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【ほめられることは自信の源泉】5784
中野信子氏の心に響く言葉より…
脳には快感を生み出すことにかかわる部分があり、それらが刺激されると大きなよろこびを感じます。
自然科学研究機構生理学研究所の定藤規弘(さだとうのりひろ)教授の研究によると、なんとほめ言葉だけでも、現金を受け取ったときと同じようなよろこびを感じることがあきらかになりました。
しかも、これら脳のなかの「報酬系」が刺激されると、「ナチュラルキラー細胞」(ウイルス感染細胞やがん細胞を攻撃するリンパ 球)が活発になるため、健康にもいいことが別の複数の研究でもあきらかになっています。
別に他人にほめられなくても、自分自身でよい評価をするだけでも快感を得られることがわかっています。
このとき、脳では 「内側前頭前野(ないそくぜんとうぜんや)」 という部分が、「自分は素晴らしい」「自分はよいことをした」と判断しています。
ここに他人からの評価が重なれば、さらに強いよろこびを感じることができるというわけです。
つまり人間は、利己的に行動するよりも、利他的に行動した結果、 他人にほめられるほうがいい。
利他的に行動するほうが、より大きな快感や自己肯定感を得やすくなるのです。
仕事でも日常生活でも、まわりの人たちが利益を得られるように考えて振る舞っていると、他人から評価されることも増えていくはずです。
そして、そのときの評価や 「ほめ言葉」によって、さらに脳の「報酬系」が刺激されます。
あたりまえですが、利他的に振る舞っていると人間関係も円滑になりますから、ますますよい結果を生み出す環境をかたちづくっていけるのです。
《「ほめ言葉」はお金をもらうのと同じくらいうれしい》
『脳の使い方100』宝島社
https://q.bmd.jp/91/119/2539/393
利他な人は、人からほめられたり、認められたりする。
しかし逆に、利己的な人は、人からほめられたり、認められたりすることはない。
自己中心的でわがままな人をほめる人などいないからだ。
つまり、人から認められたり、ほめられたりする人は、利他的な行動をとっているということだ。
そして、我々はほめ言葉によって、どんな疲れも吹き飛ぶほどの幸福感を得る。
松澤萬紀(まき)氏はのこんな話がある。
『毎回、数百人の聴講者を集める人気講師のY先生。
私が新人のころ、ありがたいことに、Y先生のアシスタントをさせていただいたことがあります。
講演がはじまる前に、「先生、なにかお手伝いすることはありますか?」とうかがうと、先生はほほ笑みながら「講演が終わったら、私をほめてください。ほめて、ほめて、ほめちぎってほしいんです」とおっしゃいます。
経験も実績も申し分なく、社会的にも認められているY先生でさえ、「ほめられることが自信の源泉なのだ」と知りました。
人は、年齢や性別に関係なく、いつまでたっても、ほめられると嬉しくなる生き物なんですね。
私が直接「Y先生、今日の講演はすごくよかったです!」とほめるよりも、「聴講者さんが『先生のお話はすごくわかりやすい』とおっしゃっていましたよ」「講演を主催された○○さんが、『Y先生にお願いしてよかった』と喜んでいましたよ」と、「第三者」を介してほめたほうが、ほめの効果が数倍アップします。
「まわりの人がそう言っていた」と伝えるほうが信憑性が増す、つまり、「お世辞じゃないほめ言葉」になるからです(心理学では、ほめ言葉によって学習や仕事への意欲を高めることを「強化」といい、第三者を介した場合を「間接強化」といいます)。
これを「三角ぼめ」といいます。』(100%好かれる1%の習慣/ダイヤモンド)
「ほめられることは自信の源泉」という言葉を胸に刻みたい。
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