そりまちまみのブログ

全国英語通訳案内士・反町真弓の日記です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

さんぽとねこ、美味しい地元 〜2020夏

2020-09-04 | 日記
8月、コロナ禍ゆえ本業は今なお失業中です。テレワークのお仕事をしつつ、時間を見つけてはあれやこれやと勉強し、三度の食事を作ったり家事をしているとあっという間に一日は終わる。春から緊急事態宣言下までは仕方ないとしても、引きこもり生活を何ヶ月も続けることになるとはなー。通訳案内士で一日仕事をすれば2万歩は歩くところ、今年に入ってもう半年経つけど合計でも2万歩歩いていないかも知れない。。。と急に思い立ち、初夏より出来るだけ近所の散歩を日課にしようとしています。
川沿いを、ひたすら歩く。夕日がキレイ。
なんと、自分の家が川沿いに近く、このように歩けるようになっていたなんて、コロナがなければこの先もずっと知らなかったと思う。まさに、新しい日常だ

帰るころにはすっかり日没。仕事と通勤の毎日だったら、絶対見ることはなかった近所の景色なんだなー。

そして!その川沿いにはたくさんのネコさんが住んでいたとはなんたる発見!!!以前住んでいた一軒家では、隣の家の奥さんがかなりのネコ嫌いで、ノラ猫さんがこわいと徹底抗戦。猫を飼っているソリマチ家も疎ましかったようで、その地域のノラ猫さんはたいへん肩身の狭い思いをしていたのでした。新しい地だから神社もない、こんな海のそばの埋立地に引っ越して、しかもマンションだし、もう二度とノラ猫さんには会えるわけがない、と思っていたら!これもコロナの大発見。
しかも皆さんなかなかのん気。

マンションだらけの上、さらにガンガン住宅建設ラッシュのこの地域。どんどん緑が失われ、住むのは楽ではないと思いますが、この世界は人間だけのものではないはずです、と考えています。すべての生き物、植物ももちろん、生きる権利があるはずなので、見守るしかできませんが、開発するだけガンガンして追いやっているのだから、保健所を呼ぶのだけはやめてほしいなー。ノラさんがたくさんいるということは、この一画の皆様が心優しい証拠でしょうね。

あまりの暑さにバテていました。気持ち、よくわかるよ。熱中症には注意。

門番さんですか?

屋根の上にねそべるツワモノ。暑くないのか?

さて、こんな調子で1時間くらいですが、頑張っても歩数にしたら6000歩くらいにしかならないのですよね。。でも、全く歩かないよりはマシですね。
 
8月前半はまだ、圧倒的に家ごはんが主流。映画を見る日はカンタンに、この日はニースサラダとチーズパン。

でも、特に散歩を夕方はじめるようになってからは、帰ってきてからごはんを作ると遅くなっちゃう。そんな時は近所のレストランに行きたいな、と思うのですが、コロナ禍で、好きだった小さなお店が数軒閉まってしまったことを知りました。ショック!小さなレストランにはつらい年になりました。外食したくてもお店がなくて出来ないのも困ります。。この日はなんとか見つけた近所のホテルのイタリアン。「予約なしの急な来店なのでメイン用の食材がない状態。スターターしか作れませんが?もうすぐラストオーダーなので早く来てください」。21:00にはお店が閉まるそうです、早や。でも、席を確保出来ただけでもありがたい。

日にちかわってこちらは駅前。雲がきれいに染まっていました。

とても久しぶりの地元の居酒屋で、母と娘とごはん!母と会うときは必ずここ。母の好きなアワビのお刺身に、みゆこの好きな貝の酒蒸し、そして奥にあるのはとうもろこしの天ぷら。甘くて美味しくて好き!今日の貝はおちゃけ好きには頼もしいしじみです。珍しい、大型のしじみ。

アワビづくしで鮑のバターソテー。これまた美味。これで確か680円くらいなり。

家でなかなか作れないものをバンバン頼む、の巻。うなぎの釜飯。うなぎは今年初めて食べました!
こちらはまたもや日にちかわって、駅前の別のホテルの和食屋さん。春の間はコロナ禍でずっと閉まっていたのでこちらも久しぶり。
なす田楽はこんなにおしゃれ。一口サイズで上品ですね。

