McCoy's Country Store ■ blog

横浜本牧の小さな小さなアメリカン・アンティーク雑貨屋ののんきな日々・・

*McCoy's Country Store**

window display on December 26, 2024

● 春が待遠しいガーデンフラッグ

2013-12-31 15:48:59 | ● ガーデンフラッグ


ありがたい事に本牧神社の真っ正面に当店は位置している。でもお店の正面の壁はかがみで埋め尽くされているのでありがたさも跳ね返ってしまっているみたい。ま、とにかく今年の締めくくりというか新年の初仕事はここにお参り行く事なのだ。寒い中ですするふるまい酒がおいしいのでございますよ。





これがすめば後は半冬眠状態になって春が来るのをジッと待つばかり。
カエルが起きだすと春がなんとかいうけれどアメリカでもカエルが冬眠から目覚めるのは同じ。花柄ベストが楽しげなカエルさんのWELCOME SPRINGのガーデンフラッグ、早く飾れる様になると良いな。






ちょっと気が早いけれど4月のイースター用のフラッグ。なんだかんだ言ってももうすぐよ。





春の楽しみの一つがガーデニングでしょう。来年の春のお庭の準備にはぜひガーデンフラッグを!!
来年もYOROSHIKO!!







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● アルファルファ

2013-12-30 15:04:58 | ● ブログ


お天気も良い事だし、三渓園の「トウミョウジ」(旧燈明寺あたりに住んでいるノラ)に今年最後の挨拶しようと行ってみたら三渓園はお正月までお休みだった。そうなんだ、この暮れの押し迫った時にのんびり公園でお散歩なんかしちゃいけないんだ。でもわたしゃ坊さんでないので12月だからって走らないから。





まあちょっとこの写真でも見て一服しましょうか。といってもピンとくるのはある年代以上の人でしょうけど。左からいたずらっ子のスパンキー、そばかすのアルファルファ、バックウィート、ダーラ。あと目の周りに輪っかが描いてあるピートという犬もいた。ほら、ちょっと思い出してきましたか?







ノスタルジックね。グリーンの折り畳み式カメラは1930年代のコダック製。カメラは黒が一般的だけど、女性にも使ってもらおうとグリーンとかブルーのカメラを作ったとか。
ちょこっと一息抜いていただけましたか。そうだ、大晦日用のワインとそば焼酎を買っとかないと。急げ!








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● 登場!

2013-12-29 14:42:43 | ● ブログ


この福々しいオスガタ!これが幸運のシンボルでなくて何であろうか。これはヨーロッパの1910年の新年のポストカード。





これはアメリカの年賀状なので、アメリカでも新年ブーちゃん信仰が広まっていたのがわかる。中央ヨーロッパの方でブーが新年に幸運を運ぶものとされていたのがアメリカにまで伝わって行ったのね。日本は養豚が一般的じゃなかったから新年ブーちゃん信仰が広まらなかったのでしょう。






このドイツの年賀状は珍しく子豚ちゃん達ね。ブーは本当にかわいくて大好きだけど、例えばあの「BABE」を見た後なんか「脳みそと胃袋は別だわさ。」とつい口に出して言ってしまう私なのだ。


*一番上の写真は「THE UBIQUITOUS PIG」から*








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● シルエット

2013-12-28 14:39:06 | ● お店情報


「あらっ、サラ店長の食事風景?」じゃなくてれっきとしたブー。直径15センチ程の小皿にプリントされたシルエットがとてもチャーミングなんだけど、シルエット物を見てノスタルジックになるのは私だけじゃないでしょう。






結構何気なく「シルエット」という言葉を普段使っているでしょう?ところがこれが聞いてビックリな物語があったらしいのだ。1760年代のフランス。悪代官が農民に重税を課していたと思って下さい。その悪代官(名前はシルエット)は当時はやりの切り紙に夢中だ。上流階級では当時流行のファッションやカツラなんかを黒い紙で切って遊ぶというのが流行っていたのね。





生活が苦しくて面白くない農民はついに爆発して悪代官への抗議が始まった。「あっしら貧乏人は色の付いた服を着る事もできないだで。あの悪代官の切り紙みたいに黒い服しか着れないんだ。あっしらはシルエットだ~!」っていう黒い服の農民達の声はフランス中に広がったというお話。





左の額は黒い紙を切り取ったものが入っているのではなくてガラスに直接黒くペイントされている。右はメルヘンチックなポストカードです。







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● ボッシュの帽子

2013-12-27 15:08:11 | ● ブログ


歳末でいそがしい時、「ボッシュがどうした?帽子が何なの?」というのは先刻承知。でもこのひっそりしたアンティーク屋にいるとついついこんな話もしたくなるのだ。
さて、ボッシュというのは中世のネーデルランドの画家だった。へんてこりんな生き物がたくさん描かれたちょっと不気味な作品を一度は見ているでしょう。ボッシュの画集から、当時の帽子事情がどんなだったのかちょっと垣間みてみよう。






一番上のブルーの帽子はとても中世的だけどこれは現代でも通用するではないか!ブリムの後ろがクルッとめくれているので狩猟用帽子でしょう。釣りの浮きみたいな飾りが面白いけれど何かに使われていた物なのでしょうね。





当時の帽子は今の時代の服にはとても被れないデザインだったとは言え、農作業など実用の帽子は今のと変わらなかったのでしょう。こんなのを見るとホッとする。





ボッシュの絵の中に日本の鷹匠と尼さん!!? 当時は日本で室町時代後期。まだ鉄砲もヨーロッパから伝来してないし何にも接点が無いと思うけど。歴史の学者さんに調べてもらいたいな。。。





女性に流行っていたヘニンという尖り帽子の犬用バージョン。





ヒロニムス・ボッシュさん。当時のアーティストはこんな変形べレーを被っていた?
ここまで読んでくれた人がいたならば。。「ありがとう!来年も良い事があるでしょう!」







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