という、誰かにとって意味がある存在になることです。
自分が誰かにとって「意味のある」存在になる。
その積み重ねで、たくさんの人の「意味のある」存在となり、最終的には「何者かになる」のだと、僕は思っています。
『あえて数字からおりる働き方』SBクリエイティブ
https://amzn.to/3hch2Xb
尾原和啓氏は、「個人の時代の生き方」は、まずギブから始めることだという。
『僕は日々、見かけたニュース、読んだ本など、様々な情報について、それが誰のためになりそうかを考えながら、約20人の人にメッセージを送り続けています。
毎日20通のGIVE(ギブ)メールは、僕にとっては日々の習慣ですが、その中に受け取った友人にとって「有ることが難しい」ものがあると、「ありがとう」という言葉が返ってきます。
つまり、毎日のメールは友人にとって「役に立つ」ものになると同時に、そのメールを通して、僕はその友人が何を欲しているのかがわかるのです。
これを続けていくと、僕の存在は、彼にとって、その旅にほんの少し同行する「意味のある」友人へと少しずつ変わっていきます。
「老後の貯金、2000万円じゃ足りないらしいから、もっとお金をためなくっちゃ!」
今僕たちは、変化の時代がもたらす不安と焦りに煽られるあまり、ついわかりやすい“数”ばかり追ってしまって“目の前の人”よりも“自分のこと”にばかり一生懸命になってしまっているのではないでしょうか。
商いの基本は「有り難う」の物々交換でした。
でも、物々交換はお互いに相手を探し出すことが大変で、お肉や野菜などは交換相手をさがしてるうちに腐って価値が減ってしまいます。
したがって、お金という「価値を数値化」するものに1回換えて、お肉ならお肉屋さん、野菜なら八百屋さんと、誰かが一手に引き受けて、物とお金を交換するほうが効果的なのです。
こうして今は、お金の発明によって、交換相手を探さなくても必要な物を手に入れて生きていくことができるし、贅沢もできるようになりました。
便利ですね。
でも、それによって誰かから「有り難う」と直接言われる機会を失い、誰かにとって「意味のある」存在になれる機会を減らしてしまいました。
我々は「有り難うの意味」を忘れ、「数字のオバケ」にとりつかれやすくなってしまうのです。
では「数字のオバケ」に負けずに「自分の物差し」を育てるにはどうすればいいのか?
その答えは、
●自分が誰かから「有り難う」と言ってもらえるGIVE(ギブ)を繰り返すこと
●ギブを繰り返すことによって、特定の誰かにとっての「意味のある」存在になること
●特定の誰かにとって「意味のある」存在になることを重ねていくこと
それによって、ある意味の流れの中で特定の人たちに呼ばれる「何者かになっていく」。
つまり、あえて数字を追う世界からおりることで、「意味のある自分」を見つける…。
それがこの本の構造です。』
「ギブアンドテイク」という言葉がある。
何かを与えたら何かをもらう、逆に、何かをもらったら代わりに何かを与えるという、お互いに与えあうことを言う。
持ちつ持たれつという意味でもある。
また、「ギブアンドギブ」という言葉もある。
見返りを期待せず、相手に貢献し続けることだ。
リアルで「ギブアンドギブ」をやると、時として「テイクアンドテイク」という図々しい人が寄ってくる場合がある。
しかし、ネット上のブログや、情報発信等だと、比較的それはやりやすい。
費用があまり発生しないからだ。
意味ある存在になるため…
ギブを重ねることができる人でありたい。
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尾原和啓(おばらかずひろ)氏の心に響く言葉より…
令和に入って僕たちは昭和の間違いを認められるようになりました。
日本企業のトップであるトヨタや、経団連会長は「終身雇用を続けるのは難しい」と、組織が個人を一生守ってくれないということを吐露しました。
これからは「個人」で生き残っていかなくてはならない。
そんな空気とともに、
「自分に力をつけなければならない」
「人脈を増やさなければならない」
「有名に、何者かにならなければならない」
と焦って躍起になっている人もいるように思います。
でも、多くの場合、なかなかうまくいかない。
「何者かになれば自信がつく」「仕事での心配もなくなる」と思って頑張っても、結果が出なくて、疲れてしまっている人もいるのではないでしょうか。
では、人生が100年時代になり、AIが仕事の半分を置き換えるといわれる中、どうしたら生き残れる「何者か」になれるのでしょうか?