黒毛和牛の炭火焼き。とろける食感は以前と同じ。

それにしても、お客さんはまばらでとても静か。ホテルのレストランなのになかなかお値段が良心的で好きなお店の一つでしたが、今回は料理の数がだいぶ減って、注文したかったものがメニューから消えていたり、すべてのお料理のお値段がポーン!と跳ね上がっていておどろいた。普段使いは出来なくなったなあ。。
人々が気軽に外に出なくなってから半年。誰にとっても大変ですが、飲食店は特に苦労があるのでしょうね。
だんだんコロナとの付き合い方も学べてきたので、好きなお店は続けてほしいし、これからでも出来る範囲で食べにいけたらなあ、と思っています。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つれづれなるままに ひぐらす〜 2020.05

2020-05-30 | 日記
新型コロナウィルスの自粛期間で運動不足。そのためはじめた近所へのお散歩で、みゆこが買った「ミニ盆栽」に花が咲きましたー
それはそれはとっても強くて甘い匂いです

なんとなんと、今年初めて植えてみたスズランの球根。ちょろっとだけど、お花が咲いたー

ベランダも花がいっぱい。例年ならば3月から5月はツアーでほとんど留守にしているため、花が咲いても見ることはない。そして、それ以前に、みゆこが枯らしてしまうのよね。。。汗 お水のあげ方がよく伝わっていなかったことが理由だったけれど、今年は一緒に自粛を過ごしているから、お水のあげ方もきちんと伝えて、これからはばっちりね👍
毎日お水をあげてくれるようになって、助かっています

パートナー氏のところのクリーナーさんが持ってきてくださる切り花のお裾分け。みゆこがつぼみから育ててちゃんと全部咲きました

コロナで仕事もキャンセル、今年は貧乏だというのに、そんな時に限って、まずは掃除機が壊れて泣く泣く買いました
だけど買ってびっくり。同じメーカーの同じ製品の後継モデル、なのに、驚くほど軽い!10年以上使っていたけれど、10年も経てばかなり機能も使い勝手も良くなっているのね、と感心。
 
そのうち今度は洗濯機が壊れたーーー!マジかー 
フィルターの奥の方まで掃除をしようとして、歯ブラシをすべらせてしまった。昔から馴染みの電気屋さんに相談したら「変な音さえしなければ使えるよ」なんて言われ、使っていたら、ドラムの給水ポンプに穴を開けてしまったようです。
こちらも泣く泣く。。。洗濯機新調なり
町の電気屋さんだから、電話しても来てくれるのに数日かかる。そしてまた、洗濯機注文して、取り寄せて、取り付けて。。でさらに一週間くらいかかる。家電量販店に行けばすぐだけど、お付き合いもあるから仕方ない。
そんなわけで、とにかく早く注文したいと焦って30分くらいでパパッと決めてしまった新しい洗濯機。携帯電話から遠隔操作が出来るらしい、というところで決めました。便利かも!
今までほとんどの洗濯物を乾燥機能で何時間もかけて乾かしていたけれど、この洗濯機なら、先に天日で乾かしてから、ゴワゴワ、シワシワになったものだけ「スチームアイロン」機能でたった15分、または30分でソフトにノーアイロンに仕上げることが可能。
10年以上経つと、家電もすごい進化するー


仕事の打ち合せで行った三鷹でふらり立ち寄った酒屋さん。オーク樽で貯蔵されたという日本酒は、なんだかまるでワインそのもの。
どろっと濃厚なワイン、という感じか。日本酒だけど香りが特有で、面白い、と思いました。

ほとんどを自宅で過ごす生活となって、さて、3ヶ月ほどが過ぎました。あっという間に桜も散り、つつじも散り、いろいろな花が咲き始め、もうすぐ梅雨じゃん
家ネコきゃらにゃんもいつの間にか夏仕様の「涼しい」「ひんやり」ベッドに衣替えしてたにゃん

そうこうしている間に、ミニ盆栽のクチナシさんも2輪目が咲きました。
家でおきてるいろいろな変化にじっくり向き合い付き合い、の自粛生活中ですね。
小さい世界ながらも沢山の発見感動あり。それはそれで、進歩。
うむ


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発見⭐️日記〜 2020.05

2020-05-16 | 日記

新型コロナウィルスの影響下、3月からずーっと家にいる。わ〜もう2ヶ月半になるよー

そして発見したこと。

毎日が、規則正しくなった。早寝、早起き、ヒジョーに健康的。

バルコニーの植木鉢にお花があふれた!散歩がてらホームセンターに行ってはつい、お花の鉢をちょこっと買ってしまうのよね。バルコニーが緑その他でカラフルになると、外を見つめるのがもっと楽しくなった。

ご飯は3食手作り。娘もパートナー氏も毎日いるから手抜きが出来ん。わーん

物凄いスピードでお米を消費!今まで1度に2合炊いてたお米が、4合となる

駅前の魚屋さんでその日の魚をワンサカ買って、一つ一つさばいて準備して調理して。。が自分の流行り。時間がかかるけど魚大好き。お刺身、ソテーにフライまで、魚摂取率と種類が上昇中

