● ウィンドウディスプレイ ７月２８日 ２０１０年

川でボート遊びをしたつもり。岸辺にそよぐ葦とオール。（葦がないのでミョウガの葉でがまんして）ペリカンもとんできましたよ。



（左）アメジストの色が涼しげなトニックの瓶とシュガーボール（右）パープルのガラスと黒いエナメルの取り合わせが美しいブレスレット。


（左）GOOSE NECK（ガチョウの首）と言われる卓上ランプ。（右）１９世紀にアメリカで活躍したオードバン(AUDUBON）のペンギンの絵のガーデンフラッグ。

● 帽子の話 Vol.5 スポーツと女性

この帽子、日本語ではカンカン帽、英語ではボーター(BOATER)とよばれています。その名の通りもとは水兵とかボートをこぐ人の帽子だったそうです。１９世紀末には学生たちに好まれ、女性でもスポーツをする時に被られるようになりました。麦わらでできていてクラウンが筒型で平なのが特徴。固くプレスされていてさらにニスなどが塗られているので水気に強くなっています。指ではじくと固いのでカンカン音がするのでカンカン帽。（ほんとの話）


明治時代の日本女性には考えられなかった楽しそうな事を欧米の女性はすでにやっていたようですね。


(左）ボーターハットの強度を増したりつやを出すために塗る"COLORITE"（右）時代とともにクラウンが大きくなっていくけれどこの頃はまだクラウンが小さかった。

● 本牧のパワースポット

マッコイズカントリーストアは本牧神社の真向かいにあります。本当に真向かいなので神社からここまで一直線にカメハメハみたいな光が出ているのじゃないかと思えてしまう時があります。そうでなければとてもじゃないけど２年もここで商売をやっていけるとは思えないのです。ナニをもってパワースポットかよくわかりませんが私にはパワースポットなのです。


（左）ちんまりとした熊野速玉神社は「縁結び」（右）看板犬サラの友だち。どこにいるのか探してみてね。

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bye bye...

● メイドインカリフォルニア

カリフォルニアでもやっぱり夏は暑かった。でもヤシの葉にそよぐ乾いた風に吹かれながらのビールはなかなかのものでしたよ。これはコーヒーカップですけれどヤシの葉が描かれていていかにもメイドインカリフォルニア。レストラン用の食器で有名だったWALLACEの１９４０年代のものです。


日本でも全国各地に特色のある焼き物があるようにアメリカでもかつては土地によって特色のある焼き物が作られていたそうです。カリフォルニアではと言ってもロスアンジェルス近郊でも焼き物が盛んな時期があったのですね。まとめてカリフォルニアポタリーと呼ばれています。メキシコがすぐ隣なのでスペイン風のタイルは１９２０年代に盛んに作られてしだいにディナーウェアも作られるようになってゆきます。右の写真の様なかわいらしい置物もギフト用にアメリカ国内で人気があったのに戦後日本などからの質のよい安価なものにとってかわられてしまっていまはほとんどなくなってしまいました。

● Maggie McCoy (マギー・マッコイ)

いかにもMADE IN USAらしいこの子の名前がマギー・マッコイ。
遠出してアンティークショーとかアンティークモールに行く時はお伴に連れて行ったものです。その頃はこの子にちなんだ名前のお店を日本で本当にオープンするとは思いもしなかった。


左はサンディエゴのデルマーという町のアンティークショー「カレンダー」に行った時のもの。今年は１１月に開催されます。右はポモナという町で。小さな通り全部がアンティークショップというすごい所です。


ロングビーチアンティークマーケットで月一回出店してた時の写真です。