新型コロナウィルスが流行し、オンラインファーストの社会への変化も加速する今、どうすれば、この激動の時代に組織に依存せず、1人でも、つながりながら自由に働くことができるでしょうか?
山口周さんの「ニュータイプの時代」(ダイヤモンド社)に出てくるこの言葉は、まさに変化の時代における個人のあり方を言い表しています。
4K、8Kのテレビを思い出してもらうとわかりやすいですが、4K、8Kといった機能で勝負しようとしても、ユーザーにとってはその差がわかりにくく、過当競争に陥りやすいといえます。
何より機能は、情報化社会の中では、簡単にコピーできてしまうので、たとえ先陣を切っていてもあっという間に追いつかれ、安売り競争になってしまいます。
これは人も同じです。
ネットで誰もが高速学習ができる今、「役に立つ」だけのスキルは、競争過多になります。
たとえば、米国のコールセンターは、フィリピンやインドなど、時給が半分から3分の1でも英語が話せ、優秀な大学を卒業した熱心な人たちによって代替されてしまいました。
これは10年以内にリアルタイム自動翻訳で日本でも起こることです。
そしてこの先20年でAIがあなたの「役に立つ」を無効化していくでしょう。
そんな中で大事なことは「他の誰かではなく、あなたに仕事を頼みたい」という、誰かにとって意味がある存在になることです。
自分が誰かにとって「意味のある」存在になる。
その積み重ねで、たくさんの人の「意味のある」存在となり、最終的には「何者かになる」のだと、僕は思っています。
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尾原和啓氏は、「個人の時代の生き方」は、まずギブから始めることだという。
『僕は日々、見かけたニュース、読んだ本など、様々な情報について、それが誰のためになりそうかを考えながら、約20人の人にメッセージを送り続けています。
毎日20通のGIVE(ギブ)メールは、僕にとっては日々の習慣ですが、その中に受け取った友人にとって「有ることが難しい」ものがあると、「ありがとう」という言葉が返ってきます。
つまり、毎日のメールは友人にとって「役に立つ」ものになると同時に、そのメールを通して、僕はその友人が何を欲しているのかがわかるのです。
これを続けていくと、僕の存在は、彼にとって、その旅にほんの少し同行する「意味のある」友人へと少しずつ変わっていきます。
「老後の貯金、2000万円じゃ足りないらしいから、もっとお金をためなくっちゃ!」
今僕たちは、変化の時代がもたらす不安と焦りに煽られるあまり、ついわかりやすい“数”ばかり追ってしまって“目の前の人”よりも“自分のこと”にばかり一生懸命になってしまっているのではないでしょうか。
商いの基本は「有り難う」の物々交換でした。
でも、物々交換はお互いに相手を探し出すことが大変で、お肉や野菜などは交換相手をさがしてるうちに腐って価値が減ってしまいます。
したがって、お金という「価値を数値化」するものに1回換えて、お肉ならお肉屋さん、野菜なら八百屋さんと、誰かが一手に引き受けて、物とお金を交換するほうが効果的なのです。
こうして今は、お金の発明によって、交換相手を探さなくても必要な物を手に入れて生きていくことができるし、贅沢もできるようになりました。
便利ですね。
でも、それによって誰かから「有り難う」と直接言われる機会を失い、誰かにとって「意味のある」存在になれる機会を減らしてしまいました。
我々は「有り難うの意味」を忘れ、「数字のオバケ」にとりつかれやすくなってしまうのです。
では「数字のオバケ」に負けずに「自分の物差し」を育てるにはどうすればいいのか?
その答えは、
●自分が誰かから「有り難う」と言ってもらえるGIVE(ギブ)を繰り返すこと
●ギブを繰り返すことによって、特定の誰かにとっての「意味のある」存在になること
●特定の誰かにとって「意味のある」存在になることを重ねていくこと
それによって、ある意味の流れの中で特定の人たちに呼ばれる「何者かになっていく」。
つまり、あえて数字を追う世界からおりることで、「意味のある自分」を見つける…。
それがこの本の構造です。』
「ギブアンドテイク」という言葉がある。
何かを与えたら何かをもらう、逆に、何かをもらったら代わりに何かを与えるという、お互いに与えあうことを言う。
持ちつ持たれつという意味でもある。
また、「ギブアンドギブ」という言葉もある。
見返りを期待せず、相手に貢献し続けることだ。
リアルで「ギブアンドギブ」をやると、時として「テイクアンドテイク」という図々しい人が寄ってくる場合がある。
しかし、ネット上のブログや、情報発信等だと、比較的それはやりやすい。
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