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AI (ええ愛・Atelier Ichien)

ここは、『AI(ええ愛)』のある人たちの自由な空間です。一つ一つの記事に『AI(ええ愛)』が込もっているものばかりです。

アイデアとはアウトプット 人の心に灯をともす 3927より  写真はMさんからいただいたプレゼントで...

2020年02月19日 | 
【アイデアとはアウトプット】3927



浅生鴨(あそうかも)氏の心に響く言葉より…


どれほどいいことを考えていても、その考えが頭の中にあるだけで、まだ外に出てきていない状態では、アイデアとは呼べないんじゃないかと僕は思う。

アイデアとは具体なのだ。

アイデアとはアウトプットだと言い換えてもいい。


頭の中にあるものは、たとえそれがどれだけよさそうに思えるものであっても、そのままではどうにもならない。

自分では上手くイメージができているように思っていても、たいていの場合、ただモヤモヤとした感覚的なものが無節操につながっているだけで、それはアイデアでもなんでもない。

モヤモヤを実際に言葉や絵にしてみればすぐにわかると思う。

具体化しようとすれば必ず何かが足りないのだ。

もう、ぜんぜん足りないのだ。

イメージそのものが足りない場合もあるし、それを伝えるための言葉や絵の精度が足りない場合もあるけれど、とにかくいろいろなものが足りないことがわかると思う。


僕たちが生きていく上で、そういった形になる前のモヤモヤはとても重要で、そこから湧き上がってくる名前のつけられない感情や感覚は大切にしておきたいし、それが人生を豊かにしてくれるのだけれども、そのこととアイデアとは別の話だ。

モヤモヤを味わっているだけでは、アイデアにならない。

だからこそ、まずは言葉や絵にしてみることが大切だと僕は思っている。

誰もが見られる具体的な形にして、ようやくそれはアイデアの出発点、アイデアの種になれるのだ。


アウトプットをしない限り、それはまだ何ものでもない。

デタラメでもいいから、ラフでもいいから、まずは文字や音や絵にすることで、ようやく足りないものがわかってくるのだと思う。


何も考えずにただ書き始める。

そうして、ある程度書き散らかしているうちに、ようやく自分の書きたかったことに気づくことがある。

頭の中でどれほど完成しているように思っていても、書き出してみればまるで完成などしていないことがすぐにわかる。

そのために僕は、まだ何も形になっていない段階からどんどん頭の外へ出すように心がけている。


『面白い!を生み出す妄想術 だから僕は、ググらない。』大和出版





浅生鴨氏は、「アイデア」にいてこう語る。

『世の中で画期的なアイデアと呼ばれるもののほとんどは、それまであったものを上手く組み合わせたり、新しい使い方を見つけたりしたものばかりだ。

これまでこの世になかった完全に新しいものは僕たちには作ることができないし、もし作れたとしても、それは誰にも理解できないから、たぶん相手にしてもらえない。

だから、オリジナリティや独自性なんてことはあまり考えなくていいと思う。


もしも自分が一生懸命考えて出したアイデアが、他の人のアイデアと同じだったらどうするか。

とても似ていたらどうするか。

でも、僕はそんなとき、たいして気にしないことにしている。

そのアイデアがいいと思えば拍手するだけのことだ。

「自分のほうが先に出したのに」「私だって同じことを考えていたのに」なんてことを言う人もいるけれど、同じ時代に生きて、同じ課題を前にしたときに、本気で考え抜けば、似たようなアイデアが出てくるのは当たり前のことで、あまり愚痴ってもしかたがない。

それよりも、そのアイデアをよりよくする方法を考えて提案するほうがいい。

課題が解決できればそれでいいのだ。

僕に発注した人は、僕が解決することを求めているわけじゃなくて課題解決そのものを求めているのだから。

それはそれで別に構わない。

僕たちは、自分のアイデアにオリジナリティがあることを重要だと思いがちだ。

でも、本当は課題の解決だけが重要で、そのアイデアを誰が考えたかなどたいしたことじゃない。

もちろん特許を取るだとか、そのアイデアを使って独占的なビジネスをするというのであれば話は別だけれども、一般的な課題の解決にオリジナリティはあまり必要ない。

それよりも、適切なアイデアであることのほうが大切なのだ。

だいたい、自分の考えることなんて、どうせ世界のどこかにいる誰かがとっくに考えているのだから、「オリジナルなんてものは幻想にすぎない」と思っておくくらいでちょうどいいんじゃないだろうか。』


どんなに素晴らしいアイデアであっても、それを自分の頭の中で考えているだけで、アウトプットしなければ、それは無いのと一緒。

だれも、そのアイデアがわからないからだ。

それは、読書も同じ。

どんなに素晴らしい本を何百冊と読んだとしても、それを自分の頭の中の知識としてストックしておくだけなら、それは読まないのと同じ。

ただの自己満足のための読書は、パソコンの中に情報をただひたすらため込んでおくようなもので、使わなければ何の意味もない。


アイデアは、組み合わせだ。

それは、料理と同じで、どんなにユニークな創作料理であっても、今地球に現存する材料を使い、今ある技術を使って作られている。

その組み合わせがユニークであればあるほど、ユニークな創作料理になる。


だからこそ、アイデアを生むためには…(本書より)

「妄想を栽培する」「褒められようとしない」「連想はアイデアの種の宝庫」「擬人化すると勝手に会話が始まる」「別人になる」「落書きを癖にする」「人に見せて恥をかく」「偶然を呼び込む」「世の中を甘く見る」「ひたすらメモを取る」


本の表題にある「だから僕は、ググらない」とは、

検索しないわけではなく、検索する前に妄想をすることが大事だという。

妄想で手に入るイメージは、検索では見つけられないからだ。

いつでも奇妙なことを考え、どこかずれた視点でものを見ることを癖にすれば、少なくとも今までとは違うアイデアが生まれる機会は増える。

まずは…

アウトプットすることを習慣としたい。





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