開催日時 6月30日 午前10-12時
会場 喫茶「蔵」2階
話題 庵室考-中近世移行期の沼隈郡新庄および神村における社会史の一断面-
参考史料(松永史談会2022-3例会配布資料を再編集:寛永期尾道町宗門改め帳抜粋)
かつて遊行者たちが一時滞在や寄留した尾道・浮御堂
【メモ】作田高太郎は江戸時代の農民たちの霊場の廻国が生活苦から行われたケースに言及し、それは野垂れ死にを覚悟のことだったと作田は書いていた。四国88か所霊場巡りもそういう側面を持っていたし・・・・・。これらの話題は『世事見聞録』から引用されたことのようだが、おそらく作田自身も幼少期に沼隈郡藤江で見聞したことがあり思い当たるところがあったのだろう(『徳川権力史論』230-252頁)。