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日本でいちばん社員満足度が高い会社 人の心に灯をともす 689より

2011年07月15日 | うたしやきなお話
一円の愛読しているメールマガジンより…お福分けさせて…いただきます…m(__)m…
写真は…伊勢志摩のマリカさんの提供です…m(__)m…ありがとう…ございます…m(__)m…


【日本でいちばん社員満足度が高い会社】№689


山本敏行氏の心に響く言葉より…


ECスタジオは大阪に本社を置く社員数33名の、「中小企業の経営のIT化=IT経営」を支援しているごく普通の中小企業です。

ある一点を除いては。

その変わった一点とは、社員のモチベーションにフォーカスしたコンサルティング企業である株式会社リンクアンドモチベーションの組織診断で、「2年連続日本一、社員満足度が高い会社に認定された!」ということです。


今でこそ、「日本一社員満足度が高い会社」として、ITを活用して社員満足度と顧客満足が両立し、経営もうまく噛み合っていますが、設立当初はまったくダメダメな会社だったのです。

さらに、私は中小企業の経営のIT化=IT経営を支援する会社の代表をしているのにITが苦手(ワードもエクセルもろくに使えません!)と言ったら、驚かれるかもしれませんね。

ビジネスは成長しているのに社員が定着せず、残った社員も仕事の満足度ゼロ。

顧客の満足度も低い。

八方ふさがりな状況をどうすることもできず、社員とケンカ腰の口論までするようなひどい毎日…


悩みぬいた私は、腹をくくって、1000人の経営者に体当たりで教えを請うことを決意したのです。
「経営者としてゼロからやり直そう」という崖っぷちの決意でした。

うまくいっている経営者の話には3つの共通点があることに気づきました。


①社員のために自分の時間を使っている

②社員についての愚痴や不満を言わない

③自分の会社、自分の社員のことを楽しそうに話す

そうです。

うまくいっている会社の経営者は、まず、自分の社員のことを第一に考えている!

私にとっては、コペルニクス的発想の転換で目からウロコでした。


ECスタジオが「社員第一」の考えのためにやっていることは…

■インターネットを活用できないことはしない

インターネットは「弱者に光を当てる技術」であると考えています。

リアルの世界では強者が強いのが当たり前でしたが、インターネット上においては、必ずしもリアル世界の強者が強いとは限りません。

ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源の乏しい中小企業であっても、インターネットを活用すれば大企業と対等に戦うことができます。

ECスタジオ自身が中小企業であり、経営にITを活用する企業の見本として、訪問営業や、電話営業を一切することなく、インターネット上のみで営業しています。


■株式公開しない

一時期はIT企業=上場やバブルというイメージがあり、ECスタジオも「上場目指してるの?」と聞かれたり、ベンチャーキャピタルから出資のオファーをいただいたこともありました。

ITを活用すれば設備投資が不要で、市場から資金を集める必要がないこと、そして上場した多くの公開企業が社員第一ではなく株主第一になってしまうからです。


■会社規模を追求しない

現在のIT業界はビジネスが成功して大企業になっても、グーグルのような巨大IT企業が同等のサービスを突然無料で提供してくる可能性があり、会社規模が大きいほどリスクが大きくなります。

たとえ大企業が無料でサービスを提供してきても、身軽なサイズであれば、時代の流れに合わせて臨機応変にビジネスモデルを変えることができます。

『日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方』ソフトバンククリエイティブ



商売においては、お客様が第一であり、その次に社員満足がある、と考えるのが経営のセオリーだ。

しかし、そのお客様と接するのは社員であり、その社員が幸せで満たされていなければいいサービスはできない、というのが「社員満足が第一」、の考え方だ。

このECスタジオだけでなく、世界には、サウスウエスト航空など、この社員第一主義を徹底して実践しているところは多くある。


ECスタジオでは、社内に電話がない、という。

大手の有名なIT企業ではそれが当たり前かもしれないが、中小企業となるとそれは別である。

「電話を受けない」を徹底すると、「営業マンがいらない」「電話がかかってこないために仕事に集中できる」「急激に注文が増えても対応できる」というメリットがあり、結局はそれが社員の負担を減らし、社員満足度も高くなる。


つまり、何かのサービスを切り捨てることにより、他の何かを得るということ。

あるサービスを切り捨てても、それに倍するメリットがあれば、相手は納得する。


現代においては、何かをしないという選択は、とても大切な差別化戦略だ。

サービスを何かに特化することは、お客様を選ぶ、ということでもある。

サービスの要求は限りない、その全てに従っていたら、莫大なコストがかかり、結局は目指すサービスもできなくなる。


自分に主体性がない人は、人の意見を聞き過ぎ、結果的につぎはぎだらけの考えとなり、結局自滅する。

周囲の雑音に惑わされず、独自の道を行き、自らの志を貫く人だけが生き残れる。




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【人の心に灯をともす】

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