三渓園でもネコはいつもマイペースだわ。うめチャンなんていきなりこれだもの。
藤棚あたりにいるこれがうめチャン。
"Call me Blackie・・"
三渓園入り口の小島屋さんのワン子。この子は「ちい散歩」にでていた。サラは100%びびりの目。
藤棚あたりにいるこれがうめチャン。
"Call me Blackie・・"
三渓園入り口の小島屋さんのワン子。この子は「ちい散歩」にでていた。サラは100%びびりの目。
私の帽子コレクションの中の時代の古いものから順番にお話していくことにしましょう。帽子コレクションといってもコレクターのための特別なオークションなどで手に入れたものは一つもなくてお財布の都合で普通に買ったものばかりなのですがそれでも1850年代のボンネットを手に入れる事ができたのです。アメリカの帽子産業がはじまったのは19世紀に入ってからなので1850年代のこのボンネットはまだヨーロッパからの輸入品だったのかもしれませんね。ここまでで「帽子」と「ボンネット」という言葉がでてきましたね。大雑把にいうとリボンとかひもをあごの下でむすんで頭に被るものがボンネット。19世紀は女性のファッションにおいて帽子の陰はうすくボンネットの時代だったと言えるでしょう。あのマリーアントワネットの様な盛り上げたヘアスタイルをくずれないように保護する目的で18世紀の中頃にカラッシュボンネットが出現したのですがそれが1世紀以上進化し続けていったのでしょうか。
上のイラストは19世紀後半のケイト・グリーンウェイさんの「ナーサリーライムクラシック」からのものですが左は多分コットン製の普段使い、右は子供ながらのおでかけ用ボンネット。
(左)短いブリムの内側には顔の輪郭に沿うようにシルクのレースと小花のトリミング。(右)襟足を覆うように付いている布地はずばり「カーテン」とよばれています。ボンネットの素材はホースヘアと天然のストローでできた細いブレード。今はこんな手の込んだブレードはもう作れない。
上のイラストはColin McDowell著「HATS Status,Style and Glamour」から。モディスト(帽子を作る人)がボンネットのトリミングをしているところー1840年頃 48ページから
帽子を作る人も優雅に見えること!このヘアスタイルにはこのボンネットがピッタリ。
普通ボンネットときたら赤ちゃん帽か「大草原の小さな家」かゴスロリくらいしか思い浮かばないけれどちょっと面白い事の発見でした。おしまい。
上のイラストは19世紀後半のケイト・グリーンウェイさんの「ナーサリーライムクラシック」からのものですが左は多分コットン製の普段使い、右は子供ながらのおでかけ用ボンネット。
(左)短いブリムの内側には顔の輪郭に沿うようにシルクのレースと小花のトリミング。(右)襟足を覆うように付いている布地はずばり「カーテン」とよばれています。ボンネットの素材はホースヘアと天然のストローでできた細いブレード。今はこんな手の込んだブレードはもう作れない。
上のイラストはColin McDowell著「HATS Status,Style and Glamour」から。モディスト(帽子を作る人)がボンネットのトリミングをしているところー1840年頃 48ページから
帽子を作る人も優雅に見えること!このヘアスタイルにはこのボンネットがピッタリ。
普通ボンネットときたら赤ちゃん帽か「大草原の小さな家」かゴスロリくらいしか思い浮かばないけれどちょっと面白い事の発見でした。おしまい。