AI (ええ愛・Atelier Ichien)

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ジャック・マイヨールの素潜り 人の心に灯をともす 535より

2011年02月10日 | うたしやきなお話
一円の愛読しているメールマガジンよりお福分けさせていただきます〓〓〓
写真は一円の知り合いの骨董屋さんが見せてくれた兜で三百年くらい前のものだそうです〓〓〓

【ジャック・マイヨールの素潜り】№535


村上和雄氏の心に響く言葉より…


遺伝子がいかに命を守る方向に働くか、驚くべき実例があります。

それはジャック・マイヨールという人が、素潜りの超人的な記録を作ったときに起きました。


人間は素潜りで海中をどこまで潜れるか。

医学的に計算すると、40メートルが限界と言われていました。

ところが、マイヨールは、何と105メートルも潜ってしまったのです。

かかった時間は約5分。

水棲(すいせい)動物でもない人間が5分間も息をしないで潜っていることなどできません。


では、マイヨールにはなぜそれができたのでしょうか。

彼は潜るとき、潜水具をつけた医者を何人か海中に配置して、自分が潜る様子を目撃させました。

それだけでなく、潜っているときの自分の脈拍や血流もチェックさせたのです。


そうしたら恐るべきことがわかりました。

平常時は70くらいの脈拍が、何と20くらいまで落ちたのです。

これだと酸素の消費量がすごく少なくてすむ。

マイヨールが超人的に深く潜れた秘密はこれでした。

ただ、そこまで脈拍が落ちると、ふつう人間は生きていられません。


マイヨールという人は、ちょっと変わった感性の持ち主で、水族館に勤めていたとき、雌(めす)のイルカに恋をしました。

本気で恋をして「イルカになりたい」と心から願っていたといいます。

そして、「自分はイルカだ」と念じてから潜ったのです。


祈りは願望でもありますから、彼の強い願望によって祈りの効果が現われ、ふだん働いていなかった遺伝子がオンになったとしか考えられません。

『人は何のために「祈る」のか』《村上和雄・棚次正和》祥伝社黄金文庫



「一念(いちねん)岩をも通す」という言葉が、司馬遷の史記「李将軍列伝」の中にある。

前漢の時代、弓の名人として知られていた李広将軍は、ある時草原にいる虎をめがけて矢を射掛(いか)け、見事に矢が突き刺さった。

しかし、近づいてみるとそれは虎ではなく岩だった。

その後、再び矢を射てみたが、矢は岩に突き刺さることはなかったという。

必死の思いで射た矢は、岩をも通す、という故事だ。


ジャック・マイヨールは4歳のとき日本に住んだことがあり、その後もたびたび来日した大の親日家で、禅にも造詣が深かったという。

マイヨールが100mという、超人的な潜水力を発揮できたのは、ひとえにイルカに恋したからだ。

イルカになりたい、と強烈な一念を持ったからこそなせる業(わざ)だ。


必死の思いは、集中であり、思考を停止すること。

頭で考えていては、深い谷を飛び越えることはできない。

何かことを成就するには、強烈な一念が必要だ。




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