以前は添加物と農薬、外国産ばかりが目について足も踏みいれなかった駅前の大型チェーンスーパー。首都圏内の有機栽培農家さんによる有機野菜のコーナーが大きくなって、わりと新鮮に売られていることを発見。宅配野菜ばかりに頼らないで、空いている時間帯を見計らって、散歩がてらに買い物に出ようかと思う

運動不足解消のため散歩をするようになって自宅から駅までの近道を知る。しかも、東京湾からつながっているこの川に沿って歩くのだけど、途中公園やストレッチ場あり、桜並木あり、季節の花も楽しめて歩くのが楽しい



きゃら誕生19年めにして、はじめて、手作りの猫おやつを作る。魚屋で買った魚の一部を取り分けて、茹でて、ほぐして、「茹で汁スープ入り魚ほぐし身おやつ」の出来上がり!シンプルかつ安全美味しい。ここまで来るのに19年間もかかってしまってごめん。




ここ数週間、ピタとカリカリを食べなくなったきゃら。魚を茹でただけ、みたいなおやつばかり欲しがる。食欲はめちゃくちゃあるけれど、年齢のせいで痩せてきたし、ウェットの方が食べやすいのかな、と総合栄養食をいろいろ買っては試す日々。仕事でほぼ家にいない状態だったら嗜好の変化に気付いてあげることも出来ない。自粛中の今でよかったな。

パートタイムとはいえテレワークで座りっぱなし。勉強するのも何をするのも、結局パソコンの前。料理をするため台所に行く以外はずーっと座ってばかりで体がいたい毎日。通訳案内士は歩いてしゃべる商売。同じ姿勢で黙って座っているの、慣れてない。だけど、ふとしたことからヨガに目覚めた。朝ヨガ、昼ヨガ、夜のヨガ。ちょっと体が痛んで来ると、ちょっとの合間に20分のヨガ。体の不調はその場で取る、で朝起きるとすっきり。ヨガってすごい。ちなみにソリマチのヨガマットは「ござ」である。

おちゃけの量がめっきり減った。仕事でがんがん歩いて、しゃべって、どーっと疲れて重い背中で家に帰って「あー飲むぞー」、の流れがない今、ごほうびがなくてもいいらしい。おちゃけが欲しいと思わなくなった。週に何度か付き合って飲むけれど、それでも今までと同量が飲めなくなった🍷。不思議〜。テレワークの静かな生活で、なんか、別人になった気分

それでも一日一日が過ぎるのはあっという間でびっくりしてます。忙しくてものんびりでも同じ、それも面白い



どんな日常でも、その時その時を大切に考えて生きないと本当に全てがあっという間に終わってしまうんだなーと思い返す今日この頃です

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族と一緒〜 2020.04

2020-04-20 | 日記
3月末に短期留学先のNZからみゆこが帰国しましたが、日本の学校もすでに休校措置中で状況的に自宅待機。ソリマチも通訳案内業の仕事がなくなり自宅に留まり中なので、ソリマチ家にとっては非常にめずらしく毎日家族が勢ぞろい。飼い猫きゃらがごろごろ寝ているのがとても気になる。どうしても、ちょっかいを出すソリマチ、そして、写真を撮りまくるみゆこ。きゃらにとっては迷惑なのか、嬉しいことなのか、どっちでしょう。。

きゃらとは、「キャラメル」のきゃらです。ベンガル猫のきゃらは19歳。これまでいろいろな時期を一緒に経験して来ました。引っ越しも3回ありました。ソリマチは1年中ぎっしりロングツアーで留守、小さいみゆこはおばあちゃんちで留守、数年間一人ぼっちを長く体験した時期もありました。キャットシッターさんには日頃大変お世話になっています。今ではみゆこが大きくなり、ソリマチも年中ロングはやめたので、ずーっと一人ぼっちということはありません。それでも、ソリマチは毎年半年間は家にいないけれど。。今年はコロナウィルスのおかげで、いつもなら絶対ありえないくらいみんなが一緒。嬉しくて、ついついちょっかい出しちゃうのよね〜。

床暖房がついている時はロッキングチェアのストッパー用スツールの下がお気に入り。

午後床暖房が切れるとふかふかベッドに移動。わかりやすいわねーあなた。

みゆこは毎日きゃらの写真をばしゃばしゃ撮っています。本人も慣れて全く気にならない様子。

お年寄りでもう耳はよく聞こえないのですが、ソリマチとみゆこがしつこく寄ってくると薄目でカクニン。「また来たか」。

そうは言ってももちろん仕事はしたいですし、早くまた仕事が出来るようになってもらわないと貧乏続きで困りますが、今年はなんだか特別な感じ。毎日一日中ずーっと家族が一緒の時間を過ごしてるって、一生にそう何度もあることじゃないと思うから
 
