アメリカンアンティークを商っているだけに店においてある人形といえばキューピーさんか、戦後アメリカで流行った木製のポーランド人形など。そんなおもちゃのおにんぎょさんではなく、今日見て来たのは四谷シモンさんの芸術作品としてのシモンドール。人気投票で一位になっていたのは高さが2メートルはありそうな天使の形をした人形。というか天使そのもの。臓器を見せた人形や娼婦の人形もいたけれど、どの人形にも神的な魂が見えていて、その集大成としての天使が一番みんなの心を捉えていたという事なのでしょうかね。
15年くらい前、週末のアンティークショップ廻りを始めたころサンディエゴ方面の田舎町のアンティークモールで見かけた不思議な顔をした小さな人形に衝撃をうけて、後日記憶をたどりながら作ったのがこの子。四谷シモンさんがハンス・ベルメールに衝撃をうけて球体関節人形を始めたのとは大違い。
いつも行っていたアンティークショップにはシャーリーテンプルのお人形さんもドイツのビスクドールも居たはずだけどどうしたわけだか興味がもてなかったのね。初めて興味をもった人形がこんなような子だったの。プリミティブともいえるこんな形のおにんぎょさんはきっと魂が入ったヒトガタと呼んだ方がよいのでしょう。
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ミスマッチだからこその面白さを感じた夜でした。まさかこの戸の向こうではジャズコンサートが開かれていようとは普通は思わないでしょ。さあ行ってみましょう。
場所は横浜本牧の隣花苑。室町時代というから築600年あまりは経っている古民家を、横浜の名庭「三渓園」を創設した原三渓氏が伊豆から移築して邸宅としていた建築物。原三渓氏の孫が1963年に日本料理屋として創業、「ミシュランガイド2013」で一つ星を獲得したという地元民自慢の名店なのです。昨晩は横浜を中心に活躍するサックス奏者のTOMOKOさんをメインとしたジャズコンサートでした。ステージとなったのはかまども備え付いている土間、観客席は囲炉裏付きのお座敷というシュールな世界。12月20日にはジャズピアノのコンサートが予定されていますよ。
原三渓氏は実業家、茶人という肩書きの他に製糸家でもあり、先日世界遺産に決まった富岡製糸所を1902年から1937年まで経営していたのでこの期間は原富岡製糸所と呼ばれていたそうです。富岡方面の方、ぜひ本牧へもお越し下さいね。
*今夜Eテレで11時からの「美の壺 麦わら帽子」にちょこっと出演しますのでお時間のある方、よろしかったらご覧になって下さいね。テッペンのない帽子の説明する人です。緊張してしまって変だけど。。*
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よく考えて見ると読んだことがない本なのに、読んだような気になっている本というものがあるものだ。とくに有名な作家の古典的は小説などにありがちだと思うけれど、私の場合は宮沢賢治の「注文の多い料理店」がその一つだ。
BOOK OFFでたまたま見つけたのは1924年に自費出版同様に出版されてほとんどが売れ残ったという「注文の多い料理店」の復刻版。旧仮名遣いも珍しく、素朴なイラストに惹かれて購入してみてビックリ。「アレー。こういう話だったのね。」人間のコックさんなんて出て来なかったのね。
『注文の多い料理店」に収録されている他のお話にはオオカミや山猫が登場するのでまるで森の住人になった気分。宮沢賢治に敬意を評してここで飲むのはやっぱり「銀河高原ビール」でしょ。ホーローのカップでね。
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例えば古びた木製の脚立は植木鉢を置く台にするとか、折り畳み式の木製のアイロン台をテーブル代わりにするなど、本来の目的とは違うけれど今の生活に合った使い方を自分なりに探してみるというのはアンティーク、いいえ、古道具マニアの一つの楽しみ方でしょう。
この牛さんとかバンビ、赤ちゃんの靴などはプランターと呼ばれているものですが、飾るだけでなくこれをどういう風に使って楽しみましょうか?
トマトを育てるプランターとは随分と違うでしょ。その名前の通り植物を育てることもできるけれどインテリアの飾りと言えるでしょう。アメリカでは1920年代から1950年代までにたくさん作られていました。赤ちゃんのお誕生のお祝いには中にキャンディーや小物を入れてプレゼントしたそうですよ。動物の形のものが多く当時の物が今でもかなりの量出回っているのでいつの間にか増えてしまいました。
鉛筆立てでも良いけれど、私にはいつも使うピンクッションでしょう。1940年代のフィードサック用の柔らかいコットン地でミニのキルティングにした生地にワタをいれてピンクッションにしてみました。これで棚の奥に隠れていたバンビもまた日の目が見られたわね。
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スイスイと飛んで行くツバメを見ると、あまりのかっこよさについ立ち止まってしまう。新緑が似合う渡り鳥だ。一方カナリアみたいに鳥かごが似合う子もいる。今日はいい具合にサビサビになった鳥かごをディスプレイに使ってみました。どんな子が飼われていたのでしょう。
中に入れたのはフクロウの形のソルト&ペッパー。
アメリカのクラフトショーで手に入れたカントリースタイルの鳥の巣箱。とてもアメリカンなのでバードハウスと言った方がふさわしい。被せてあるのは不思議なワイヤーのバスケット。
カントリースタイルのワイヤーバスケットの定番とも言えるニワトリ型バスケット。下の敷物は古い家畜の飼料入れ袋を使ったのでカントリーの雰囲気たっぷり。このディスプレイのどこかにブーが隠れていますよ。
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*ブー型まな板が鳥かごの後ろにかくれてる*
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