そりまちまみのブログ

全国英語通訳案内士・反町真弓の日記です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

海を見にいばらぎ〜 2020夏

2020-09-03 | 旅行
お盆休み中ぽっかり開いた日に車で遠出、茨城県にやってきました。そういえば茨城県はこれまで鹿島神宮しか行ったことないかも。今回はさらに北上し、海と鳥居の写真を撮りに大洗海岸へ。
 
大洗磯前神社の御祭神は大己貴命と少彦名命。856年の創建です。社殿は戦乱の世16世紀中ばに消失し荒れ果てましたが、のちの江戸時代、水戸藩主徳川光圀公が1690年に再建発起、1730年に再興されたそうです。こちらは二の鳥居。1937年に今の姿になりました。

二の鳥居をくぐると、91段の石段。その上には三の鳥居があります。

随身門。江戸時代後期に建てられた門は彫刻がまた素晴らしい。さすが水戸の光圀公。阿吽の狛犬が陶器というのもすごい。

しかも!備前焼です!

拝殿脇から御本殿の方へ回ると、石垣の上にはたくさんの大黒様。参拝者からの寄進です。

ながめていたら、こちらもニコニコせざるを得なくなりました。

大黒様と恵比寿様。
拝殿でおまいり。
見ればなんとも豪華な色使いの彫刻。さすが、光圀公。日光の東照宮みたいです。1730年建立。

彫刻が素晴らしいので建物をぐるりとみてしまいます。

拝殿の奥には御本殿があり、こちらの装飾、色使いも、もう、ため息もの。美しい茅葺とそのカーブ。
御本殿には御神体である2つの石が納められているそうです。拝殿も御本殿も、茨城県の文化財に指定されています。

さて、それではいよいよ、階段を下りて、神磯へ。御祭神が降り立ったといわれる地です。大己貴命と少彦名命といえば、国造りの神様。医薬神でもあり「国造りを終え海の彼方へ去ったが、人々の難儀を救うため帰ってきた」とのお告げ。当時の平安時代は疫病が流行していたそうです。太平洋の上にスクッと立つ鳥居は1959年に御鎮座1100年を記念しての建立。岩も神聖なので上ってはいけません。昔は二の鳥居の下まで海があったとのこと。大変蒸し暑くじりじり焼けるような日ですが、海を見ているだけで気分的に心地いい気がします。
岩がごつごつしています。夕暮れ時はさぞかしキレイでしょうねー。

神磯の周辺は大洗海水浴場。今年はコロナで遊泳禁止とのことで、人もまばらでしたが、普段の海ならたいそうにぎわっているのかもしれません。二の鳥居に戻る道路から海を見下ろしてみました。


さて、家を出たのも遅かったので、もう1時半!お昼の時間。二の鳥居の周りには、新鮮な魚を扱う食堂がいっぱい。うーん、地魚の焼いたのなんか、いいなあ。牡蠣もいいなあ。しかし、パートナー氏は残念ながら海鮮NG
そこでしばらく洋食屋さんを探してさまようが、コロナもあってか、開いてるところ、空いてるところがみつからない。
。。。としばらくさまようと、一軒ありました!
電話をしたら、もう終わりかけの時間だったが、優しいオーナーさんが席を用意して待っていてくださいました。
そこは車で少し海岸沿いを走ったところの一軒家のイタリアン、古橋亭。内装もとてもおしゃれです。
よかった、よかった。

みゆこさんの冷製パスタはトマトとガーリックのソースに「そうめん」風で、なんともクセになるお味。本日のイチバンに決定!

ソリマチは自家製カレーにしてみましたよ、野菜たっぷり。ちなみにパートナー氏は定番ともいえる常盤牛のボロネーズ。

さまよったおかげで隠れ家的な素敵なレストランを見つけた!わーい。
 
その後、大洗磯前神社に戻って会社の商売繁盛のご祈願をしました。女性の神職さんでびっくりしましたが(大変申し訳ありません)とても丁寧にご祈祷をしていただきました。はじめはつい「???」と思ったものの、現代、女性の神職さんも「あり」なのですよね。。
 
帰りに霞ヶ浦。果てしなく広い。面積220km2。平均水深4m。琵琶湖の次に大きな湖です。ちなみに琵琶湖の面積は約667km2、平均水深は41.2m。ソリマチ以外の二人は撮影が趣味。今日はいい写真がたくさん撮れたようです。
 
高速道路は行きも帰りも空いていました、常磐道。
帰り、東京スカイツリーに差しかかったところでちょうど夕日が落ちていきました。明日もきっといい天気。
コロナでも、無理はせず、の範囲でたまには遠出です
 