みゆこもなんだか何かとくっついてくるのね、小さい子供みたいに何かしら、と思ったけれど、考えてみたら、そういう時期の最終期、小学校中学年あたりに十分お母さんにくっつけなかったかもな、と。最近は夜一緒に寝よう、と枕を持ってやってきます
 
そんな中、少しでも収入を得る方法、と思い、しかし、まだ、5月のロングの仕事が正式にキャンセルになっていなかったので、めちゃくちゃ短期でもいいし延長も可、というパートのバイトを探してきました。1日5時間で英語も通訳もなんの関係もないお仕事ですが、少しでも収入があるだけ本当にありがたいです。ところが、バイトを始めて10日後、都内で緊急事態宣言。ゆるいけど、同時に感染者数がぐーんとうなぎのぼりになってきた。ソリマチのバイトは多ければ60人くらいとかなり密接密着のお仕事。。。家族の反対と、自分でも「密着密接はやばいかな」と思うようにもなって結局10日で退職。コロナウィルスは全くをもって厄介だ!?本業はなくなるし、バイトしようにも外に出たり人に触れたりするのに難しさがあってなかなか続けられない。。
 
結局、出来れば身内に頼りたくはなかったけれど、ビジネスをしている母やパートナー氏の仕事をパートでさせてもらうことで、なんとかテレワークを実現。ありがたいことです、感謝でいっぱいです。あとは、いつもの海外旅行にいかなければ、その貯金でしばらくはなんとか。。しなきゃ。
これからは自分のタイトル、「フルタイムの全国通訳案内士〜 但し2020年以外」だな、こりゃ
 
まずは健康第一。「今年は今までおろそかにしていた分まで家族との時間を味わうぞ」とも思えるので、パートのテレワークでいつもとは違う生き方を楽しもうと思います。同時に、英語や通訳案内の勉強も引き続き自宅で続けていきますぞ
 
コロナに負けぬーーーっ
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドライバーさん、ありがとうございます〜 2019.04

2020-04-19 | 日記

4月最後のツアーはクルーズ船で東京に到着したスウェーデンの団体でした。たくさんの、いろいろな言語の全国通訳案内士さんもお客様を待っていました。待てどくらせど誰もなかなか出て来ません。船での入国手続きに大変時間がかかり、下船が難航したそうです。なんとツアー開始予定時間から1時間以上経ってようやくお客さんが少しずつ降りて来て、全員揃ってバスに乗った時にはもう全行程を回ることはどう考えても無理な状態。しかし、グループには同じ国のツアーリーダーさんがいたので色々ご協力いただき心強かったです!また、ドライバーさんが良い方で、バス会社に事情を説明してギリギリまでバスを延長してくださったので、行程を一つ残した以外はちゃっちゃか回ってホテルにチェックイン

お客さんのホテルはプリンスさくらタワーでした。プリンスホテルの中では一番好きです。


このドライバーさんには、チェックインサポートのため最後にお礼の言葉を言えないままで気にしていましたが、なんと、他の仕事で1年後、ばったりお会いすることが出来たのでした。もちろん、真っ先にお礼を言いましたよ👍嬉しいことに覚えていてくださいました。

翌日は他のドライバーさんだったのですが、これまたとても良い方で、バス会社そのものに好感を持ってしまった。。 ツアーリーダーさんのご要望で、その日もちゃっちゃか行程を回すことで、前日行けなかった一箇所も行程に含めて欲しいとのこと。ということは、その日入っていた浅草からの水上バスの予約時間を変更しないといけません。その他、東京タワーの写真撮影も追加でご希望。ドライバーさんに前日の事情を話し、行程の大幅変更をお願いすると、バス会社に早速連絡、快く引き受けてくださいました。ほっ

ドライバーさんとの相性が、ツアーの行方を左右したりします。添乗員さんが来てくださるツアーならドライバーさんとお話することはほとんどないですが、そうでない場合、お客さんを気遣いながら、ガイド案内をしてバス内でしゃべり続け、同時に行程を時間通りに動かして、同時に行く先々に確認を取りながら、これまた同時にドライバーさんにも気を遣い、そんな中、ドライバーさんと相談をしながらツアーを上手く動かすことはかなり多いので、ご協力を全く期待出来ない場合はかなりつらいです。

