植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

水泳なら個人メドレーなみです

2021年02月22日 | 日記
 池江璃花子ちゃん50mバタフライで優勝!まだ病み上がりで長距離の競技は難しいようです。プールの向こうまで行ってワンターンで終了ですね。徐々に距離と種目を増やせばいいんです。

  2チャンネルウオッチャーであるウチの家内によると、ニート・引きこもりで代表される2CHの人たちは、約束事を果たすとか、家を出て何かの用事をすることを「ワンターン」というそうであります。あくまでワイフのスマホ情報ですから信頼性は保証の限りではありませんが。ちょっとコンビニにアイスクリームやたばこを買って戻るとワンターン(笑)。彼らにとって一日ワンターンが関の山らしいです。

 そこに行くと、年甲斐もなく興味を持つとやたらと手を出すワタシは、一日何ターンになるのかわかりません。
 昨日は蕎麦打ちがメインでしたが、その前にやるべきことがいくつもありました。
 朝4時に起きて取り掛かったのが片付けでありました。乱雑に散らかり、品物であふれてきた仕事部屋を整理するために買ってきた整理棚と小物入れの引き出しを組み立てました。当然整理能力ゼロなので、片付けて収納する端から広げそこらに道具を置きちっともかたづきません。

 今年に入ってマイブーム「病膏肓に入る」で篆刻を夢中で彫っておりますが、家族や友人に作ってあげたりするうちに、だんだん「私も欲しい」というような希望も増え、急遽3本彫ることになりました。手間と神経を使う陽刻(朱文)だと、そう簡単には作れませんが、陰刻(白文)なら鼻歌交じりに1,2時間で仕上げます。

 今回は三男の彼女のお母さん、なんでも日本画が趣味で個展まで開くほどの方と聞きました。こちらは、単なる趣味・修練で篆刻をいたしておりますから、とうていお代を頂くような腕前ではありません。しかし、依頼があって日本画の落款用、しかも倅にとっては大事なお方でしょうから、とにかくやるしかないということで、朝のうちになんとか彫り上げました。

 そうこうするうちに、もう昼時、どうしても買いたいものがありました。印材をしまうためのケースであります。数日前「ららぽーと」に食事に行った際、「閉店セール」中の高級雑貨屋を見かけました。時計・財布・鞄からネクタイ・帽子・傘など雑多なものを商っているお店で、どうやらコロナであえなく退去するようです。何気なく入ったら、すべて正札の半額、しかも4点以上ならそれからさらに40%OFF!!、早い話が70%引きなのです。そこで小物入れ用の木箱定価2,400円のものを見つけて3個買いました。それがとてもいいのです。軽くて丈夫であたりがいい、印材入れにもってこいでして。

 23日に閉店と聞いていましたから、これはもう一山買わなければ、と再度行ってまいりました。残っているやつを5点大人買い(笑)、さらに傘・財布など買い込みました。ある意味散財でありますが、売り上げ低迷で泣く泣く閉店とあれば、せめていくらかでも在庫処分に協力するのも人助けであります。ハイエナのように商品を漁るワタシら夫婦を見て、店員さんもさぞかし複雑な思いであったでしょうね。

 大満足の買い物を終えて仕事場に戻るともう2時、そうです、今日のメイン「蕎麦打ち」タイムなのです。
 ご近所さん2軒分と、うちの分合わせて1.5kg打ちました。一回当たり50分が3ターン。立ち放しで3時間、これはキツイ!。コシがあり、茹でても切れない蕎麦を目指して改善・工夫いたしました。55%の水分を45%に減らし、水回しを8分、捏ねを8分と時間をかけました。前回が40分でしたから10分ほど作業の1,2段階に時間をかけたのです。手ごたえがありました。水回しの最終段階に、パン粉状から少しづつ団粒状に変わるのですが、いままでにないビー玉ほどの塊がいくつも出来てきました。弾力があって「これだな」と感じました。

 以降の作業は省きますが、以前YouTubeで見かけた「模範蕎麦打ち」にかなり近くなりました。蕎麦がぶつぶつ切れるのを嫌って、ちょっと太麺になりましたが、実食。うーんコシが出ました、滑らかで美味しい。こちらの腰は痛くなっても満足の出来でありました。

 何ターンしたかはわかりませんが、ともかくいろんな種目を次々にこなし、個人メドレーを泳いだような充実(と疲労)の一日でありました。風呂に入って、メダカのエサやり、観葉植物などの水やり、ぼかし肥料のかき混ぜ撹拌をすっかり忘れていたことに気づきました。

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