 
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富士山と美味しいやまなし〜 2020夏

2020-09-01 | 旅行
8月。河口湖から、朝の富士山。多くの方がボート釣りをしていましたよ。

先日Facebookに投稿したのは同じ日の朝6時の富士山↓。快晴くっきり、はっきり。でも、7時半には雲があらわれ、3時間後の9時には↑の状態。 気温の上昇とともに、富士山は隠れてしまうのですね。

山梨市に向かっていました。今日は打ち合わせ2件、パートナー氏の通訳のお仕事があります。車を走らせ笛吹市通過中にふと見つけて立ち寄った「天神社」。周りは住宅地になっていますが、本殿はものすごくしっかりしていて古そう。シンプルな作りの本殿には、地元の方々の名前と御祈願内容が書かれた貼り紙が。御祭神は菅原道真公なので、赤ちゃんの命名や、お子さんの入学関係がたくさん見受けられました。ふむふむ、調べてみると、この神社は300年以上の歴史を持つ伝統的な祭り「石尊祭(せきそんさい)」で有名なのですね。「毎年8月23日夜、境内でふんどし姿の男たちが「懺悔、懺悔、六根清浄・・・」と唱え、水難・水防の厄災と五穀豊穣・無病息災を祈願し、堀に入り、互いに水を掛け合う『御垢離(おこり)とり』と称される神事を執り行う」とあります。元々は雨乞いのお祭りだそうですが、五穀豊穣や無病息災なども願うようになり、この水がかかると御利益があるのだそうで、びしょびしょになるのがありがたいことなのだそうです。
今年はコロナで中止だったかもしれないけれど、是非お祭りの日に来たいなあ。

巨大な御神木には無数のアリが両側通行で上がったり下りたり。とても忙しそうでした。これは上をくうーっと見上げたところ。

目的の山梨市に到着。時間があったのでもう一つ、こちらもたまたま通過した神社に立ち寄りました。差出磯大嶽山(さしでのいそだいたけさん)神社。岩山にあるこの神社、この先に富士山が見えるのだそうですが、10時半にはこの調子。雲に隠れてどこにあるかもわかりません。下にある笛吹川からみると、海辺の磯のように見えたことから「差出の磯」というそうです。山梨県には海がないのでここの風景を海辺に見立てたのでしょうね。それにしても素晴らしい展望。

さっそくお参りします。疫病退散とは、このコロナ禍にちょうどいい。主神祭は大山祗神、木花咲耶姫命の親神で、運や縁を開く開運の神。また、酒造の神でもあると!また、金運、商売、交通の金毘羅神や、大国主命・小彦名命も御祭神です。お祭りは4月29日で「花まつり」だそうです。それも、来てみたい。

ちなみに川側から上ってくるのにはこんな階段。10時半ともなると早朝の空気はどこへやら。太陽かんかん、めちゃくちゃじりじり暑くてつらいです。

境内には稲荷神社もありました。こちらの階段は新しめ。たったか上ります。

下を流れるは笛吹川。何度見ても絶景かな。

さてさて用事が済んで、今日はマールさんにランチに来ました。お店の裏側は葡萄畑などが広がって、奥には山々がそびえているし、とてものどかでミドリで癒されます。こんなところにしばらく居たら、世界観がかわるかもなあ🏔。
ソリマチ宅から見る朝日と東京湾とたくさんの船も、もちろん捨てがたいけれど🌊。
車で来ているのでノンアルコール。青森産の林檎で作ったというスパークリングジュースはなぜかシャンパングラスに💧

アミューズ左のクスクスのベッドに帆立のグリル、新しいクスクスの食べ方を発見した気分。家でもやってみよう。
スープはとうもろこしで優しいお味。

前菜はタコのスライスのさっぱりサラダにビシソワーズ。

お肉を選ぶと鴨と地元鶏のローストなんですが、お肉があまり得意でないソリマチはおちゃかな🐟にしてもらいました。鯛の皮がパリッパリで美味。付け合わせは野菜のフリットでした。奥にはウニとホタテのムースがありましたが、実はソリマチ、ウニが苦手。。。。💧
(ごめんなちゃい)

デザートは、フルーツのグラタンとソルベ。上に乗っているのは自家製イチゴを凍らせたものだそうです。絶妙なお味のハーモニー!本当はソルベの代わりにココナツアイスだそうです。ソリマチはソルベを選択したのですが、ココナツアイスの方がもっと良いハーモニーかも知れません。

美味しいものをゆっくりいただいたら、夕方からのミーティングのため即おかえり🚗。中央道はいつも事故渋滞で30分遅れ。ミーティングのあとは地元の焼き鳥屋さんでミーティングの延長ご飯。日本酒のセレクションがピカイチのお店で本日のイチバンはこちらでしたー。福島、大木代吉本店、「楽器正宗」純米吟醸なり〜。お昼がリンゴジュースだっただけになおさら旨かった👍

コロナにマケズ、おいしい夏、満喫🍽
 
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