ドライバーさんといえば、このツアーの前日まで続いていた4月の第2のロングツアー。ブログにも少し書きましたが、かなり個性の強い方々が沢山おり苦労をしました。あの時も、ドライバーさんには助けられたなあ〜

どんな方々がいたかというと、まずは、旅行会社にとってのVIP、さりげなく特別扱いするよう言われていました。しかし、そのことを十分ご存知のご夫婦のお二人、至るところでツアー中にプロ仕様っぽいカメラでバシャバシャ写真を撮るのです。時間の関係でささっと移動したいところでも、いつまでもいつまでも写真を撮っています。特に、ご主人が奥さんにステキなポーズを撮らせてパシャリ、そのあと必ず、ソリマチに2人の写真を撮らせるのです。それも、何度も何度もポーズを変えてキスやハグ、恥ずかしくて目をそらしたくなるようなポーズ。VIPだから、ソリマチが「だめ」と言えないこと、わかっている感。そのうちに、もう1組のカップルと大の仲良しになり、その人たちも撮ってあげてる。ソリマチやグループの他の人たちが待っているのはお構いなし。あくまでもグループツアー、そこまで大胆に堂々と時間を考えずにされますと、行程管理や平等性の面で大変だわん

次には、VIPと仲良くなったもう1組。団体行動大嫌い、といいます。なので、ソリマチの説明は全く聞いていません。行く先々ではグループから離れ、自分たちでさーっと見て、バスで待っています。ソリマチは熱心にガイドを聞いてくださるグループだったら行く先々でサービスしたくなります。行程にない場所にまでグループを連れて行ったりして、バスへの集合時間に5-10分遅れたりします。しまいにはそのお二人大激怒で怒鳴られてしまいました。やりにくい。その上、VIPの二人以外とはグループの誰ともしゃべりません。食事のテーブルも絶対VIPとしか座りません。非常に感じがわるいです。そして、奥さんはソリマチに、どれだけご主人がお金持ちで立派か、そんなご主人と子供を連れて再婚出来た自分はどれだけ幸せ者か、の話を一方的に何度も繰り返す。そして、ツアー終了後のアンケートには「ツアーは楽しくなかった、自分たちはもっと自由な旅行が好きだ」とボロクソでした。次回は個人旅行でお越しください

女子3人組。お一人は豚肉アレルギーで、事前に情報はいただいていたので、準備万全、その方の食事は豚を入れない特別食にしてあるのに信じてもらえない。毎回毎回食事の度にソリマチをテーブルに呼んで「これ、大丈夫でしょうね?入っていないでしょうね?」と疑いの眼差し。お願い、信じてください。レストランにはちゃんと前日、当日とも、確認しております、と言っても、全然ダメで毎回疑われる もうお一人はひとりでいることが多く、食事の際にはよくソリマチが隣に座ることになるのですが、なんだか独り言のような口調でご自分のお話を繰り返すのです。一方的にずーっとご自分のお話を、自分自身に言い聞かせているように話しているので、相槌や感想もご自分でされます、ソリマチは「うんうん」と聞いていれば良いのでしょうが、話のキャッチボールがないのはつかれます。。。

食事注意のお客さんも結構おりました。上の豚NG、グルテンフリーなどの他、ペスカトリアンのご夫婦、アレルギーというわけではないのでもっと難しい。ご自分たち用にアレンジされたお食事が他の人のと比べて気に入らない、と怒ったりすることがありました また、日本料理が苦手で絶対に絶対に食べない奥様、和食のお店でそればっかりはどうにもなりません

それでも、グループの半分以上は、いつも通りの気持ち良い、明るく楽しい方々でしたので、食事のテーブルがそちらの方々と一緒になった時には、現実から逃げてリラックスでしたその上、そのツアーのドライバーさんが、過去10年、何度もお仕事でご一緒の方だったのです。グループの個性が非常に濃い〜ことは知りませんので、お客さんに関してもそれ以外もポジティブなお話で和ませてくださいます。馴染みのお顔にずいぶん癒されましたあ〜!

ドライバーさんとの協力体制はもちろんのこと、その他にも、ホテルやレストラン、観光地、そして何よりお客さん自身との良い連携プレーが成り立たないとなかなか上手くいきません。何はともあれ人間関係、ですね。。

いろいろあっても、ツアーの最後の日には、良い思い出ばかりであふれますし、過ぎてしまえば、笑い話です

そして、次はどんなお客さんがグループを構成するのだろう、と、お客さんのリストにドキドキしながら、次のツアーが楽しみで楽しみで、仕方がなくなるのです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする