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vol.3314 清潔と幸福 写真はMさんからいただいたプレゼントです╰(*´︶`*)╯♡ありがとうございます(...

2017年05月04日 | 
vol.3314 清潔と幸福

「清潔」についてのお話です。


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ニーチェは、アランのような『幸福論』を書いてはいないが、彼の著作のところどころには幸福についてのかなり良いアドヴァイスが見受けられる。


たとえば、「さまざまな意見と戯言」にはこんなことが書かれている。


「清潔好き。


―――子供のうちに清潔好きの感覚を、それが情熱となるほどまでに焚きつけるべきである。


後日それは、たえず新しく姿をかえながら高まってゆき、ほとんどすべての美徳にゆきつく。


そして最後にはそれは、あらゆる才能の補正として、清潔、節度、温厚、品性のいわば光のヴェールのように見えてくる、―――幸福を身にたずさえ、幸福を身のまわりにひろめるものとして」(中島義生訳)


ここに書かれていることは少しも難しくはない。


清潔を好む性向を子供のうちから身につけさせれば、やがてそれは美徳に変質するし、ついには自分にも周囲の人々にも幸福をもたらす、というのである。


なぜ、清潔が美徳や幸福とつながるのか。


清潔観念は、手や足を洗うなどの物理的衛生観念にとどまらず、精神と行動についての衛生観念にもなんの抵抗もなく直接的にそのまま通じていくからだ。


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人生がうまくいく哲学的思考術

白取 春彦 著

ディスカヴァー


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清潔を好むという事が、精神や行動にも影響していくという事です。


「汚いこと」というのは、嘘や騙す人にも使われます。


きれいな所から犯罪は生まれにくいのです。


有名な「ブロークンウインドウ理論」(日本では「割れ窓理論」とも呼ばれている)もそうですね。


元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニさんは、地下鉄に描かれたらく書きを、徹底的に消すことで、地下鉄内での他の犯罪を激減させました。


ディズニーランドやディズニーシーでも、パーク内のささいな傷をおろそかにせず、ペンキの塗りなおしや破損箇所の修繕を見つけ次第頻繁に行うことで、従業員だけでなく、来客のマナーも向上させることに成功しているそうです。


日本にも古くから、滝や川や海で自分自身の身を洗い清める「禊(みそぎ)」があります。


清潔なのに汚い言葉は出にくいでしょうし、清潔なレストランで大声出す人も、清潔なホテルで騒ぐ人もあまり見かけません。


キレイな環境は、キレイな言葉を育み、キレイな生き方になっていくのではないでしょうか。


部屋を片付けたり掃除をすると、気分が良いものです。


家も会社もお店も、キレイな所に人は集まりますね♪

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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

心より感謝します。

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