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【神として敬慕された駐在武官】№928
黄文雄氏の心に響く言葉より…
1900年の義和団(ぎわだん)の乱当時、北京の諸外国公使館に対する20万の義和団軍の攻撃を最後まで防ぎ、大活躍したことで世にその名を知られ、北京市民にも神として敬慕されたのが、『北京籠城(ろうじょう)記』で知られる北京公使館付武官の柴五郎中佐である。
義和団は、排外主義を掲げ、外国人や外国人になびく中国人を襲い、次第に暴徒化していった。
これにより、北京の各公使館は完全に孤立する。
これが「北京籠城」である。
当時、公使館区域には、外国人925人、中国人クリスチャン3000人ほどが逃げ込んでいたが、各公使館の護衛と義勇兵は481人に過ぎなかったという。
北京公使館区での籠城戦では、日本軍の活躍が際立った。
その日本軍を指揮したのが、柴五郎中佐である。
柴中佐の勇猛さや優れた指揮官ぶりは外国人の賞賛の的となった。
それだけではない。
彼は、全籠城者三千数百名の食糧の分配や傷病者の看病などにも、細かな配慮を怠らなかった。
籠城戦に参加したロンドン・タイムズの特派員モリソンは、事変後に柴中佐以下、日本人の大活躍を大々的に報じた。
こうしたことが功を奏して、イギリスの対日感情は好転し、やがて「栄光ある孤立」を謳(うた)っていた同国が、日英同盟を結ぶきっかけになったともいわれれている。
柴五郎は、1872年に開設された陸軍士官学校の3期生で、同期には明治の軍人を代表する英才、異才が多かったことで有名だ。
「坂の上の雲」で有名な、秋山好古(よしふる)も同期だった。
2ヶ月におよぶ籠城中、日本軍がもっとも規律が正しく、その占領地の北城もすぐに治安が回復したので、商店も営業を再開したという。
そのため、市民は布や紙に「大日本順民」と書いて日本軍を歓迎したのである。
それに引き替え、ロシア軍に占領された区域は悲惨であった。
その地の住民たちは続々と日本の占領区に逃げ込み、保護を求めてきた。
北京市民の駆け込み寺と化した日本軍占領区で、軍全体を指揮する柴五郎は市民にとって守護神だったのである。
柴に帰国命令が出され、それが噂として一般に伝えられると町は大騒ぎとなり、老若男女こぞって別れを惜しみ、涙ぐんだという。
イギリス公使館の書記生ランスロット・ジャイルはこう述べている。
「日本兵が最も優秀であることは確かだし、士官の中では柴中佐が最優秀とみなされている。
日本兵の勇気と大胆は驚くべきものだ。
わがイギリス水兵がこれに次ぐ。
しかし日本兵はずば抜けて一番だと思う」
イギリス義勇兵のシンプソンは、以下のように記している。
「少なくとも500名の兵を必要とする王府の城壁を守るのに、わずか10数人の義勇兵しかいなかったが、日本軍は素晴らしい指揮官に恵まれていた。
この小男はいつの間にか混乱を秩序へとまとめていた。
彼は部下を組織化し前線を強化した。
彼はなすべきことはすべてやった。
自分はこの男に傾倒してしまった。
自分はまもなく、彼の奴隷になってもいいと思うようになるであろう。
…なぜか自分は日本兵のそばから離れることができなくなってしまった」
『世界から絶賛される日本人』徳間書店
柴五郎は、気骨の人、そして情の人であった。
そして、自らの功績は極力伏せ、あるいは功績を他者にゆずるなどした、無私の人であったという。
明治に活躍した日本人は、勇気と大胆さを合わせ持ち、同時に清廉(せいれん)潔白だった。
その人がいるだけで、その場が和やかになり、治(おさ)まった。
「柴五郎中佐」
かつて、世界から大絶賛された日本人がいたことを忘れないでいたい。
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黄文雄氏の心に響く言葉より…
1900年の義和団(ぎわだん)の乱当時、北京の諸外国公使館に対する20万の義和団軍の攻撃を最後まで防ぎ、大活躍したことで世にその名を知られ、北京市民にも神として敬慕されたのが、『北京籠城(ろうじょう)記』で知られる北京公使館付武官の柴五郎中佐である。
義和団は、排外主義を掲げ、外国人や外国人になびく中国人を襲い、次第に暴徒化していった。
これにより、北京の各公使館は完全に孤立する。
これが「北京籠城」である。
当時、公使館区域には、外国人925人、中国人クリスチャン3000人ほどが逃げ込んでいたが、各公使館の護衛と義勇兵は481人に過ぎなかったという。
北京公使館区での籠城戦では、日本軍の活躍が際立った。
その日本軍を指揮したのが、柴五郎中佐である。
柴中佐の勇猛さや優れた指揮官ぶりは外国人の賞賛の的となった。
それだけではない。
彼は、全籠城者三千数百名の食糧の分配や傷病者の看病などにも、細かな配慮を怠らなかった。
籠城戦に参加したロンドン・タイムズの特派員モリソンは、事変後に柴中佐以下、日本人の大活躍を大々的に報じた。
こうしたことが功を奏して、イギリスの対日感情は好転し、やがて「栄光ある孤立」を謳(うた)っていた同国が、日英同盟を結ぶきっかけになったともいわれれている。
柴五郎は、1872年に開設された陸軍士官学校の3期生で、同期には明治の軍人を代表する英才、異才が多かったことで有名だ。
「坂の上の雲」で有名な、秋山好古(よしふる)も同期だった。
2ヶ月におよぶ籠城中、日本軍がもっとも規律が正しく、その占領地の北城もすぐに治安が回復したので、商店も営業を再開したという。
そのため、市民は布や紙に「大日本順民」と書いて日本軍を歓迎したのである。
それに引き替え、ロシア軍に占領された区域は悲惨であった。
その地の住民たちは続々と日本の占領区に逃げ込み、保護を求めてきた。
北京市民の駆け込み寺と化した日本軍占領区で、軍全体を指揮する柴五郎は市民にとって守護神だったのである。
柴に帰国命令が出され、それが噂として一般に伝えられると町は大騒ぎとなり、老若男女こぞって別れを惜しみ、涙ぐんだという。
イギリス公使館の書記生ランスロット・ジャイルはこう述べている。
「日本兵が最も優秀であることは確かだし、士官の中では柴中佐が最優秀とみなされている。
日本兵の勇気と大胆は驚くべきものだ。
わがイギリス水兵がこれに次ぐ。
しかし日本兵はずば抜けて一番だと思う」
イギリス義勇兵のシンプソンは、以下のように記している。
「少なくとも500名の兵を必要とする王府の城壁を守るのに、わずか10数人の義勇兵しかいなかったが、日本軍は素晴らしい指揮官に恵まれていた。
この小男はいつの間にか混乱を秩序へとまとめていた。
彼は部下を組織化し前線を強化した。
彼はなすべきことはすべてやった。
自分はこの男に傾倒してしまった。
自分はまもなく、彼の奴隷になってもいいと思うようになるであろう。
…なぜか自分は日本兵のそばから離れることができなくなってしまった」
『世界から絶賛される日本人』徳間書店
柴五郎は、気骨の人、そして情の人であった。
そして、自らの功績は極力伏せ、あるいは功績を他者にゆずるなどした、無私の人であったという。
明治に活躍した日本人は、勇気と大胆さを合わせ持ち、同時に清廉(せいれん)潔白だった。
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