
【口から出る言葉すべてを「愛語」に】4055
渡辺和子氏の心に響く言葉より…
他人を批判することは、さほどむずかしくありませんが、自分に対してなされる批判を素直に受け取るということは、必ずしもやさしいことではありません。
それは、批判されるということが、ある意味で「裁かれる」ことであり、往々にして自分が否定される可能性さえ持っているかも知れないからです。
批判する能力は、人間に与えられた特権ですから、これを用いることは時にたいせつなことですが、やはり相手への思いやり、優しさがあってほしいと思います。
「あの人は、正直者だけれど仕事が遅い」
と言うのと、
「あの人は、仕事は遅いけれども正直者だ」
と言うのとでは、同じ人物への批評でも、どこか違っています。
そして、その違いは、批評する側のポイントの置き方から生まれているのです。
つまり、相手の悪いところを強調しようとしているのか、相手の良いところを強調しようとしているのかの違いなのです。
私たちの誰一人として、この世に自分から望んで生まれてきた人はいません。
ということは、つまり皆、生きることに自信を持っていないのです。
だからこそ、つらいこと、苦しいことの多い人生を生きてゆくためには、「あなたは生きていていいのだ」という、他人からの励ましと優しさが要るのです。
その優しさが、今日も他人から与えられず、かえって冷たい批判しか与えられなかったような時、私はこう言って自分を慰めてやるのです。
「イエスさまでさえ、ひどい批判をいっぱいお受けになったのだから、私がこのように扱われるのは当たり前」と。
そして、「自分は、どんなことがあっても、他人をわざと意地悪く批判するまい」と心に決めると、不思議に心が軽くなるのです。
《お互いにつらいことの多い人生を生きているのだから、相手の悪い点を強調するような言い方はしない。》
『幸せはあなたの心が決める』PHP研究所
https://amzn.to/3lbcUdm
小林正観さんは、「愛語」についてこう語る。
『「愛語(あいご)」という言葉は、良寛和尚(りょうかんおしょう)が好んで使っていたと言われています。
良寛和尚の「愛語の心」とは、こういうものだと聞きました。
「自分は貧しいひとりの修行僧なので、人に与えるもの、あげるものが何もない。だからせめて、心をあたたかくするような、心を安らげるような『言葉』をあげたい。それならいくらでもあげることができるから」
良寛和尚は、自分の口から出てくる言葉を「あたたかい言葉」「やさしい言葉」「思いやりに満ちた言葉」にしたいと思っていたようです。』(ありがとうの魔法/ダイヤモンド社)より
口から出る言葉が、いつもトゲトゲして冷たい人がいる。
反対に、口から出る言葉が、いつもあたたかくて、やさしい言葉、思いやりに満ちた言葉という「愛語」の人がいる。
どちらの人と「一緒にいたい」か「また会いたい」か、は言うまでもない。
口から出る言葉すべてが、「愛語」で満たされた人でありたい。
■メルマガの登録はこちらから http://hitonokokoro.com/
■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪http://www.facebook.com/hitonokokoro
■【人の心に灯をともす】のブログはこちらhttp://ameblo.jp/hiroo117/
■Twitterはこちらからhttps://twitter.com/hiroo117
渡辺和子氏の心に響く言葉より…
他人を批判することは、さほどむずかしくありませんが、自分に対してなされる批判を素直に受け取るということは、必ずしもやさしいことではありません。
それは、批判されるということが、ある意味で「裁かれる」ことであり、往々にして自分が否定される可能性さえ持っているかも知れないからです。
批判する能力は、人間に与えられた特権ですから、これを用いることは時にたいせつなことですが、やはり相手への思いやり、優しさがあってほしいと思います。
「あの人は、正直者だけれど仕事が遅い」
と言うのと、
「あの人は、仕事は遅いけれども正直者だ」
と言うのとでは、同じ人物への批評でも、どこか違っています。
そして、その違いは、批評する側のポイントの置き方から生まれているのです。
つまり、相手の悪いところを強調しようとしているのか、相手の良いところを強調しようとしているのかの違いなのです。
私たちの誰一人として、この世に自分から望んで生まれてきた人はいません。
ということは、つまり皆、生きることに自信を持っていないのです。
だからこそ、つらいこと、苦しいことの多い人生を生きてゆくためには、「あなたは生きていていいのだ」という、他人からの励ましと優しさが要るのです。
その優しさが、今日も他人から与えられず、かえって冷たい批判しか与えられなかったような時、私はこう言って自分を慰めてやるのです。
「イエスさまでさえ、ひどい批判をいっぱいお受けになったのだから、私がこのように扱われるのは当たり前」と。
そして、「自分は、どんなことがあっても、他人をわざと意地悪く批判するまい」と心に決めると、不思議に心が軽くなるのです。
《お互いにつらいことの多い人生を生きているのだから、相手の悪い点を強調するような言い方はしない。》
『幸せはあなたの心が決める』PHP研究所
https://amzn.to/3lbcUdm
小林正観さんは、「愛語」についてこう語る。
『「愛語(あいご)」という言葉は、良寛和尚(りょうかんおしょう)が好んで使っていたと言われています。
良寛和尚の「愛語の心」とは、こういうものだと聞きました。
「自分は貧しいひとりの修行僧なので、人に与えるもの、あげるものが何もない。だからせめて、心をあたたかくするような、心を安らげるような『言葉』をあげたい。それならいくらでもあげることができるから」
良寛和尚は、自分の口から出てくる言葉を「あたたかい言葉」「やさしい言葉」「思いやりに満ちた言葉」にしたいと思っていたようです。』(ありがとうの魔法/ダイヤモンド社)より
口から出る言葉が、いつもトゲトゲして冷たい人がいる。
反対に、口から出る言葉が、いつもあたたかくて、やさしい言葉、思いやりに満ちた言葉という「愛語」の人がいる。
どちらの人と「一緒にいたい」か「また会いたい」か、は言うまでもない。
口から出る言葉すべてが、「愛語」で満たされた人でありたい。
■メルマガの登録はこちらから http://hitonokokoro.com/
■「人の心に灯をともす」のfacebookページです♪http://www.facebook.com/hitonokokoro
■【人の心に灯をともす】のブログはこちらhttp://ameblo.jp/hiroo117/
■Twitterはこちらからhttps://twitter.com/hiroo117